2017年08月31日

閑話休題

今年の夏は、九州北部や東北地方の豪雨、東京首都圏の記録的な長雨など激しい気象に振り回された感があります。
また、6月25日は震度5の地震(上松震度4)が木曽を突然襲った。その揺れは未だ生々しく脳裏に残っています。
そして一昨日は、北朝鮮からのミサイル発射など危機管理においては新しい時代に突入したことを改めて実感します。
そんな夏もようや終わりを告げようとしております。
実家前の小学生の登下校を見守る花も秋の装いとなりました。
(まだ咲いていないものもあります)




  
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Posted by 大屋誠 at 09:20Comments(0)上松町

2017年08月30日

土砂災害復旧現場等ヘリ視察

今日は、国土交通省多治見砂防事務所からお招きをいただき、土砂災害復旧現場視察のためヘリコプターで上空から故郷を見ました。
なかなか見ることができない山岳地帯の山腹や急峻な谷底、上空からでも分かる知った場所などをみさせていただいた約1時間半の貴重なフライト体験でした。
我が町では滑川で大規模な砂防工事が国直轄事業として現在も継続している。源の駒ケ岳の北又沢では崩落が現在も続いており、砂防工事が土石流を防いでくれている。
下から普段は見えない厳しい山岳地帯の大規模な土砂崩落の現場を見て、地図上では分からないと改めて感じた。
ヘリへの機上は初体験であったが、藤田機長さんの安心できる操縦で快適なフライトでした。綱川所長さん始め有難うございました。
(チョット緊張気味の初です)


(機内の様子)


(40年前に勤務した蘇南高校が眼下に見えます)


(3年前に災害のあった梨子沢を上流から)


(南木曽岳頂上)


(駒ケ岳、残念ですが上はガスって撮れませんでした)


(上松市街地上空)


(伊奈川上部の山岳地帯、崩落した場所から風化した花崗岩が剥き出しになってます)


(帰り際の馬籠宿)








  
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Posted by 大屋誠 at 21:09Comments(0)上松町

2017年08月30日

Jアラート音声告知稼働せず

昨日早朝、突然に携帯電話から聞きなれない警報音が鳴り響いた。東北大震災の時とは異なる音ではあるが、あまり気持ちの良いものではない。警報音の性格から言って当たり前であるが。
メールを見ると北朝鮮からミサイル発射との記事、慌ててテレビをつけると全ての局が報じていた。

先月の総務省の研修会においてもこの件についての注意喚起がされている。一自治体が何ができるか、何をすべきかを自分なりに最悪のシミュレーションを研修の後で頭の中でしてみた。

情報としては、政府に頼らざる得ないし、国外的なこと、防衛的なことも同様である。一自治体としてやれる事とは、・・・やはり住民に一番身近なな首長として落ち着く行動を呼びかけ、政府の呼びかけと重複するかもしれないが、同じことを繰り返すことと考えていた。その他にもパニックとなる人もいるかもしれない、預金を下ろす人、買い占めに走る人もいるかもなどいろいろ想定を準備しておく必要がある。

情報収集を進める中、私は急いで駆けつけたので、Jアラートの告知放送を聞き漏らしたのかなと思い、「流れた?」と数人に聞いたところ「流れなかった」「そういえば聞こえなかった」という答えが全ての職員から返ってきた。Jアラートの故障なのかと思い、近隣他町村の状況を把握するように指示した。
何れにしても流れていないとすれば、情報を流さなくてはと思い、並行して政府の原稿をもとに今後の対応も考えた原稿を急きょ作成し、町民向けに自らの声で流した。こうした重大事案については、災害等も含めて首長が直接担当するというトップフォーラムでの講師の言葉を思い出したのである。
そして、その後我が町は音声告知されなかった市町村の町として全国で報道放送された。告知放送ができなかった原因は未だ不明である。

