秋祭りの風景(諏訪神社例祭 1)

大屋誠

2024年09月16日 08:22

 6日午前8時から諏訪神社例祭の神還しの儀が行われ参列させて頂きました。
 拝殿には上若連の他、日頃から町の安全・安心を担って頂いている警察交番、交通安全協会、消防団の皆さんなど100名を超える皆さんが一同に会しての儀式です。
△咳払い一つもない祭事が始まります。


 神還しは諏訪神社の大神の使いとして各戸を回るお神楽、獅子を始め、笛、太鼓までお祓いをして分身的な役割を果たすために行われます。
△出番を待つ獅子、近くで見ると、いかつい獅子も可愛い?




△神事の舞として“浦安の舞”が奉納されます。


 神還しの後、神社神殿に向かって十二当が奉納されます。
△十二当


 この後、神社下にある徳原宮司さんの威徳をしのぶ顕彰碑でも同じ様に奉納され、場所を上町の玉林院のお寺さんを一番最初に各戸を回る悪魔祓い(あくまぱっらい)が始まります。
 一番最初にお寺さんというのは、戦国時代に木曽を治めていた木曽氏に由来するもので、お寺を開祖した玉林和尚、上松の地名である“上松蔵人(あげまつくらんど)など歴史から来ていると思います。
 上松という地名の場所があったから、上松蔵人と名乗ったのだと思いますが、もっと遡れば地名が付いた当時は松が多かったからなど諸説あるようです。
 お祭りはまさに歴史とともに地域に根付いていると感じます。
 各戸を回る悪魔祓いは次のブログで紹介します。前後しているかもしれませんが。

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