2020年10月31日

新しい形の厳粛な式典(長野県戦没者追悼式)

 今日、佐久市にある県立武道館で『長野県戦没者追悼式』が行われ参列しました。全国の追悼式は終戦記念日の8月15日と決まっていますが、本県の場合は毎年秋の今頃会場を県下各地を巡って開催されています。
 今年は完成したばかりの佐久市にある県立武道館が会場でしたが、あまりにも新しいので公用車のカーナビが畑の中を運転するような形で間に合わなかったらと内心ヒヤヒヤでした。
 いつもなら会場一杯に遺族の皆さんや自治体関係者など入るのですが、2mのソーシャルディスタンスをしっかりと取り、入場時の検温、消毒などしっかりしたコロナ感染対策の体制が取られていました。
 また、追悼の言葉の交代のたびにマイクを消毒していました。本当に主催者の皆さんの気遣いとご苦労は大変なものと思いました。
 30年以上前、私はこの追悼式全般を取り仕切った事がありますが、他の式典とは緊張感が全く違っていた事を思い出しました。
 戦没者の御霊(みたま)が永遠に安らかならんことを町民を代表してお祈りさせて頂きました。
△「長野県戦没者之霊」の標柱は木曽ひのきで出来ています。式典中は撮影不可です。



   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 17:20Comments(0)上松町

2020年10月31日

上松にご縁(おぶせ藤岡牧夫美術館訪問)

 現在長野市上松(うえまつ)に在住し絵本作家として活躍されている藤岡牧夫さんとお会いするため小布施町にある「おぶせ藤岡牧夫美術館」を訪問させていただきました。
 藤岡先生は1949年上松町で生まれ、幼少の頃4年間住んでおり、その後、営林署勤務していたお父さんの転勤で下伊那に2年間離れたものの、その後、当町の隣村の大桑村で4年間住んでいたという生い立ちの経歴の方で木曽に大変ゆかりのある方です。
 一度美術館をお訪ねして作品を観たいと思っていましたが、昨日ようやくお訪ねする事が出来ました。前日にぶしつけに『急ですがお会いしたい」とお願いしたところ、快く引き受けて頂きました。
△美術館入り口です。小布施町の少し高台の周りを林に囲まれた静かな場所でした。


 藤岡先生は私が少し遅れて行ったにもかかわらず、笑顔で迎えてくれました。
△こんな方で気さくな方です。記念写真を一緒にとお願いし了解して頂いていたのに撮るの作品の素晴らしさで忘れてしまいました。



私が入ると同時にご夫婦と思しき中年の方二人が入って来ました。どうも先生のファンの知り合いの方のような雰囲気でしたが、帰りに作品の写を購入した時に藤岡先生は快くその裏面にサラサラと絵を描いて喜ばれていました。価値からするとそちらの方がすごいのではと思いました。
 静かな館内を作品を観ながら歩いて行くと、関東地方の学校で教科書として使われている絵本を見つけました。
先生の作品は自然の風景の中に子供たちが遊ぶ様子がとても温かく描かれていました。
 私が今回訪問したのは上松にご縁のある藤岡先生の作品を是非とも多くの町民に定期的に観て頂くようなことができないかをお願いすることが実は訪問の主な目的でした。
 以前にも公民館で先生の作品をイベント的に紹介する機会はあったのですが、ある程度長い期間で住民に近い場所で見せる形で協力をお願いしたいとのお願いに「原画でなければ故郷のことなので良いですよ」と快諾していただきました。
 現在、「熊」のシリーズの第三話を作成中との事で、今年一杯は忙しいというそんな中での急な訪問のお願いにも関わらず温かくお迎え頂いた先生の人柄は作品そのものでした。
 コロナ禍の中で心をちょっと温めたい人に是非訪れて頂きたい美術館でした。
△先生の作品を少し紹介します。上松中から望む木曽駒ヶ岳の風景もありました。自然の中で遊ぶ子供たちが描かれていました。







   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 07:00Comments(0)上松町

2020年10月28日

御嶽海関、再び東関脇へ

 大相撲御嶽海関は、先日発表された11月場所の番付で東関脇に返り咲きました。来月8日から始まりますが、大変な一年の総決算の場所です。
 先場所は御嶽海関にとって本来の相撲がなかなか取れず苦しい場所でしたが、それでも勝ち越しをしました。大相撲の魅力は何と言っても互いにぶつかり合う気迫あふれる相撲です。
 同世代の正代関が大関に進み、御嶽海関は内心メラメラと闘志を燃やしていると思いますので11月場所は非常に楽しみです。
 明るい笑顔が似合う彼です。皆さん応援よろしくお願いします。
△上松で開かれた励ます会の一コマ



