7月のオクトーバーフェスト
大相撲の御嶽海関のこの7月名古屋場所は9勝6敗という成績で21日に幕を閉じました。
昨年の優勝があっただけにご当地場所としての連続優勝に本人も期していたものがあったと思いますし、周囲もそうした期待があっただけに勝ち越したものの少し心残りがあった場所となったのではないでしょうか。
21日、次への場所に期待を込めて激励に行きました。
△千秋楽に志摩の海関を押出しで破り、勝ち越しに一つ勝ち星を上乗せしたものの少し悔しい感じの御嶽海関挨拶です。
また、場所前に体調を崩した出羽海親方も元気な姿を見せてくれ、ホッとしました。
その激励の前に名古屋のメイン通りの久屋大通りでオクトーバーフェストが開催されているという事で見に行くことにしました。例年の名古屋ですと尋常でない蒸し暑さを感じますが、この日は少しだけ蒸し暑さを感じる程度で時折、風が少し心地よく吹いていました。
オクトーバーとは英語で10月の事ですが、ドイツのミュンヘンで9月の終わりから10月の時期にビール祭りを“オクトーバーフェスト"と称して世界的規模のイベントを行っています。名古屋では毎年この時期に行われるイベントとなっている様です。
私も10年以上前になりますが、ドイツに行った時にその会場を視察した事があります。地下鉄で会場に着いた時に初めて目に入った光景は6〜7人くらいの警察官がマシンガンを手に一人の男性をうつ伏せにさせて構えていました。現地を案内していただいた方に聞くと、「オクトーバーフェストにはヨーロッパ中のスリがここに集まる」との事、「パスポートなどスラれない様に注意して下さいね」と言われた私はずっとポケットの中に手を入れていた事を思い出しました。
実際、会場の中を歩いているとそれらしき人が、時代劇で見たシーンの様に酔っ払った様に次々と当たってる人がいました。案内してくれた彼が小声で「彼はスリだから気を付けて」と言ってくれました。
そんな事を思い出し、ビールを楽しんでいる名古屋の風景を見て同じオクトーバーフェストでも日本の治安は良いのだなと我が国の良さを改めて知ることが出来ました。
△各ブースにはドイツなどヨーロッパの地ビールがありました。修道院で伝えられて来た黒ビールというものが有りましたので撮らせて頂きました。
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