2019年03月31日

退任式・終業式

29日金曜日に平成30年度の職員退任式と終業式が行われました。今回が平成という年号で最後の式となります。
三人の職員の退職と県から派遣されていた職員一名が県に戻り、木曽地域振興局、地方税滞納整理機構への派遣二人、計6人を送る式となりました。
退職された三人とも定年前の早期退職で、20〜41年の永きに亘り町政発展のために尽くしてくれました。それぞれ自己都合によるものですが、お礼の言葉は尽くせぬものがあります。今後ともご健康で益々ご活躍されますことを祈念申し上げます。
また、県から派遣されて来たOさんは空家関係の業務をしていただき、条例整備など大きく進めて来ていただきました。新年度から派遣先で仕事が始まる二人は上松町職員として培ったスキルを活かして頑張って欲しいと思います。また、上松町とは異なる仕事の文化も学び、良いところを持ち帰って来て欲しいと思います。
退任式に続き終業式を行い、災害が多かった本年度を振り返り、職員の労をねぎらい感謝の意を伝えました。

△退職する三人の経歴や思い出を村田副町長が紹介します。



△退任する皆さんに後輩から花束を贈呈




  
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Posted by 大屋誠 at 11:22Comments(0)上松町

2019年03月30日

被災地支援チャリティーコンサート

30日午後、被災地支援チャリティーコンサート実行委員会主催によるピアノとソプラノ歌唱のコンサートがひのきの里総合文化センターで行われました。
コンサートは二部制で第一部は三人の男性によるピアノ演奏、第二部はピアノとソプラノ歌唱によるもので、皆さん上松にゆかりのある方で顔なじみの方もおり、和やかな雰囲気のコンサートでした
第一部のピアノは男性三人がソロ演奏をした後、連弾による演奏でしたが、流れるような旋律や時として力強い演奏があり、皆さん魅きこまれるように聞き入っていました。三人とも同じピアノ教室に通っていたという事ですが、連弾は練習する時間も無かったと思いますが、音楽ど素人の私でも感激する演奏でした。
高校生の柳沢さんは上松に縁があり、小県郡長和町から毎週上松町に通ってレッスンしているそうです。藤原さんは上松に住んでいて名古屋市内で演奏活動をしているそうです。
鈴木さんは実家が上松で現在長野市に住んでおり、ピアノ演奏だけでなく、作曲も手掛けているそうです。
第二部は女性二人による演奏と歌唱で楽しまさせていただきました。宮下さんのピアノは柔らかいタッチで、ソプラノ歌唱を村上さんが高く透き通るような声で聴かさせていただきました。馴染み深い曲や初演奏となる“木曽節変奏曲"もあり、聴き入った皆さんは穏やかな時を過ごされたものと思います。
近年災害が全国各地で発生していますが。こうした活動で少しでも支援に繋がって欲しいと思いました。
当たり前ですが、場内は撮影禁止でしたので画像は雰囲気を感じる程度にお伝えします。
△会場入口



△実行委員会の皆さんが受付していました。



△会場内の様子です。演奏前に許可頂きました。コンサートには220名を超える方々が来場されたとの事でした、



△出演者が揃って来場者にお礼をし、交流を深めていました。



  
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Posted by 大屋誠 at 17:50Comments(0)上松町