力士が四股で土俵の土を「よいしょ!」と踏むのは土の中の邪気を追うためとか聞いたことがあります。「コロナよ去れー」と御嶽海関には力強い四股を踏んで欲しいです。
  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 16:40Comments(0)御嶽海

2020年10月26日

文化の香り高く

24日、公民館で「上松町総合文化展」が開催されているとの事で出かけました。様々なイベントが中止となっており、この総合文化展も開催について相当検討されて来ました。
 関係者の皆さんのご尽力により無事開催の運びとなりました。出品された作品はどれも思いの詰まったものでした。
 写真は一瞬のシャッターチャンスを逃さない、また、書道は流れるようなタッチで思わず立ち止まってしまう程でした。他にも姉妹都市の那智勝浦町の方から出品された物もあり、輪の広がりを嬉しく思いました。
 図書室では昔のお祭りの様子が写されていました。昭和30年位の様子だと思いますが、駅にお祭りで帰省された多くの方が行き交う姿、お神楽と獅子舞など懐かしく拝見させて頂きました。
△開催告げる看板が迎えます。


△防火ポスターの受賞作品です。最優秀賞に上松中2年の徳原基充さんの作品が展示されています。


△那智勝浦町からの出品です。


△見応えのある作品ばかりです。全て紹介できないのが残念ですが。




△ビデオで放映されていた獅子舞です。画像白黒でちょっとわかりにくいのですが、型が今に伝えられているのと全く同じに感動しました。





  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 12:36Comments(0)上松町

2020年10月26日

本郷林野庁長官来たる

 森林・林業・林産物活性化議員連盟木曽ブロック研修会の講師として招かれ、林野行政トップの本郷浩二林野庁長官が来曽されました。
 講演の前に当町の赤沢自然休養林へ視察されました。当日はあいにくの雨模様でしたが「これに乗りたかったんだ」と言って森林鉄道に乗車して短い時間でしたが、秋の紅葉真っ盛りの渓谷を楽しんでいただきました。
△すみません傘を刺していたため、良いアングルで撮れませんでした。本郷長官に伊勢神宮の御神木の由来などお話をさせていただきました。


 次に役場新庁舎を視察しました。外観からでしたので、ひのきの里総合文化センターにある模型やひのきの燃焼試験の様子など説明させていただきました。
△熱心にパネルを見る長官です。(中央封筒持った方です。


△その後、木曽町の新庁舎を視察しました。




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:08Comments(0)上松町

2020年10月21日

治水に願う

 10〜11月にかけて来年の予算確保に向けていろいろな団体が大会、総会を開きます。しかしながら今年はほとんどが書面で決議するという形での開催となっています。
 そんな中ではありますが、徐々に通常に戻そうという動きも出ています。19日に三重県津市で開催された「中部地方治水大会』が開催され、本当に久し振りにそうした規模への大会開催となり参加しました。
 出来るだけ人との接触を避けるため移動も公共交通機関を使わず自動車での移動としました。
 中部地方治水大会は中部圏の長野県を含め、6県で構成する大会で毎年持ち回りで開催しており、本年は三重県の当番ということで、建設したばかりの“津市久居アルスプラザ“で開催されました。
 治水というと思い出すのは平安時代の院政を初めて行った白河法皇の「鴨川の水、双六賽、山法師。これぞ我が心に叶わぬもの」と逸話を思い出します。昔から川を治めることは為政者の頭を悩ましていたと想像しますが、近年の豪雨や台風による災害を見れば白川院もどう思うのでしょうか。
 今年から災害に備えた対策としてダムの事前放流が行われるようになり、木曽川においても行われ7月豪雨の際にも効果があったと報じられました
 配布された資料を何気に見ていましたら、国土交通省の藤巻治水課長さんが講演する中に、私大屋、貴舟大桑村長、向井南木曽町長の三人がダム管理者へお礼に行った時の様子の新聞記事が載せられておりビックリしました。
 本省の幹部の方もそうした事に関心を持っている事に喜ぶとともに、参加していて良かったと向井さんと話しました。大雨、豪雨の危険は季節的には減ったとはいえ来年の事を考えると更に気を引き締めなければと考えさせられる大会となりました。
△大会の様子です。座長は末松鈴鹿市長です。余談ですが、「末松という姓は南木曽町にも多いですが、南木曽の出身?」と向井町長に聞きいたら「南木曽の末松姓は三重から来ているらしいですよ」と教えてくれました。こうしたミニ耳学も旅の良さです。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 09:05Comments(0)上松町

