町の発掘文化財

大屋誠

2024年05月21日 09:29

 20日夜に会議があり公民館に行きました。玄関を直ぐに入って左側の展示室に町内で発掘された縄文式土器やヤジリなどが展示されているのを見つけて入ってみました。
 上松町内でも吉野地籍、宮前地籍など多くの遺跡があり、そこからは縄文式土器、ヤジリなどが出土しています。縄文時代にもこの上松に人が住んでいて狩猟生活をしていたと思うと心が躍る気がします。
△町内で発掘された縄文遺跡の数々




 また、日本最古のクリといわれるものが出土したという画期的なものもありますが、実物は今回展示されていませんが、それを紹介するポスターがありました。
△日本最古のクリ紹介


 今ではクリは珍しいものではありませんが、気候変動によって北上してきたのかは確かではありませんが、発見された中では日本最古だと云います。ヤジリを使った狩猟生活に合わせてクリなどの木の実も食していたかもしれません。
 縄文から稲作の始まる弥生の間についてはまだまだ未知のものがあるとの事ですが、この上松にそうした文化が昔からあったということは何か誇らしい気がします。
 これらの土器等は普段は公民館の地階に収蔵されています。ご覧になりたい方は公民館にお問い合わせいただきお早めにご覧ください。


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