2025年01月30日
ドローンお披露目
28日、西小川の上松技術専門校横の“よろまいか”から出発し、台(だな)地区集会所に着き、また帰って行くルートでドローンのお披露目式が行われました。
当日は粉雪が舞い散るというあいにくの天候で、無事にお披露目が出来るのか心配でしたが強風が一番の心配ということでしたが、無事予定どおり行う事が出来ました。
△お披露目式。挨拶する木曽地方振興局大日向副局長

△この日のフライトを企画運営してくれた(株)NEXT DELIVERYの青木取締役さんの説明

△説明を聞く住民の皆さん

昨年の能登半島地震で被災地の課題として挙げられたのは、孤立集落の住民の飲み薬が無くなってしまったということがあり、約40人分の薬をドローンを使って運んだとの事でした。
被災地の現実の課題として浮き彫りになり、それをドローンを活用して解決したということは山あいの集落が多く孤立する恐れが点在している木曽地域にとっては心強い限りです。
運行した社員さんに聞くと、我が国のドローンの活用については、まず法的な整備をしっかりと進め、それに則って運行を進めているので、ドローン先進国の中国や韓国などと違って、使ってみて問題があれば法整備をしていくというスタンスとは正反対とのことでした。
技術的には中国などの方がドローン開発の取組みが早かった事から我が国より進んでいるとの事でした。ドローンはウクライナへのロシアによる侵攻など軍事的な事にも使われておりそうした意味では日本は平和的な利用を更に進めて行って欲しいと思います。
△式典に展示されたドローン(日本ALC社製)

このドローンは、6つのルーターがあり、全長1.7m、最大飛行距離は約20km、最大積載量5kg、50分以内の飛行が可能だそうで、荷物を入れた場合の機体の安定性にも工夫されて開発されているそうです。
式典会場には出発地点となる“よろまいか”からのドローンのカメラと中継で繋いで上空に上がり、“よろまいか”に見学に来た皆さんがあっという間に小さくなって行く風景が映っていました。その様子を見ようと平日にも関わらず10数人の方が“よろまいか”で見送っていました。
“よろまいか”から台集会所までのフライト時間は約10分程度との事で、皆さんが今か、今かと待っていましたら白い雲に一点の小さな機影が見えました。
△小さな機影が徐々に大きくなって来ました。


ちょっと見えないかもしれませんが、台集会所の周りには幾つもの電線があり、着陸ポイントは非常に狭い面積です。無事到着地点に到着し、人が近寄ることなく自動的にダンボール荷物を切り離し、そっと荷物を置くようにして置いたら、あっという間に上昇し、飛び去って出発地点の“よろまいか”に戻って行きました。
一生懸命に運んで来た可愛らしい機体には何か親しみが湧くような気がしました。
△飛び去るドローンと運ばれて来た青いダンボール

今回の機体では5kgの物が運ぶことが出来ます。重量や運ぶ物など法的な規制がありますが、国では運行をしながら徐々に課題を解決していくとの事です。
木曽地域内では144箇所の座標軸を設定しており、上松町内は38箇所の地点を定めているとのことです。また、飛行ルートは各町村で各々3ルート設定しており今後も研究しながら実際の運用を進めていくとの事です。
災害時だけでなく、買い物支援など日常の物資の運搬などにも使われる新しい物流の日が迎えた気がしました。
当日は粉雪が舞い散るというあいにくの天候で、無事にお披露目が出来るのか心配でしたが強風が一番の心配ということでしたが、無事予定どおり行う事が出来ました。
△お披露目式。挨拶する木曽地方振興局大日向副局長

△この日のフライトを企画運営してくれた(株)NEXT DELIVERYの青木取締役さんの説明

△説明を聞く住民の皆さん

昨年の能登半島地震で被災地の課題として挙げられたのは、孤立集落の住民の飲み薬が無くなってしまったということがあり、約40人分の薬をドローンを使って運んだとの事でした。
被災地の現実の課題として浮き彫りになり、それをドローンを活用して解決したということは山あいの集落が多く孤立する恐れが点在している木曽地域にとっては心強い限りです。
運行した社員さんに聞くと、我が国のドローンの活用については、まず法的な整備をしっかりと進め、それに則って運行を進めているので、ドローン先進国の中国や韓国などと違って、使ってみて問題があれば法整備をしていくというスタンスとは正反対とのことでした。
技術的には中国などの方がドローン開発の取組みが早かった事から我が国より進んでいるとの事でした。ドローンはウクライナへのロシアによる侵攻など軍事的な事にも使われておりそうした意味では日本は平和的な利用を更に進めて行って欲しいと思います。
△式典に展示されたドローン(日本ALC社製)

このドローンは、6つのルーターがあり、全長1.7m、最大飛行距離は約20km、最大積載量5kg、50分以内の飛行が可能だそうで、荷物を入れた場合の機体の安定性にも工夫されて開発されているそうです。
式典会場には出発地点となる“よろまいか”からのドローンのカメラと中継で繋いで上空に上がり、“よろまいか”に見学に来た皆さんがあっという間に小さくなって行く風景が映っていました。その様子を見ようと平日にも関わらず10数人の方が“よろまいか”で見送っていました。
“よろまいか”から台集会所までのフライト時間は約10分程度との事で、皆さんが今か、今かと待っていましたら白い雲に一点の小さな機影が見えました。
△小さな機影が徐々に大きくなって来ました。


ちょっと見えないかもしれませんが、台集会所の周りには幾つもの電線があり、着陸ポイントは非常に狭い面積です。無事到着地点に到着し、人が近寄ることなく自動的にダンボール荷物を切り離し、そっと荷物を置くようにして置いたら、あっという間に上昇し、飛び去って出発地点の“よろまいか”に戻って行きました。
一生懸命に運んで来た可愛らしい機体には何か親しみが湧くような気がしました。
△飛び去るドローンと運ばれて来た青いダンボール

今回の機体では5kgの物が運ぶことが出来ます。重量や運ぶ物など法的な規制がありますが、国では運行をしながら徐々に課題を解決していくとの事です。
木曽地域内では144箇所の座標軸を設定しており、上松町内は38箇所の地点を定めているとのことです。また、飛行ルートは各町村で各々3ルート設定しており今後も研究しながら実際の運用を進めていくとの事です。
災害時だけでなく、買い物支援など日常の物資の運搬などにも使われる新しい物流の日が迎えた気がしました。
Posted by 大屋誠 at 08:56│Comments(0)