2020年10月19日

山の頂に初冠雪

 昨日18日、中央アルプス木曽駒ヶ岳に初めて雪が降りました。テレビで北海道や東北地方での初雪の便りが届いていましたので凄く驚くような事では無かったのですが、実際に久し振りに見た冬の装いに神々しいものを仰ぐ気分となりました。
 今年の夏は異様で、つい2月前には「暑い!暑い!死にそうだー!冷えたビール最高!」などと言っていたものが嘘のようです。
 まだ、各家で漬物の仕込みなど風物詩の用意が間に合わないような感じです。体感では秋から一気に冬を迎えたようでした。
 我が家で冬を感じさせる猫の行動、と言っても寝てるだけですが、フワフワした温かい毛布が必要となって来ました。
△公民館から木曽駒臨む


△我が家の冬の一コマ


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 07:50Comments(0)上松町

2020年10月18日

地域医療、CATV光化事業要望活動

 16日午後から「木曽の医療を守る」、「木曽CATV光化事業の促進」の2点について長野県庁、信越総合通信局を訪問し要望活動を実施いたしました。
 先ず初めに県庁を訪問し、木曽病院の医師確保を中心とした医療の充実を太田、小岩両副知事及び病院機構に久保理事長を訪問し、木曽病院や各町村の診療所の厳しい現況などを説明して更なる支援をお願いしました。
 県、病院機構とも地域の実情は充分理解して頂いており、今後とも引き続き信大の理解を頂き支援していきたい、地域枠での確保に努めていきたいと答えていただきました。
△太田、小岩両副知事との面談の様子です。




△久保病院機構理事長への要望活動


△県議会小池副議長への要望活動



 次に信越総合通信局を訪問し、木曽地域で4年計画で進めている木曽CATVのFTTH化について、令和3年度で最終年度となることから引続き補助金の確保をして欲しい旨の要望をしました。
 この7月に新しく着任された杉野局長さんから計画的に継続してやって来ている事業なので引続き予算確保に努めていきたいとの話がありました。
△杉野局長さん他局幹部の皆さんと意見交換



 今年は移動が制限される中、こうした活動自体が難しい状況が続いていましたが、ようやくここに来て感染対策を講じながら再開されるようになりました。来週は三重県津市で中部治水事業大会、11月には全国大会もいくつか予定どおり開催されます。
 

  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:22Comments(0)上松町

2020年10月18日

進化する運動会

 16日金曜日、少し肌寒く感じる陽気でしたが上松小学校の運動会が子どもたちの元気な声が響く中行われました。
 「かけっこ」も、私どもが小学校の時とは違い、スタート時にずっこける、或いは反対方向にスタートするなどのパフォーマンスがあり、???という展開に短い時間でしたが楽しむことが出来ました。
 金曜日という平日にも関わらず多くの保護者の皆さんが来場され、我が子、孫の成長した晴れ姿に声援を送っていました。
△保護者の皆さん、土手席にも沢山の皆さんが声援を送っていました。


△今年の運動会は始めての試みとして6つのチームに分かれて1年生から6年生の縦割りで構成しました。子どもたちが振っている旗、帽子等は『上松の子供たちに』と寄付を頂いたものを活用させて頂きました。




△先生のホイッスル一つでキビキビと表現していました。


△校舎に張り出された今年の目標「なかよし班で ありがとう! を伝えよう」が皆んな気持ちが表れていました。



 長野へ出張のため全て見ることが出来ず残念でした。大変な時だからこそ思い出に残る運動会となったと思います。

  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:32Comments(0)上松町

2020年10月18日

上松の魅力を撮る

 15日、上松町観光協会主催の「ひのきの里フォトコンテスト」選考の審査があり、審査員として出品作品を審査しました。
 今年はコロナ禍の影響で出品数が少ないのかと思いましたが、昨年より多い130点となったとのこでした。愛好家が多く素材とする伝統的行事のお祭り全てが縮小されたりする中でしたが、今まで撮り溜めていたと思われる作品も多数出品されていました。
 また、この7月豪雨で木曽川を映したNHK映像で全国デビューした“蛙(かわず)岩“も7点ほど出ていました。
△蛙岩の一枚


△賑やかお祭りを待ちわびる想いが表れた一枚






△審査員さんは1枚1枚丁寧に見て審査しています。




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:12Comments(0)