歴史の重さ
先日の100周年記念の投稿からだいぶ時間が経ってしまった。あれからブログにアップするのも気が重くなるような出来事があり、なかなか気分が進まないからだ。
もちろんそんな気にさせているのは何と言ってもウクライナへのロシア軍の侵攻です。プーチン大統領が侵攻を決断し、瞬く間に戦火はウクライナ全土に拡がりました。
北京オリンピックが疑惑の判定や薬の使用など様々な問題を抱えながらも終わるのを見透かしたような動きには憤りを感じます。
冬季五輪大会がロシアのソチで行われた後にロシアはクリミア半島併合をしており、今回も北京大会閉会式とほぼ同時の軍事行動です。
あたかもオリンピックが号砲代わりになっている感があります。ウクライナでは8年前から東部で親ロシア派と政府の間で紛争が起きていたとの事ですが、今回はロシアはその地域を国として認めたとの事です。これは昔の日本がやった満州国建国と同じ手法です。
8年前から計画的に練られたものならプーチン氏の意思は相当に強いものがあると思います。「歴史は繰り返す」と言う言葉がありますが、粘り強く説得するしかないと考えます。
今の私には我が国が出来る最良の判断を政府にお願いするしかないのが現実ですが、行動として何が取れるか考えて行かなければならないと思います。
今回のロシアの行動は他国への領土侵攻という面で見れば、そのハードルを一気に引き下げたという事で、アジアでくすぶる火種も他人事とは思えません。
以前のブログで紹介した傷痍軍人さんの言葉「戦争になるなんて思ってもいなかった。いつの間にか戦争になっていたんだよ。」その言葉の意味が現実とならない様にしなければなりません。
△この旗を二度と戦場に送ってはいけません。
関連記事