2019年03月28日

上松町社会福祉大会講演

26日午後、平成30年度上松町社会福祉大会が開催されました。大会の講演で東近江圏域働き・暮らし応援センター“TEKITO"センター長の野々村光子さんから『10年後の彼を見つめた就労支援』〜未来への下ごしらえ〜と題して講演をいただきました。
野々村さんは障がい者の就労支援活動をしているとのことで、14年前に何も無いところから一人で立ち上げたそうです。とかくこうした話題は苦労話とかで硬くなりがちですが、野々村さんはそうしたことも笑いに変えるパワーを持っており、関西弁での話は、あっという間の約1時間を少し超えた時を過ごしました。
野々村さんの実家ではお母さんが障がい者の支援をしており、実家では障がい者の方とずっとご飯も一緒に食べてたそうで、他人の家に行くと「皆んな家族で食べるんだ」と驚いたそうです。そんな事もあり、逆に自分は絶対に福祉の道には進まないと決めて教員の道を選んだということです。
教員採用も決まっていたそうですが、そんな時隣町の祭りに出かけ、障がい者の方から「もう一度社会復帰したい」と言う話を聞き福祉の道を歩むようになったとの事でした。
教員の道を進まず京都労働局に公務員として勤めていたそうですが、直接的に支援したいということで職を辞めて一人で支援センターを立ち上げたそうです。思い切った展開力でまずは驚かされました。演題にもあったTEKITOという言葉は「生活、就労…全てその人の24時間の中に存在するもにの。だからライフスタイルはその人のもの。だったらその方にとってちょうど適当である方が良い。」と言う考えから付けたそうですが、役所からは「補助金を受けている団体が何という名前をつけとる」というお叱りの電話があったそうです。そんな叱られた事も彼女のパワーに変えているんだと思いました。
関西有名大学卒業の方への就労支援など体験談、また、身体障害と知的障害を併せ持つ父親と知的障害を有する母親と二人の子供さんの家族への支援の話など実際に体験して来た話でも苦労を感じさせる事の無い話しはそれ故に魅きこまれました。
また、就労を支援する企業周りをする中で「(登録)おたくが一番最初です〜」と何処へ行っても事業主さんに話しましたと笑って話していましたが、さすがは近江商人発祥の地の血が流れていると思いました。現在センター利用者数が769名おり、11名のスタッフで支えているとの事で本当に多忙な毎日を送っているとの事です。
講演後に直接お話を聞くとごみ収集の免許を取りごみ収集をやったり、高齢者の方に近くの森林を手入れしてもらい、薪を作ってそれを売ったりとそれは障がい者支援の枠も超えた地域づくりになっていると感じました。
もう一度会いたいと思う方に出会うことが出来ました。

△野々村さんです。小柄な方ですが、パワーみなぎる方でした。



  
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Posted by 大屋誠 at 10:34Comments(0)上松町

2019年03月22日

旅立ちの時(その4 ねざめ学園)

今日、児童擁護施設「ねざめ学園」の卒園式があり、木曽郡町村会長の代理として出席しました。
本年度は高校を卒業し、県内の大手メーカーに就職するR君と上松中学校を卒業して自宅に戻るKさんの2名の卒園生を送り出しました。
二人とも小学校5年生の時からねざめ学園の生活をスタートし、R君は7年半、Kさんは4年半の学園での生活に終わりを告げます。
入園当初は突然変わった環境に戸惑い、不安を覚え、時には泣くような事もきっとあったと思いますが、職員の先生方が温かく、時には厳しく接していただく中で成長して行ったものと思います。また、既に卒園した先輩や後輩たちとの交流の中で集団生活を送る喜びや厳しさなど数多くのことを学んで行ったと思います。
卒園する二人の立ち振る舞いを見ていると本当に誇らしげで自身に満ちた表情をしていました。R君は高校時代にスポーツでバドミントンで頑張り、色々な資格を取得したとの事です。また、Kさんは吹奏楽部に所属し、学園の地元のお祭りで「浦安の舞」を披露していたのを覚えてます。将来は保育士を目指したいとの事、きっと優しい保育士さんになれると思います。彼女にくっついて離れない幼子もおり、学園の子供たちの絆の深さを感じさせる一コマを見させて頂きました。
これから生きていく中でも辛いことや悩む事があるかもしれませんが、この二人ならきっと大きく飛躍してくれるものと思いました。
職員始め、地元地区の皆さん、多くのボランティアの皆さんに感謝です。
上松をいつまでも故郷と思い、いつでも帰ってきてくださいと話すと力強く頷いてくれました。

△玄関前で羽毛田社協会長の記念撮影、式の様子はプライバシーに配慮して撮影NGです。



△町の調理師会の皆さんがこの日の為に特別なお弁当を作ってくれました。




  
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Posted by 大屋誠 at 12:27Comments(0)上松町

2019年03月21日

旅立ちの時 (その3 上松保育園卒園式)

20日、上松保育園の卒園式が行われ、31人の卒園生を送りました。卒園生の保育期間は1年から6年と様々ですが、保育園で過ごした時間は皆んなの明るく楽しい笑顔に表れていました。
最初に登園した時は、保護者と離れるのが嫌で泣いた子もきっといたと思いますが、保育士の先生方の温かい見守りの中で成長した姿が式の中で落ち着いた様子が示していました。
もうすぐ小学校入学です。園児服を脱ぎランドセルを背負い小学校の門を元気にくぐっていく姿が見られます。地域の皆さんの温かい見守りをお願いします。

