地域おこし協力隊卒隊

大屋誠

2024年05月21日 08:43

 地域おこし協力隊として主に公民館活動をして頂いたF隊員が今月末をもって卒対するため3年間を振り返って報告会を行いました。
△報告会の様子です。


 Fさんは当町出身ですが、東京でマスコミ関係で働いていてUターンして地域おこし協力隊に応募して頂きました。町としても培った宣伝広報等に活躍を期待した活動をして頂けるものと採用を決定しました。
 この3年間のうち2年は新型コロナで、公民館活動という人を集めての活動が思ったように充分出来なかったのかと思いましたが、子どもたちを対象とした“エゴマ栽培”、デイキャンプ、防災キャンプなどを行った“森の寺子屋”事業、寺子屋食堂、身体障がい者、ハンセン病、LGBTなどの人権教育など幅広い活動に携わって頂きました。
 特筆すべきは大人向けの講座として『お酒の楽しみ方』など今までに無かったことにチャレンジしていただくとともに、公民館報「ひやま」も内容も一新するような出来栄えで、さすがは元マスコミ宣伝担当者らしい活躍を見せてくれました。
△F隊員の発表


 また電動自転車を事業収入で7台購入して町の各所を訪れる「町歩きツアー」も企画してくれ、参加者からは好評であったとの事でした。
 公民館という住民の近いところで活躍して頂いたのは、他の隊員にもいい意味で刺激になったかもしれません。
 これからも上松町に引き続き住んで活躍していただける事ですので、ご健康で更なる飛躍を祈念いたします。