御嶽海初優勝から一夜明けて
大相撲名古屋場所が昨日終わりました。地元出身の御嶽海関が13勝2敗の成績で初優勝したのは既にご承知のとおりです。出身地の一人の住民として本当に嬉しい限りです。
いつかはこの日が来るであろうと思っていましたが、地元と云って良い名古屋で決めてくれた事は木曽や長野県の大相撲ファンにとって嬉しさも更に増したと思います。
来場所は大関への期待が高まりますが、テレビやマスコミ等への対応など本当に疲れるものと思います。マスコミの方から「地元として何か表彰の様なものを考えてますか?」と云う質問を頂いた。長野県出身力士としても初めての優勝であり、どの様なものかは別にして当然それに値する立派なものであることは疑いようがないと考えます。
マスコミの皆さんには、町民の皆さんとも相談しながらと応えましたが、本人が帰郷するタイミングが一番良いと考えると夏巡業がすぐに始まるので直ぐにとはいかないようです。
昨夜、前の出羽海親方の鷲羽山さんにお会いして話をお聞きしたところ、「優勝してその後、盛り上がって色々な所から声がかかって潰れてしまった相撲取りを何人も見て来た。今必要なのは次に向けての準備」と云われていました。次の場所は大関取りの大きなチャンスであるので、まさにそのとおりだと思いました。
私は、御嶽海関には美しくも強く、そして土俵際で勝負がついた後に相手をかばうことが出来る優しい心を持つ関取として、若手力士が目標とする存在になって欲しいと思います。土俵へ上がっての塵(チリ)の切り方、懸賞の受取り方の謙虚さなど彼は地位に関係なく見ている人の心に響くものがあります。
来場所もきっと元気に活躍する姿を見せてくれると確信しています。
△櫓が激闘の15日間に別れを告げてました。
△賜杯授与
△相撲を愛する各国からそれぞれお国柄の特徴のあるトロフィーが贈られます。テレビでは映らないものがあります。
△打ち上げ会場で出会った小城虎君(隣は小島元後援会長)、場所デビューした15歳で出羽海部屋期待の新人です。何と彼は相撲経験無し、これと言ったスポーツ経験無しということを聞きました。身体はこれから大きくなって行くとの先輩力士が断言してました。可愛い笑顔が印象的でした。
おまけの話)
私は名古屋場所が始まる前に13勝2敗という予想し、職員に話してましたがその通りになるとは。
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