2020年12月31日

令和2年の大晦日

 いろいろと本当にあった今年も今日で終わります。今年は何と言ってもコロナですね。「クラスター」や最近では「変異性ウイルス」など専門用語が毎日のように新しく飛び交い、あたかも総国民(古い?)感染症の権威になった様な気分でしょうか。

 昨年末に中国で初めて感染者が確認されてから一年が経ちましたが、収束の先が見えて来ません。光は安全が確かめられたワクチンの投与が行き渡ることですが、まだ先のようです。

 そうは言っても、年が改まると何故か気持ちの上で少しは前向きになれるのかもしれません。いーや、きっとそこでリセットしたいという願いがそう思わせるのかも。

 などと言っている間にも、今年も後17時間半で終わります。時間は連続しているのに、そこで区切りを付けること、24時間365日(閏秒や閏日ありますが)という時間の中で私達は生きています。
 何故か年齢を重ねると高齢者の方が子どもたちよりも時間を経つのが早くなるということがNHKの『チコちゃんに叱られる』のコーナーでやっていましたが、心理学では「時間的評価」と呼ばれるもので、高齢者は子どもたちより6倍早く感じるそうです。
 年が明けて2月には65歳となり、立派?な高齢者となる我が身にも最近感じています。若者は遅くまで遊んでいても元気、その頃、白河夜舟の私では当たり前と言えば当たり前ですが。
 それでも年の大晦日を迎えられたのも、家族のおかげ、職員のおかげ、いつも声を掛けてくれる町民の皆さまのおかげ、そしていつも拙ブログを読んでいただく皆様のおかげと感謝申し上げ、今年のブログ納めとさせて頂きます。
 どうか良いお年をお迎えください。
△東を守る駒ヶ岳と今年も木曽川を守ってくれた「蛙(かわず)岩に感謝





追伸)
 新年は産土(うぶすな)社の諏訪神社から元旦祭の様子をお送りします。  
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Posted by 大屋誠 at 07:58Comments(0)上松町

2020年12月29日

一足早く“おせち“のいい匂いです。

 社協で募集したボランティアの皆さんが正月の“おせち“を料理”するという事をお聞きしてお邪魔しました。会場のセンターに入って行くと調理している室外までいい香りが漂っています。思わずゴク!となります。
 今日は朝早くから準備して来たそうですが、全8品を予定しているとの事で、全てが手作りです。独り住まいの方や高齢者のご夫婦世帯などにお届けします。
 私も調理ボランティアに参加を申し出ましたが、前日に「今年は多くの方から参加の申し出があり・・・」と社協からお断りの電話があり、残念ながら断念しました。エプロンも買って準備していましたが、皆さんの動きをみればお邪魔にならなくて良かったと、ホッとしました。
 今日は調理ボランティアが16名、配達ボランティアが10名だそうで、61個作り、約50世帯にお届けするそうです。昔は今のように正月三ヶ日がデパートやコンビニが開いていなかったので煮物など大量に作り置きしていたのを思い出します。
 それでも多くのボランティアさんが調理するのはそれぞれの家庭の味が交わり合って間違いなく美味しいと横で見ていて唾液腺が出て来るの感じました。
 今年は本当に大変な一年でしたが、心温まる“おせち”を食べて良い年をお迎え下さい。
 料理の一部を紹介します。皆さんわいわいと楽しそうに調理していました。
△レシピです。ザックリ感が良いですね。


△黄金のきんとん


△エビ、エビ〜食べたい、横のコンニャクの煮物も良いですね。


△煮染め





 
  
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Posted by 大屋誠 at 11:23Comments(0)上松町

2020年12月25日

太田副知事視察

 木曽川右岸道路の開通式を終えた後、太田副知事が町内の施設等を視察したので同行しました。大畑県議も一緒に同行し、木曽社会福祉事業協会が進める木曽ねざめ学園の移転改築現場、老人福祉施設木曽寮の建設予定地、官材市売関係者との懇談、地域おこし協力隊の活動、そして最後は役場新庁舎の建設状況と時間が限られる中での視察となりました。

 太田副知事は平成18年11月から平成21年3月まで当時の木曽地方事務所長として勤務しており、今でも木曽の皆さんとは顔見知りの方も多く懐かしく気さくな雰囲気での視察風景となりました。

