旅立ちの時2024(その1 上松技術専門校)

大屋誠

2024年03月16日 08:49

 14日、町内の学校の修了・卒業式シーズンが今年も幕を開けました。
 そのトップを切って14日に上松技術専門校の修了式が行われました。昨年春に全国各地から木工の世界を目指そうと当町の上松技術専門校にお越し頂き一年間の技術習得に励みました。
 今年の修了生は23人と近年では少なかったとのことですが、これも新型コロナが影響しているものと思います。
 また全国に旅立つ皆さんですが、修了生の中には上松町の地域おこし協力隊として残っていただける方もいます。公共施設を生かす取り組みなど木工とは分野は違ったものですが、縁あって来られた方が地域で活躍していただけるのは嬉しい限りです。全力でサポートしていきたいと思います。
 私は来賓の挨拶で「これから全国に旅立って行くが、ここで学んだ木工の素晴らしさを伝える“伝道師”となって欲しい」、「上松を故郷と思っていつでも戻って来て欲しい」とエールを贈りました。
△式典


 年齢も違い、社会経験も違う皆さんです。式に臨む服装も訓練で使った服で臨む人、写真のように紋付袴で臨む人、スーツで臨む人など様々で、訓練校らしい修了式でした。
△小林校長先生式辞


△修了生代表古川さん謝辞


 匠の卵として更に研鑽を積んで将来“名工”と呼ばれる職人になって欲しいと願う修了式でした。

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