大本営発表!
連日ウクライナへのロシアの侵攻がトップニュースで伝えられています。ロシアでは西側のニュースはフェークニュースであるという理由から遮断されたとの事です。
双方とも実際の闘いの場と並行して情報戦が繰り広げられています。戦争ともなれば常にそうなるものと思いますが、第二次世界大戦における我が国でも情報統制をしていました。
『大本営発表!我が日本軍は◯◯において敵空母を◯隻撃沈せり・・』という公式発表がそれで後にそれが事実と異なっていた事が分かって来ます。
今、ウクライナで起きていることは歴史が繰り返していると言えます。ここで怖いのは侵攻しているロシア側でも正確な情報がトップに伝えられているかという事です。
作戦を遂行していくため現場責任者は遅れたり、失敗すればその責を問われるため虚偽の報告をし、更に上層部の参謀本部も同様の事をしてトップには捻じ曲がった情報しか伝えられない事が一番怖く悲惨な状況を更に深めていくことになります。
今はネット社会であらゆる情報が入って来ますが、その中の真偽をしっかりと判断する力が求められています。ロシアの西側の情報遮断のニュースを聞いて戦争になればやってる事は昔と全く変わらないんだと痛感します。
プーチン大統領にもウクライナで起きているウクライナ国民の事、自国の若い将兵の事など本当の事が伝わっていないのかもしれません。トップに権力が集中すればするほど正確な情報は埋もれていくんです。
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