穏やかな正月三ヶ日
年が明けて既に三日が経ちましたが皆様お健やかにお過ごしのことと拝察いたします。私もこんなにオフの時間があると何か困り、ウオーキングに出かけたりしています。
いつもに比べ車の往来も少なく、静かな町の中を歩いて行くといろいろな情景が目に写り込んできます。
今日は、昨日とうって変わって寒い風が頬をかすめて行きますが、最近の冬で感じることは耳が痛いという感覚をあまり感じなくなって来たような気がします。
私の家の田んぼに、通称「包丁田んぼ」という所があります。今は駐車場となったその横をウオーキングで通ると、そういえば、この時期は自然の田んぼリンクで皆んなで遊んだものと思い返しました。きっと、今、田んぼとして残っていても氷も張ることはないのかなという感慨に浸りながら歩いていき昔を懐かしみます。
下が見える程の薄い氷の上を足をきつく縛った下駄スケートで氷がしなるギリギリを滑る事のスリルと快感、そして陽が昇り温度が高くなり、遂に氷が割れて泥田に落ち込み、泥だらけで凍った服のまま鼻水をすすりながら家に帰るという毎日の繰り返しでした。
そんな事は今は昔ですが、同級会になるとそんなつまらない話に花が咲きます。そんなつまらない話は故郷に繋がっているんだと思います。
今の子どもたちにもそんなつまらない話ってあるのかなと思います。それは自然の中で体験した事と思いますが如何でしょうか?
年末に恩師の訃報に接して昔のことを思い出しました。
△ウオーキング中、木曽八景の一つ“風越の青嵐”の風越山に白い雲がかかっていました。今日は少しだけ風が強く肌寒くなってきました。
△日本人はありとあらゆる所、身近な所に神様を感じていたんでしょうね。ウオーキング中の路傍にしめ縄の張られた碑(いしぶみ)がありました。
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