私は、町の危機管理を預かる者として住民の皆様が不安となる事態が生じたことには申し訳なく、一刻も早い原因究明をし、システムの全体管理者である国、県の危機管理部と連携して対応しなければならないと考えている。

そして、今回のことを住民の皆さんにしっかりと伝えるとともに、システム以外の対応についても今回の事を教訓に検証していきたい。


  
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Posted by 大屋誠 at 16:39Comments(0)上松町

2017年08月29日

小さな手

今日、出産祝い金の贈呈に4人の子どもさんの家を訪問させていただきました。今年は女のコの誕生が多いのか、以前訪れた2回とも女の子ばかりで、今回も4人のうち男のお子さんが一人、女のお子さんが三人ということでした。

みんな起きていて元気で迎えてくれ、表情も豊かになって、目で興味のあるものを追っています。二人目のお子さんというご家庭が3家族あり、兄ちゃん、お姉ちゃんがお風呂など一緒に入り、可愛がってくれるとのことでした。

皆さんの周りを明るく照らしていただけるお子さんに育って欲しいと思いました。
小さな手を紹介します。
(Uちゃんの手)


(Sちゃんの手)


(Tちゃんの手)


(Kちゃんの手)
みんな可愛い手をしていました。

  
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Posted by 大屋誠 at 14:11Comments(0)上松町

2017年08月28日

自転車町長室(その2)

今日、2回目の自転車町長室を実施しました。視覚障害者の方からの要望を受けて警察署が音声告知機を整備し、町も道路にグリーンの表示をする工事を実施したもので要望された方と現地で確認をしました。
この整備は、障がい者への配慮だけでなく、視力が加齢により弱くなる高齢者、更には子供たち、私たちなどにも交通安全の意識を、より高めてくれるものと期待しています。
(現地で皆さんと一緒にパチリ)



  
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Posted by 大屋誠 at 22:26Comments(0)上松町

2017年08月28日

総合防災訓練

昨日27日、31回目の町総合防災訓練を実施しました。見帰、寝覚、吉野、小野地区を対象に豪雨による土砂災害の恐れがある事を想定した避難訓練に加えて、情報伝達訓練、災害に備えた講演や身近なものを使った救急搬送など少しでも住民の皆さんに関心を高めていただくような新たなものも工夫しました。
今回対象となった地区は、中央アルプスを源とする滑川があり、昨年も土石流が確認されており、この7月の台風接近の際にも土石流とは確認されなかったもののセンサーが2本切れたということが起こっています。
国直轄事業として 大規模な砂防工事が継続されており、町では引き続き事業の継続をお願いしているところです。
最近の異常気象は、もはや異常が通常に起こることをしっかりと頭に刻み込んで置く必要があるものと思います。
(訓練本部の様子)


(日赤奉仕団上松支部のカレーの炊き出し)


(避難所の様子)



  
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Posted by 大屋誠 at 22:08Comments(0)上松町

2017年08月27日

早朝ウオーキングイベント

本日、早朝ウオーキングイベントが行われました。公民館前に集まった参加者の皆さん、どなたも活き活きとした雰囲気で参加されていました。

歩き方の基本からウオーミングアップの仕方まで教えてもらって満足そうでした。女性の参加が圧倒的でもっと男性の参加があればとも思いました。
とにかく自分の健康は自分で創らなければと最近自分に言い聞かせいますが、なかなか時間がなくと言い訳をする自分が恥ずかしい限りとリバウンドした身体をさすってます。
10年後、20年後の自分の身体を労わる意味でも今の挑戦が大事です。
(松本大学の皆さんがサポートしてくレました)


(いよいよ出発です)



  
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Posted by 大屋誠 at 23:23Comments(0)上松町

2017年08月26日

コジマ展視察

昨日、豊田市の小島プレスの社長さんのお招きで"コジマ展"を視察させていただいた。10年後の自動車はこうなっていく、或いは海外の方への売り込みのための車の内装などユーザー側の要望に応えた工夫した事など若い社員さんからご説明頂いた。
詳しくは企業秘密に関わる事になるのでここで書くこと、そして写真で撮ることは出来なかったが、情熱を秘めた若い技術者とそれを温かくも厳しく育てる企業人との関係がそこにはありました。

