2022年03月25日

歳を重ねての“卒”(シニア大学卒業式)

 25日、木曽合同庁舎で長野県シニア大学木曽学部の卒業式・修業式が行われました。今年の晴れて卒業された16名の皆さんは昨年の新型コロナの影響で1年間も休講という大変な経験をしてこの日無事卒業を迎えました。
△岩本木曽学部長から卒業証書が渡されました。


 長じてからの学びを率先してやるということは、自らの生き方のエネルギーもそうですが、周りの家族の支えも必要で、ましてやコロナ禍の中で大変な思いもされたことと思います。
 答辞で卒業生代表の橋本和子さんが言った休講後に皆んなに会えて言った言葉「会えてよかったね」の言葉が心に残りました。
 先日の保育園の卒園式は元気一杯の式でしたが、今日は落ち着いた雰囲気での式、春の式はいろんな人の旅立ちの季節です。卒業された皆さんが地域のリーダーとして活躍する事が地域を元気にしてくれるものと期待します。
 今年は上松から2人の方が卒業されました。シニア大学で学ぶことは人生で大きな財産となるものと思います。歳を重ねたからこそ学ぶことの重さがあるのかもしれません。
△岩本木曽学部長の式辞


△越原王滝村長のお祝いの挨拶


△円熟の歌声、「逢えてよかったね」


△皆んなで歌う「信濃の国」



  
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Posted by 大屋誠 at 17:19Comments(0)上松町

2022年03月24日

“卒”シーズンの最後を飾って

 24日上松保育園の卒園式があり、来賓として出席いたしました。卒園した“おさなご”はぞう組、きりん組合わせて26人の皆さんです。
 保育の期間は短い園児で2年、長い園児で5年ということです。名前を呼ばれると『はい』と皆んな元気で返事をし、1年生になったらやりたい事を保護者の皆さん、職員、そして友だちに宣言していました。
 子どもたちは元気でしたが、“卒園児の歌”と「さよならぼくたちの保育園(お別れの歌)」が歌い終わると、後ろにいる先生方の方から鼻をすするような音が聞こえて来ました。また、横にいる牧野園長先生もちょっとだけ目頭を押さえていたのが印象的な落ち着いた良い卒園式でした。
△牧野園長先生から「リレー最後まで頑張ったね」、「水泳で泳げるようになったね」など頑張ったことを一人ひとり紹介して卒園証書が授与されます。


△牧野園長先生式辞


 もうすぐピカピカの一年生です。小学校で会いましょう!!
  
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Posted by 大屋誠 at 17:28Comments(0)上松町

2022年03月23日

地域おこし協力隊活動報告

 23日、3年目を迎える地域おこし協力隊員の2人から振り返っての活動報告会が行われました。
△小島博樹隊員と能城碧隊員です。




 お二人は本来ならば3年間の協力隊活動を今月終えて卒隊する予定でしたが、新型コロナの影響で期間を延長する措置がとられたため、小島さんは12月まで延長し起業の準備をする予定です。また、能城さんは夢であった“江戸指物”の伝統を継ぎたいとのことで上松の思い出を胸にふるさとの東京に戻ります。
 木工部の2年までは、古い製材所を一から作り直して、木工の機械に入れ替えて拠点づくりに励んだことや公民館活動として成人式の記念品の時計を作って喜ばれたことなどの報告がありました。
 また、木工だけでなく『森の寺子屋』でこんにゃくづくりなどをしたこと、地域のお祭りに参加して伝統的な獅子舞を披露した事など地域の人と密着した活動をした事も報告されました。
 小島さんが作ったふるさと納税の品は令和元年のスタートは遅かったものの、2年は13件35万5千円、3年度は88件284万と驚異的な伸びを見せ、本人も自信に繋がったそうです。
 能城さんもふるさと納税のお礼の希望No.1のティッシュボックスを売出しました。本人に聞くと交換するため開けやすい工夫を隊員同士で話し合って作ったとの事でした。
 また、庁舎内、町内の至るところにある彼らの作品が紹介されました。正直言って「あ〜あれもそうか〜」と感心しました。
 移転改築された児童養護施設ねざめ学園にも大型テーブルを作成して贈られました。多くの子どもたちに喜ばれて使われています。
 地域おこし協力隊は上松に根付いていただくのが一番ですが、都会育ちの若者にふるさとを創ってやるのも大きな役割だと思います。今回、能城さんは一旦は離れますがいつかきっと戻ってくれれば嬉しい限りです。
 生み出した作品の数々は紹介する納税紹介サイト「さとふる」にもアップされていますので、是非ご利用ください。入学の祝いの世界に一つの木製ペンなども贈り物に良いです。
 木工の世界を新しい感性で切り拓く彼らの活躍を期待します。
△紹介した作品