△牧野園長先生から卒園証書が渡されます。牧野先生から一人ひとりに園の生活で頑張った様子を伝えながら手渡されます。名前を呼ばれると元気よく「はい!」と元気よく応えていました。



△証書をもらった後、「算数で100点とりたい」、「サッカー頑張りたい」等々小学校に上がって何をやっていきたいかを大きな声で皆んなに発表します。牧野先生も言葉を伝える中で、感極まり、ちょっと「心の汗」が光った?ようです。皆んなの夢が叶えば良いですね。



△卒園の歌を皆んなで歌います。大きな声でしっかりと歌えました。




  
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Posted by 大屋誠 at 12:23Comments(0)上松町

2019年03月19日

災害時における生活物資等の供給協定調印

18日、災害時における生活物資等の供給及び防災教育に関する協定調印式が、伊那市にある興亜化成(株)山岸弘道代表取締役と朝日村にあるHARIO(株)清沢俊太郎さんと当町の三者間で取り交わされました。
この協定は、災害が発生した時に発泡スチロールで作られた非常用トイレや避難所で敷いたり、或いは間仕切り用で使われる発泡スチロールを提供するというものです。
また、災害が、起こる前の教育も重要という事で災害が起こった時にどう対応するかの心構えを学習するための講師の斡旋などを行うという内容です。
興亜化成さんHARIOさんの二社は既に県内の市町村と同じ協定を結んできており、当町で23番目の締結となったということです。
調印式の後、発泡スチロールで作られたトイレを実際に組み立ててくれました。被災地の様子を見て「災害時に自分たちが何が出来るか」という思いで作成されたそうです。

△三者調印の後の記念撮影です。向かって左側が山岸社長、右側が清沢社長さんです。






△副町長が模擬体験、250kgまで耐えれるそうです。私も試してみましたが、中に袋が入り、消臭凝固剤も使い、使い終われば燃えるゴミとして処理できるとの事です。



△組立ての時間も、ものの1分もあれば完成だそうで、持ち運びも軽く耐久性に富み、紫外線を浴びなければ30年は持つというものです。最近では、発泡スチロールは災害時における復旧の道路路盤にも使われるとの事です。




  
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Posted by 大屋誠 at 16:07Comments(0)上松町

2019年03月16日

旅立ちの時(その2 上松小学校卒業式)

16日土曜日、思わぬ朝の雪模様の中、上松小学校の卒業証書授与式が行われ、29名の卒業生を送りました。
中学校の制服を身に着けた卒業生は、今までよりもずっと大人びて見えました。1年生から5年生の在校生をまとめて活動して来た自信と誇りがみなぎっているようです。
直ぐに中学校生活が始まりますが、学習にクラブ活動に頑張って欲しいと思います。
私から「今日家に帰ったら感謝の言葉を家の人に口に出して云って欲しい」とお願いしました。
朝の挨拶運動の中で「〇〇さんおはよう」と一人ひとりの顔を覚えていた6年生が忘れられません。

△卒業式を迎える正面玄関、白い雪が旅立ちを装う様に降っていました。



△仁城先生の先導で卒業生が入場します。



△国歌と校歌が斉唱されます。♭♭みやまのひのき影深く〜という歌詞に込められた思いは今でも色あせません。



△卒業証書が山本校長先生から手渡されます。



△答辞、送辞に代わり在校生からは感謝、卒業生からは在校生へ励ましの意味を込めた「卒業式の歌」が響きます。卒業生の声は低く、在校生の声は高く、そんなところにも成長の証を見ました。



△中学校の制服を着た児童が退場します。今度会う入学式の時が楽しみです。中学校にはクラブ活動を一緒にやりたいという事で新しい仲間も加わるとのことです。






  
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Posted by 大屋誠 at 12:07Comments(0)上松町

2019年03月16日

旅立ちの時(その1 上松中学校卒業式)

