12月恒例

大屋誠

2021年12月27日 09:19

 先週末、長野市に出張で出かけた際に駅前のデパート前に人だかりが出来ていました。年末恒例のジャンボ宝くじの売り出しが今日までとあって、「もしかして残り物に福が」と考える私と同じ考えの人が列を成して待っていました。
△こんな感じでした。


 そういえば昨年末は人混みを避けるようにと言われて余り盛り上がっていなかったのか、景気が悪いのでせめて宝くじで一攫千金をという事で盛り上がっていたのか何か遠くの記憶のようで覚えていない気がします。
 この一年を振り返ってみるのが、年末のこの時期ですが、何故か余りにも『何があった、これもあった』という事の記憶の色が薄くなった感じがします。
 何故なのかと自分なりに考えてみると、季節感があまりにもなかった、或いは行事の多くが中止などに追い込まれ、特に伝統的なお祭りなどで感じる事が少なかったせいなのかもしれません。
 この2年はずっと連続した時間だけが過ぎてしまったと思うのは私だけなのかもしれませんが、今年もあと5日で終わります。
 ジャンボ宝くじが当たれば、思い出深い年の瀬になると思いますが、そうした下心のある人には宝くじの福の神は微笑まないようです。せめて家族が新型コロナに罹らず、大雨による災害にも遭わず暮らせた事が一番の福でしょうか。
 

関連記事