 一番左にある二つの作品はシンプルですが、パソコンを置いて使います。角度があって長時間でも疲れないということで作ったそうですが、ありそうでなかったもので、インテリアとしても良いですね。


   
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Posted by 大屋誠 at 17:04Comments(0)上松町

2022年03月21日

春まだ少し遠い

 春分の日を迎え春本番を迎えます。ウオーキングコースの島地区から見る中央アルプス木曽駒ヶ岳は大分雪解けが進んで来ました。
 里の雪も先日の雨で市街地はほとんど消えましたが、樹々のツボミの膨らみはここ一週間でという感じです。
 上松の西小川の郷に農作業の訪れを告げる雪形の『蛇頭(じゃがしら)』はおぼろげながら見えてきましたが、まだのようです。この冬は大雪もあった事からなのかもしれませんが、やはり穏やかな春の風が早く感じられればいいですね。
△木曽駒ヶ岳の『じゃがしら』が現れる日も近いです。


  
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Posted by 大屋誠 at 18:15Comments(0)プライベート

2022年03月18日

一刻も早い停戦を

 先日、中学校卒業式に出席させていただいた折に校長室入口のウクライナ国旗の話になり、今回のプーチン大統領が始めた戦争について雑談で話しました。
 プーチン大統領が何故新型コロナが世界中を席捲している状況下で人々が命を守る戦いを強いられ、疲弊した経済を立ち直らさねければならない時に起こしたのか?
 そして、一方的侵略で世界の批判、非難の声を浴びる中で和平交渉にも一歩も退き下がる事がないのか。
 武器を持たない子どもたちや高齢者などの民間人にも多くの犠牲を強いるあの執念、狂気ともいうべきエネルギーは何処から来ているのかなどを考える上で私は一つの考えとして「プーチン大統領は、今年というその時でなければならなかったのではないか」という事を話しました。
 それは、たまたま当町が百周年を迎えるため、百年前の日本、世界はどうなっていたのか調べていたところ、『1922年12月 ソビエト社会主義共和国連邦建国』の記載がありました。
 ロシアはソ連邦崩壊後に出来た国ですが、自由化の波によりソ連邦時代よりずっと狭まっています。ウクライナもソ連邦の構成国でしたし、紛争のあったクリミア半島などもそうです。
 プーチン氏はソ連の秘密警察組織KGB出身という事は知られており、強かった旧ソ連の再興を目指した行動と考えるとあの狂気のような命令を下す事に躊躇なかったのではと思うと話しました。
 それに加えてウクライナの内情に対して誤った情報が伝えられていた可能性も否定できません。
 何にしても、ソ連邦建国ちょうど100年というのは偶然でない気がします。
 先日の町議会で即時停戦などを訴えた決議されました。一刻も早い停戦と和平を望むものです。
△校長室入口のウクライナ国旗




   
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Posted by 大屋誠 at 06:28Comments(1)プライベート

2022年03月17日

春の旅立ち その2(上松中学校卒業式)

 17日、昨日の小学校に続き上松中学校の卒業証書授与式が行われました。
 今年の卒業生は男子18名、女子17名計35名です。
△式場の様子


△担任の先生に先導されて入場です。


 小学校6年と中学校3年の計9年間の義務教育がこの日で終わります。中学時代は身体も心も成長する時期です。この学年は町長となって初めての小学校行事の相撲大会に出席した時から覚えている顔もありその成長に驚くばかりです。
 昨年、今年と新型コロナの影響により様々な学校活動に影響があったと思いますが、無事に卒業式を迎えることが出来て嬉しい限りです。本来なら祝辞を述べたいところですが、感染対策のため短時間での式ということで小学校同様に遠慮させていただきました。
△秋山校長先生から一人ひとりに卒業証書が手渡されます。呼名にハキハキとして応えてました。


△植原教育長の教育委員会告辞、花に囲まれてます。



△秋山校長先生の式辞


△下野生徒会長からの答辞 これも花に包まれています。お父さん、お母さんへのお礼を込めた言葉があり心温まる答辞でした。


△在校生、教職員、保護者からの拍手を受けて式場を後にしました。


 来賓紹介では「それぞれの新しいステージでの活躍を期待しています。上松町は皆さんを全力で応援しています。」と述べさせて頂きました。
△校長室の入口には秋山校長先生作の青色と黄色の折り紙で作ったウクライナ国旗を模した作品が展示してありました。「平和を希求」の言葉を添えて






  
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Posted by 大屋誠 at 16:17Comments(0)上松町

2022年03月16日

春の旅立ち(上松小学校卒業式)