私は福祉の仕事をしていた10数年前に小島プレスさんを訪問したかったのですが、それが叶わず心のこりでした。福祉と自動車産業と一見分からない関係ですが、実は、小島プレスさんは、こども園と障がい者が働く授産所などもグループ内にあるという企業活動をしていると聞いたからである。

今でこそ、障がい者雇用や保育園の児童待機の問題が叫ばれていますが、時代を先取りしてそれを会社の理念として活動しているということを実際に見たり、お話をお伺いしたかったのです。
今回、幸いにも、その一端を拝見させていただくことが出来ました。

企業が地域に溶け込んで、そして地域とともに発展していくという姿を拝見し、感動すら覚えました。こども園は木材を主要部材に建設され、震度6にも耐えられとのこと、また、地域の高齢者との交流などの行事もあり、在園生の多くは会社外の子どもがほとんどで地域の待機児童解消に貢献しているなど行政との関わりについても参考となりました。
小島社長さん社員の皆さんには長時間温かく迎えていただき感謝です。

(子ども園の様子、木造で子供や職員の使い勝ってに至る所に工夫がされていました。)







また、障がい者施設では皆さん明るく挨拶をして迎えてくれました。プレス技術を生かしたクッキーづくりなどちょっとした発想かと思いますが、社長さんの「障がい者の方はもっとできるのでは」という思いがあったとのこと。今ではパソコンのデザインソフトを使って型を作っている姿を拝見しました。
  
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Posted by 大屋誠 at 12:26Comments(0)上松町

2017年08月25日

市町村減災フォーラムin南信

昨日、伊那市で市町村長などを対象とした減災フォーラムが開催されました。本年の豪雨災害もそうですが、最近の異常気象は「ちょっとおかしい」と感覚的に感じられている方も多いのではないでしょうか?
最近発せられる大雨警報、更に特別警戒情報の頻度が増えていること、短時間で降る、或いは線状降水帯の発生により長時間降るなど極端な気象が多くなって来ており、講師の方が "荒ぶる"という表現していましたが、まさにその通りと思います。
気象庁ではそうした事象に対応するために、科学的なデータを詳しく、そして早く出すようにしているが、どうしても降った後のデータであり、命を守るということを考えると、はっきり言って限界もあるとのこと、従来の考えでは対応出来ないという言葉が重く響いた。
高齢者が多くなり、日常生活でさえままならない方も私の周りにもいるが、隣近所の自治防災組織の重要性が求められている。
明後日は防災訓練が予定されているが、地域の皆さんにもそうした現状とこれからの防災、減災のあり方について住民自治の重要性を訴えていきたい。
(セミナーの様子です。主体的な行動を呼びかけています。)


(避難者の困難な事態も予想し、それに対応した対策を検討しています。)


(行方不明者の氏名を公表するのか予め検討し、万が一の時のために方針を決めておく必要があります。)


(模擬記者会見です。本物の記者相手に緊張します。)




  
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Posted by 大屋誠 at 09:49Comments(0)上松町

2017年08月23日

草刈ボランティア

昨日、職員OB,OGや公務員を退職された皆さんが草刈りボランティアをするという事で一緒に作業をさせていただいた。
皆さん現役時を彷彿させるお元気な作業で、あっという間に伸びていた草木も刈られて整備された。
(作業風景その1)



地域の景観整備が最近大きく叫ばれているが、こうした取組みがそれぞれの地域で進むことで、より自らの地域を愛して誇りに思えるようになればと思う。私も都合のつく限り参加したい。
行政としての支援について皆さんとじっくりと話し合いながら取り組んで行きたい。
(作業風景その2)


  
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Posted by 大屋誠 at 08:12Comments(0)上松町