3日連続のサミット開催(その2 第二回全国森林鉄道サミット)
10月5日から6日にかけて第二回全国森林鉄道サミットが当町と王滝村を会場に行われました。
このサミットは、昨年第一回を四国高知県馬路村で開催されました。森林鉄道をこよなく愛している同好の皆さんが全国から集まって開催するものです。
今回は、(一社)おんたけ観光局が主催して森林鉄道サミット・林鉄フェス2024として実行委員会を立ち上げての開催となりました。
会場には約130人以上の方が集合し、全国森林鉄道保存活用団体連絡協議会の矢部三雄事務局長さんから『木曽の御料林と森林鉄道』と称して木曽の林業の歴史に合わせて森林鉄道との関わりについて基調講演を頂きました。
矢部さんは元林野庁で東北森林管理局長を勤められておりましたので、森林鉄道の起源など私も初めて聞くことが多く学ばさせて頂きました。
△矢部事務局長さんの基調講演
△会場には多くの林鉄ファンが集まりました。
基調講演後パネルディスカッションがあり、現在の保存状況と活用について意見発表がありました。
ひのきの里文化センターの別会場にはミニチュアの林鉄が走っており、子どもだけでなく大人の方も楽しんでいました。
△木曽モジュール倶楽部の皆さん
何から何まで実際にあったものを縮尺しているそうです。中にはループ橋もあり、聞いてみたところ木祖村に実際にあったとのことです。
△木材だけでこの様なループ橋を造るとは凄い技術ですね。
△懐かしい風景だと思ったら、上松運輸営林署の事務所でした。
△興味深くお子さんも見ていました。
来年は兵庫県で行われますが、その引継ぎには林鉄で使われていたタブレットを渡しました。
△タブレット引き渡し
小さな林鉄が紡ぐサミットでしたが、手作りで少しずつ進めている団体もあり、ホッとな感じの温かいサミットでした。