△木曽社会福祉事業会田上昭彦理事長さんから木曽ねざめ学園改築や協会全体の運営について熱心に聞いておられました。左奥が太田副知事です。


 次に木曽官材市売では勝野理事長さんや木材会社社長の野村弘さん、池田聡寿さんら旧知の人との和やかな懇談となりました。

△次に地域おこし協力隊の視察に旧古瀬木工所を視察しました。小林隊員が工場として立ち上げるまでの苦労した事などの説明に熱心に聞きていました。







  
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Posted by 大屋誠 at 11:24Comments(0)上松町

2020年12月24日

今日はクリスマスイヴ(木曽地域へのプレゼント)

 今日は24日、クリスマスイヴそして六曜でいう『友引』で楽しく縁起の良い日が重なり、地域にとって大きな贈り物となる様に念願であった木曽川右岸道路(上松町登玉〜大桑村和村)の開通式が行われました。
 午前11時に始まった式典会場は足下から冷気が伝わって来るような寒さの中でしたが、県、国会議員、県議会議員、地権者に加えて工事関係者など60人近い方が参列して行われました。
 今回完成した登玉〜和村の間は、平成22年から約10年近く経っての供用開始となりました。これで木曽川右岸道路計画45km中、34km(約60%)が供用開始となりました。
 県、国会議員、県議会議員など多くの関係者のご尽力と地権者の皆さんのご理解とご協力の賜物と感謝します。また、右岸道路としては初めて町村間を結ぶルートの供用開始となります。
 当町としては道路工事は全て完了する事になりましたが、大桑村、南木曽町で事業中或いは未着手区間がまだ14km程ありますので、今後一刻も早く完成に向けて取り組まなければなりません。
木曽川右岸道路は、期成同盟会を構成する南木曽町、大桑村、そして当町の3町村だけで無く木曽地域全体の悲願です。普段の時の国道19号線の補完すべき道であると共に、緊急時にはバイパス的役割を果たします。
 令和3年度末には中央自動車道の中津川市神坂にスマートインターが供用開始されます。また、リニア新幹線工事が計画的に進んで行く事など地域を巡る環境が大きく変わる中で、右岸道路の果たす役割は益々重要になって来るものと考えます。
△安全祈願祭神事の様子




△祝賀式典、地元選出後藤茂之衆議院議員の祝辞


△テープカット


△くす玉割り



  
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Posted by 大屋誠 at 17:02Comments(0)上松町

2020年12月23日

地域づくり支援金優良事例発表会

 長野県が主催する“地域発 元気づくり支援金”事業の優良事例発表会が木曽合同庁舎で行われ出席しました。

 席上、長野県知事賞と木曽地域振興局長賞の表彰式があり、知事賞に“木曽学びネットワーク”さんの「木曽地域における学び(合い 会い)創出事業、“振興局長表彰に木曽町日義地域協議会“さんの「祭り文化景観形成事業」がそれぞれ受賞しました。
△表彰式の様子



 他に”木曽ペイティングス“さんの「夜明けの家」、王滝村役場の「新規就農者の地野菜生産を中核にした就農事業」の計4件の発表でした。
 全て紹介しきれませんが、木曽学びネットワークさんは地域おこし協力隊の皆さんが『観光でも体験でもない「学び」による交流を促すプログラム』を創出するということで、中山間地の生き方を考える講座をイベントとして開催したとの事です。

 日義地域自治協議会の取り組みは、中山道の祭文化を守るため、祭事の際の暗いところに弓張提灯を付けて賑わいを演出する様にしたとの事でした。
△提灯の様子


△発表者の巾さんは木曾義仲の法被を着て熱く発表されました。



 木曽ペインティングさんからは5軒の空き家を活用したアートの発表がありましたが、空き家のままとなっていた所を家主さんとの交渉から始めたというエピソードや村内の老舗の酒蔵とコラボしたラベルを作ったという発表がありました。