 卒業シーズンのトップを飾り、16日、上松小学校卒業証書授与式が行われました。
 今年の卒業生は男子15人、女子16人の計31人です。
△正面玄関前には国旗と看板が卒業式を告げています。


 3月に入り新型コロナ感染症の児童が相次いで確認され、式そのものをどうするかなど心配されましたが、感染対策を徹底しながらでも無事挙行できた事に本当に良かったと思いました。
△卒業生が入場し体育館内は心地良い緊張感が漂います。


△学校の学事報告は時間短縮のため冊子での報告となり、教育委員会告辞を植原教育長が読み上げます。


△池井克己校長先生から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されます。隣は担任の美齊津先生です。池井校長先生は今年で退職、美齊津先生は南信地区の小学校に転出され、お二人ともこれが最後の上松小学校卒業式となります。


△池井校長先生の式辞


△卒業生の歌は感染防止のため予め録画撮りしたものを映しました。


 時間短縮の為来賓挨拶は遠慮させて頂きました。また中学校で会えるのを楽しみにしています。

△ウオーキングの路傍に水仙の花が土から顔を出して春の訪れを告げていました。



   
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Posted by 大屋誠 at 10:35Comments(0)上松町

2022年03月13日

白星発進‼︎

 いよいよ待ちに待った大相撲大阪場所が今日から始まりました。新大関御嶽海は初日は逸ノ城関との取組みが組まれました。
 巨漢を生かした相撲が持ち味の逸ノ城関は先場所は横にずらしながらの相撲で上手く取って勝ったものの、正面から受けると難しい相手です。
 公民館に設けられたパブリックビューイングには約40人ほどのファン報道陣がが集まっていました。
 駆け付けた関取のお母さんのマルガリータさんは皆んなに応援をお願いしていました。前にお聞きすることが有りましたが、「怪我の無いように」と願っているとのことです。大きく成長した息子ですがやはり心配する親心はいつまでも同じようです。
△取組前に集まった皆さんに丁寧に挨拶するマルガリータさんです。


△取組前にはなんとも言えない緊張が漂います。


△初日白星が決まると全員で拍手で会場が一杯となりました。感染対策をしながらの観戦です。


  
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Posted by 大屋誠 at 18:35Comments(0)御嶽海

2022年03月13日

安全な地域づくりの拠点

 12日、上松町消防団本部室が役場庁舎の南側に隣接する場所に完成し、消防団に管理を委嘱する委嘱式が畑久義団長以下本部幹部、本部団員が参集して行われました。
 本部室は旧庁舎の一角に有りましたが、非常に手狭で幹部が集まっての会議なども本部室で出来ない状況でした。
 役場庁舎移転改築が検討されて来た当初から、本部室の建設については、「役場庁舎内に移転する」など消防団と調整しながら検討して来ました。
 しかしながら、消防団が管理運営していくには庁舎内の入・退庁に課題があるなどで別の場所とした方が良いという事で検討を重ねて来ました。
 その間、旧庁舎での活動となりましたが、無事委嘱式を迎えることが出来ました。
 本部室は団長以下四役の会議や本部団員のコミュニケーションを図る場であり、また、いざという時には現地と繋がって対策を練って、各現場に指令する機能を果たす事になります。
 今回の移転で今までには無かった台所やトイレも付いており利便性も図られました。
 昨年完成した庁舎建設を急いだ理由の一つに耐震性の問題がある中で、消防団活動の限られた時間だけとはいえ、旧庁舎を利用していた事はいつも気にかかっていましたが、ホッとしました。
△畑団長の安全祈願


△畑団長挨拶


△畑団長と澤木副団長と一緒に


△本部団員の皆様と和かに




  
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Posted by 大屋誠 at 09:47Comments(0)上松町

2022年03月11日

お世話になりました

 10日、この3月末で退職される長野県立病院機構の久保理事長さんのお別れ会がありました。
△町村会を代表して貴舟大桑村長からお礼の花束が渡されました。


 久保理事長さんは信州大学病院長から9年前に県立病院機構理事長として木曽病院などの地域病院の運営に力を発揮していただきました。
 また、信州木曽看護専門学校の初代校長となり、木曽の医療にご尽力をいただきました。私が木曽病院勤務時代からお付き合いさせていただきましたが、その佇まいは長身でかくしゃくとしておりダンディな方でした。
 まだまだ現役医師として活躍できる方なので更に地域医療に尽くされるものと思います。
 3月は別れの季節、4月は出会いの季節です。慌ただしく流れて行きますが、新型コロナだけはしつこく流行しています。町内で散発的に陽性者が確認されていますが、家族間での感染が多いようです。
 今までどおり基本的な対策をしながら免疫力を高めて重症化するリスクだけは避けたいものです。
  
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Posted by 大屋誠 at 14:25Comments(0)上松町