麒麟が来る
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」が先週日曜いよいよというか“桶狭間の戦“を迎えました。今から遡ることちょうど460年前、永禄3年(1560年6月12日)に約2万5千人ともいわれる今川義元勢に約3千人の織田信長勢が打ち破ったという戦国時代においても特筆すべき戦です。
私が歴史物が好きになった一つの大きなきっかけともなった戦です。少人数の兵が多数の兵を破るということは全くあり得ない話ではないでしょうが、相当に難しいことです。
最初に読んだ図書館の本では織田信長は清洲城を一騎掛けで出て行って途中、熱田神社で後を追って来た家来と合流したというような記述があったと思いますが、今回描かれたドラマでは違っていました。まあ、急襲したという印象を付けたかったのかもしれません。「講釈師、見てきたような嘘をつき」という事も云われますので、事実は分からないものです。
しかしながら、この“桶狭間の戦い”については天下に織田信長の名を知らしめた有名な戦いであるにも関わらず、実際の戦の場所については二つの説があります。
一つは現在の愛知県豊明市と二つ目は名古屋市緑区だそうで、両市の間でもう一つの熱い戦さが起きているようです。私の結論では豊明市だと思います、というよりもそうあって欲しい。史学的な見地からでなく大変申し訳ありませんが。
何故かというと、姉妹都市だから身びいきで当然肩を持ってしまいます。緑区の皆さんには怒られるかもしれません。すみません。豊明の方がその戦さを記念して公民館活動で作った段ボール製の甲冑を贈っていただいています。
△町長室にある甲冑です。私のサイズに合わせてあるので、普通より大きい?です。祈りを込めて御嶽海と一緒に撮影しました。
勝利した織田勢、敗れた今川勢をともに今なお愛し、歴史をつくったその御霊を偲ぶ人たちが豊明、名古屋市にいて忘れないことが歴史好きな人にはたまらないのかもしれません。
歴史を作るといえば、将棋の藤井聡太7段が棋聖戦初勝利を飾ったそうです。織田信長のように歴史に銘を刻む麒麟児がまた一人誕生しました。
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