 王滝村からは人口が720人という木曽でも最も人口が少ない村で農業を辞めて行く人が多いという危機感から最新の機械を取り入れ、村民や都会から来た方に皆んなで習得してその楽しさを感じてもらう体験を通じて地野菜の栽培に取り組んでいるというもので、何と「もう歳だで止める」と言っていた女性の高齢者の方が機械を操作して一番張り切っていますという話もありました。
 皆さん知恵やアイディア、そして何よりも楽しんで取り組んでいるのが印象的でした。  
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Posted by 大屋誠 at 16:09Comments(0)上松町

2020年12月22日

未来への年賀状

 昨日、井上郵便局長さんが年賀状の新しい出し方?についてPRに来訪されました。題して「未来への年賀状」です。
 これは〜1年後と3年後のあなたへ〜と副題が付いているように、1年後、3年後の自分自身や家族・大切な友だちに年賀状を届けるものです。
 今年はコロナ禍で手書きの年賀状など、その人ならではの字や絵、家族の写真、時にはペットなど味のあるものが評価され、見直されて来ていると聞きました。
 上松町公民館に専用ボックスが設置されていますので、1年後、3年後にどの様になっているか想像しながら出してみるのも一興ですね。
 私が自身に出すとすれば「元気か?体重減ったか?まーちゃん(うちの猫)元気ですか?」でしょうか。
 自分を励ます意味でも、楽しい賀状になるのではと思います。
△呼びかけるチラシです。是非ご利用しては如何ですか?


 また小・中学校でも地元企業やマスコミ関係者が協賛して児童生徒が未来への自分や家族などに送る取組みをやっています。
 きっとこの年賀状が届く頃にはコロナも終息し、届いた時にそう言えばそんな事あったよな〜と大変であった今年を振り返り、懐かしむ様な希望に満ちた新しい年を迎える事ができていると思います。
△チラシ




  
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Posted by 大屋誠 at 09:06Comments(1)上松町

2020年12月21日

気象台長さん来訪

 21日、清水直行長野地方気象台長さんを始め4名の気象台関係者の皆さんが来訪されました。今年は6月の梅雨前線、それに次いで当町に初めて発せられた特別警報の7月豪雨、そして秋の台風など気象台の皆さんには大変お世話になりました。

 顔が見える関係を創って行きたいとのことで3年に一度各市町村を回っているとの事での訪問でした。
 近年の災害の多発を受けて県下を3地域に分けて“地域防災支援チーム”を組織し、『ワンストップ対応』、『相談や意見交換』、『大雨時等の助言』、防災活動の協力』などでぜひ活用して頂きたいとの事でした。
 専門的な観点から相談、助言など支援していただけのるのは心強いばかりです。清水台長さんのお話しでは「相談して頂いている市町村さんは多く利用して頂いているが、相談が無い町村も多くあるので是非活用して欲しい」との事でした。
 この一年を振り返ってみると、事前放流における国土交通省やダム管理者等の取り組みなど進んだ部分がありました。また、事前防災への取組み、避難する事についての考え方など自分たちの命を守る事について意識が高まって来ています。
 気象台やダム等管理者、行政関係機関、そして住民の皆さんが連携した防災対策をハード、ソフト両面で築いて行く必要がある事を改めて考えさせられる機会となりました。
 最後に、清水台長さんからの緊急時の直接の連絡先を交換して懇談を終わりました。
△清水台長さんと記念写真


  
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Posted by 大屋誠 at 13:47Comments(0)上松町

2020年12月20日

今年の終わりの始まり

 今年はコロナ禍、災害級の豪雨特別警報などいろいろなことありました。私自身、高齢者の声を来年2月に迎えようとする中で、初体験の事が多く目まぐるしい一年であった事は確かです。
 良い年を迎えようとするのはこのような時には当たり前ですが、今回は念入りにと思い、今日はしめ縄づくりをしました。
 しめ縄は“七五三縄”とも書きますが、子孫繁栄を表す蛇が交尾している姿を表しているとか、一説には宇宙観に通じるとかあるようですが、毎年我が家では、その年の締めくくりと新しく迎える年が明るく皆んな健康で過ごせるように祈って「縄をナウ」作業をします。
 一年に一度の作業ですので、「左前?」忘れてないかなど不安な事ありますが取り敢えずやってみて何とかなるだろうと今年もやってみました。
△親戚から貰って来た稲藁をすいで少し水をかけます。


