2020年12月18日

木曽地域の医療を考える

 17日、木曽地区医療協議会が開催されました。木曽地区の医師会、歯科医師会、薬剤師会の3師会に加え、保健所などの県機関、町村に加えて木曽病院、看護学校、消防など地域医療を支えるあらゆる機関で構成されています。
 コロナ禍の中での開催で、12月に入って感染者がここ数日地区内でも連日のように確認されており、各機関からの報告の後、その現状について保健所等から説明がありました。
 浜野木曽病院長から、今後気を付けて欲しいと3つのことについて話がありました。
 一つ目は感染拡大を防ぐためには申し出が重要、発生場所にいたか申し出るかという危惧、
 二つ目は最近起こっていることでは住民が症状がないのにも関わらず直接の問い合わせが増えており、病院への負担となっている事
 三つ目は周りの事を気にして症状があるにも関わらず受診しない事も予想されるので、症状のある方は早めの受診を
 との事で、これを町村では広報して欲しいとの事でした。
 また、保健所からも飲食店の店名を公表した事について説明があり、あくまでも感染拡大を防止する観点から公表するか否かを決めているとの事でした。
 岩本所長さんの説明では「接触者の接触者は接触者でない」ということを強調されていました。私も何回か取り上げていますが、『新型コロナへの対応は、正しく怖れて、正しい行動を』という事が大事です。
 住民の皆さんの中には、「誰だか分からなければ対応出来ない」、「◯◯さんだと聞いたが」などなど、心配される向きもあろうかと思いますが、先ずは感染拡大を防ぐために浜野院長さんの言われた事を実践して自らもコロナと戦っているという思いを持って頂きたいと思います。
 私は先日の議会の挨拶で「私たちの戦うべき相手は数多(あまた)の命を奪い、人と人の絆を断ち切ろうとしている憎きウイルスであり、貴方の前にいる人やその周りにいる人ではない」という事を強く訴えました。
 コロナ禍で起こっている誹謗中傷をしない事は、手指消毒や新しい生活様式とともに、私たちが出来るコロナ対策だと思います。デマ中傷、興味本位の噂話をしない事はもちろんですが、聞いた時にはそれとなく注意する事で、相手の気づきを促してやるのも自分で出来ることではないでしょうか。
△会議の様子、奥原会長、左隣は児野副会長さんです。
木曽地域の医療を考える




 

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Posted by 大屋誠 at 11:02│Comments(0)上松町
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