15日、上松中学校の卒業式が行われ、38名の生徒が卒業しました。学校の卒業式は何時も厳粛な雰囲気に包まれ、気持ちも引き締まります。
卒業を迎えた学年は、昨年8月の中学生議会を通じて出会い、また、秋の中学校総合発表会が50年ということから、地域の将来を考えるという特別な催しの中で出会っていることから顔を覚えているため、感慨はひとしおでした。
それぞれの道をしっかり歩み、いつもふるさと上松を愛し、誇りに思って上松に繋がっていて欲しいと願いを込めて挨拶をし、伊能忠敬の残した「歩け 歩け 続けることの大切さ」の言葉を贈らさせていただきました。

△担任の平中先生、室岡先生の先導によ卒業生が入場します。



△植原教育長の告辞



△今年度で定年でご退職を迎える松尾校長先生から卒業証書が渡されます。



△松尾校長先生式辞、在校生代表送辞、卒業生代表の答辞です。






△お互いの中学校生活を思い出すように卒業生から「春風の中で」、全校生で「旅立ちの日に」の歌声が響きます。生徒や職員の中には感極まって"心の汗“が出てくる人もおりました。
卒業生側


在校生側



△拍手の中、静かに退場していく卒業生です。




  
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Posted by 大屋誠 at 11:00Comments(0)上松町

2019年03月15日

みんみんの会設立10周年

先週の日曜日10日、名古屋市大曽根の“ソーレ・おおぞね"で「みんみんの会」設立10周年記念式典があり参加いたしました。
実はこの式典は昨年予定されていたのですが、昨年の豪雨、台風で二回キャンセルになったものです。
この会は、10年前に京都府の四方(しかた)綾部市長が提唱した水源の里に感銘を受けた名古屋市民を中心として結成されたとの事です。
「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」を合言葉に『木曽川流域図』を独自に作成したり、上下流の住民集会を開催したり、木祖村では大豆づくりをし、それを加工した味噌づくりをするなどの活動を民間ベースでやっています。
その目指すところは、原材料を作る人、加工する人、そして消費する人、これらの人々が繋がり合ってお互い見える関係の中で“温かいお金”による「小さな経済」を木曽川上下流で具体化していこうとするものです。
定住・移住人口を増やすという視点からもっと進んだ交流人口、関係人口を増やすという活動を進めています。
講師の指出一正さん(「月刊ソトコト」編集長)さんからユニークな講義を頂きました。「私の頭の中は岩魚釣りの事がほとんど」という冒頭の言葉に始まりましたが、関係人口を増やすことがこれからの中山間地域では必要という事で、実際にあった話、その実践例についてお話頂きました。
イベントでは開催側と参加側の壁をなくす事も必要であるとの話があり、主催者側が統一した服装で迎えるのではなく、皆んな一緒の服装にすることによって皆んなで楽しむという雰囲気にしていく事が大事という話を興味深く聞かせていただきました。また、地域づくりには地域の強みだけでなく、弱みもさらけだしてそれを掛け合せて地域を再編集する事が重要であると述べていました。

△指出一正さんの講演です。観光以上、移住未満の関係人口を増やすべきというお話しでした。



△上松町地域おこし協力隊員他、木曽からも小池麹店さんや木祖村からの参加者もいました。



  
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Posted by 大屋誠 at 16:49Comments(0)

2019年03月09日

はるまちコンサート(Caf e I will 5周年記念コンサート)

今日、町公民館において障がい者の就労ワークセンターが運営している“Cafe I will“(カフェ アイ ウイル)の創設5周年記念として「はるまちコンサート」のご案内を頂き出かけました。
会場の公民館ロビーが一杯になる程聴きに来られた方が沢山おり、主催した宮木さんも嬉しい悲鳴上げてました。
フルートとピアノによるコンサートで、フルートは神田万智子さん、ピアノは酒井佳美さんのお二人による演奏でした。ともに武蔵野音楽大卒で神田さんは大桑出身、お母さんがここで働いている関係での出演との事、酒井さんは旧楢川村の出身だそうです。
二人での演奏は初めてのことでしたが素晴らしいハーモニーで懐かしい島崎藤村の「ヤシの実」や「朧月夜」など親しみやすい曲もあり参加した皆さんも楽しんで口ずさんでいました。
△主催者の宮木ワークセンター所長さんの挨拶です。



△会場の様子です。シャッターチャンスずれてしまいました。とてもエレガントな二人でした。長野は空気が乾燥しているのでフルートの口に当たる感覚が気になるとの事でしたが、素晴らしい音色に耳を傾けてさせて頂きました。







  
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Posted by 大屋誠 at 14:11Comments(0)プライベート