 ちょっと試しにやってみました。なかなかの出来でないかいと自画自賛しながら作業は進みましたが、調子に乗り「さがり」を入れる事忘れてどんどんとなっていってしまいあわてて戻したりと毎年の事と失敗しながらの作業です。
△初めのひと縄


 約1時間半、綺麗かどうかは別に出来ました。出来栄えは別に、新しい年が良い年であることは特別に思う作業でした。  
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Posted by 大屋誠 at 15:37Comments(0)プライベート

2020年12月19日

今日はおひさまクラブのクリスマス会

 今日は毎年恒例の学童クラブ“おひさまクラブ”のクリスマス会がありました。コロナ禍の中、対策を十分に講じた中で開催されました。幸いにも心配された地域内での感染は拡がりをみていません。

 子どもたちが楽しみにしていた行事が次々と中止される中で主催者、スタッフの皆さんは感染防止の為のフェースシールドを配る、飲食はしない事、短時間で終わる事など最大限の注意を払っての開催となりました。
 
△入口の看板と受付の様子です。






△いつもなら広い場所で走り回って遊んでいますが、今日はステージ上でダンスやゲームを楽しみました。子どもたちのリズム感は凄いと感心しきり。




△シルエットクイズですが、上はアンパンマンで分かりましたが、下は???でした。正解は下をご覧ください。




出題者の小林さんから、「町長さん分かりますか?」と聞かれ、全くわからなかったので「小林さんの旦那さん」とぼけました。
 正解は坂本竜馬だそうです。でも、正解聞いても?なのは私だけでしたでしょうか。
 時間短縮しての一時間ほどの楽しい時間を過ごす事ができました。
  
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Posted by 大屋誠 at 11:35Comments(0)

2020年12月18日

木曽地域の医療を考える

 17日、木曽地区医療協議会が開催されました。木曽地区の医師会、歯科医師会、薬剤師会の3師会に加え、保健所などの県機関、町村に加えて木曽病院、看護学校、消防など地域医療を支えるあらゆる機関で構成されています。
 コロナ禍の中での開催で、12月に入って感染者がここ数日地区内でも連日のように確認されており、各機関からの報告の後、その現状について保健所等から説明がありました。
 浜野木曽病院長から、今後気を付けて欲しいと3つのことについて話がありました。
 一つ目は感染拡大を防ぐためには申し出が重要、発生場所にいたか申し出るかという危惧、
 二つ目は最近起こっていることでは住民が症状がないのにも関わらず直接の問い合わせが増えており、病院への負担となっている事
 三つ目は周りの事を気にして症状があるにも関わらず受診しない事も予想されるので、症状のある方は早めの受診を
 との事で、これを町村では広報して欲しいとの事でした。
 また、保健所からも飲食店の店名を公表した事について説明があり、あくまでも感染拡大を防止する観点から公表するか否かを決めているとの事でした。
 岩本所長さんの説明では「接触者の接触者は接触者でない」ということを強調されていました。私も何回か取り上げていますが、『新型コロナへの対応は、正しく怖れて、正しい行動を』という事が大事です。
 住民の皆さんの中には、「誰だか分からなければ対応出来ない」、「◯◯さんだと聞いたが」などなど、心配される向きもあろうかと思いますが、先ずは感染拡大を防ぐために浜野院長さんの言われた事を実践して自らもコロナと戦っているという思いを持って頂きたいと思います。
 私は先日の議会の挨拶で「私たちの戦うべき相手は数多(あまた)の命を奪い、人と人の絆を断ち切ろうとしている憎きウイルスであり、貴方の前にいる人やその周りにいる人ではない」という事を強く訴えました。
 コロナ禍で起こっている誹謗中傷をしない事は、手指消毒や新しい生活様式とともに、私たちが出来るコロナ対策だと思います。デマ中傷、興味本位の噂話をしない事はもちろんですが、聞いた時にはそれとなく注意する事で、相手の気づきを促してやるのも自分で出来ることではないでしょうか。
△会議の様子、奥原会長、左隣は児野副会長さんです。




   
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Posted by 大屋誠 at 11:02Comments(0)上松町