冬をもたらす台風?
台風21号が列島に深い傷跡を残して去りました。当初、戦後、最も犠牲者を出した伊勢湾台風に似たコースで勢力も劣らないという報道であったので相当の警戒をしましたが、木曽地方は降雨がそれほどではなかったため、被害は風による倒木程度でした。
しかしながら、豪雨に見舞われた全国の他地域では土砂崩れなどで犠牲となられた方、家や田畑や収穫期を迎えた果実などに被害を受けられた方がおられます。心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、お見舞いを申し上げます。
今回の台風の天気図を見ると、秋雨前線が伊勢湾台風の時と比べると東寄りにあったため、木曽地域には豪雨 による被害は無かったのではと、俄予報士の私は勝手に考えていますが、いつ当地域に起こってもおかしくない状況ではあります。
最近の天候は異常、と言われて久しい訳ですが、目を北に転ずると北海道は台風の影響で真冬並みの降雪とのこと。台風のエネルギーは暖かい海水温で蓄えるのですが、引き寄せられるように冬将軍が来てしまって日本に上でぶつかったということでしょうか?
何れにしてもこうした天気は記憶が無い。今朝、電車の中から御嶽山を見ると雪化粧をまとっていました。そういえば、つい先日まで夜中に徘徊していたうちの猫が全くというほど外出しなくなりました。季節を感じているのでしょうか?
それにしても、南の海上では熱帯低気圧が、また発生し今日にも台風になるとの事です。この時期は"後追い台風"になりやすいという事なので再び警戒が必要となるのでしょうか?注意しながらみていく必要があります。
本格的な紅葉前でしたので、まだ木曽の美しい紅葉は残っていてホッとしました。旅行を予定されている方は、是非早めに木曽の秋を楽しみにお越しいただけれと思います。
(台風が過ぎ去った後に残された路傍の落ち葉)
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