ウオーキングコースより(路傍の風景 その4)

大屋誠

2021年10月21日 09:45

 昨年、ナラ枯れの被害が確認出来た巨木に黄色いサルノコシカケと思しきキノコが生えていたので写真に収めました。
△こんな様子です。2枚目は全体像




 昨年、最後の葉をつけた木が幹と枝を残すばかりで周りの木々が生き生きとして緑の葉を付けているのにウオーキングコースの中で寂しい佇まいを見せていました。
 昨日、ふと気がつくと幹のところに鮮やかな黄色いキノコがいつの間にか出ていました。キノコの菌がどこから来て着いたのかは分かりませんが、いつの間にか自然の連環が生まれている事に自然が持つエネルギーを感じました。
 枯れた木もキノコを介して土に還り、いつかまたそこに子孫のナラの木が生えてくるんだと思います。そういえばナラの集団枯れも10〜30年という単位で周期的に起こると聞きましたが、自然の輪廻のメカニズムは分からないことばかりですね。




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