2022年08月30日

祭りの準備

 28日朝から9月3、4日に行われる“諏訪神社例大祭”の準備のための神社の清掃奉仕等の準備が行われました。
 地区の住民も少なくはなっていますが、「草取りくらいは」と言って参加してくれています。また、各地区で割り振られた幟旗揚げ作業を慣れた手順で行なっていました。
 諏訪神社例大祭は別に『上松祭り』とも言われています。今年も新型コロナの影響で密になる神輿やお神楽は出ませんが、各戸を回って悪魔を払う獅子舞が行われます。
 氏子の皆さんの意見も様々ありますが、氏子総代、上若連頭の皆さん大変な思いをした上での決断であったと思います。楽しいお祭りが新型コロナという悪魔を払って戻って来ることに期待します。
△地区の氏子のみなさん


△幟旗を上げる皆さん、呼吸を合わせて


△この日は一年お世話なったおしめ縄を降ろします。


  
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Posted by 大屋誠 at 10:10Comments(0)上松町

2022年08月30日

治水と砂防の一日

 26日、午前は大桑村役場で治水の学習会、午後は岐阜県中津川市文化会館で砂防の講演会と一日中治水砂防を学ぶ日となりました。
 午前の治水では、『木曽地域治水対策協議会』が7月8日に設立されたことから木曽地域の治水の状況を学ぼうと開催されました。
 大瀬木弘木曽建設事務所長から「木曽地域の河川について」、荻窪孝木曽建設事務所企画幹兼整備・建築課長さんから「王滝川日向淵における災害復旧工事についてと題して学習会が行われました。
△学習会の様子です。唐沢会長の挨拶


 大瀬木所長さんからは県内の主要河川の状況、木曽川の水系図などの説明とともに、県内の河川整備計画策定状況の説明がありました。河川の維持管理では上松の諸原、瀬木地籍の事例などが紹介されました。
 また、荻窪企画幹さんからは王滝村の王滝川で起きた道路の被災原因についてのメカニズム等の説明があり大変有意義な学習会となりました。
△学習会の講師上段大瀬木所長、下段荻窪企画幹




 午後は中津川市で中津川市中津地区災害対策協議会が主催する『砂防講演会』に参加しました。中津川市では
当時“中津町”の時代に四ツ目川災害が起きてからちょうど90年を迎えるとの事です。市では昭和7年8月27日に起きた災害を後世に伝えるため『治山・砂防の日と』として定めて対策協議会がこの時期に講演会を開催しています。
 中津川市で行われる事ではありますが、国の直轄砂防事業が行われているという点では私ども木曽地域の事業への先鞭を付けていただいたということで毎年木曽南部直轄砂防推進協議会の構成町村は参加させていただいています。
 講演は『気象情報と防災』と題して気象予報士の藤原政幸さん、『四ツ目川災害から90年土砂災害の教訓を後世に伝える』と題して一般社団法人砂防フロンティア整備推進機構理事今井一之さんからご講演をいただきました。
 藤原さんは大桑村のご出身で岐阜県で教員生活を平成26年まで務められ、最後は中津川市神坂中学校の校長先生を務められたとのことで、四つ目川災害が起きた時の気象状況などとともに各家庭で取り組める自主防災のためのペットボトルを利用した雨量計の活用など興味深い講演でした。
 また今井一之さんは令和3年3月まで国土交通省の砂防部長を務められて退官し現在の職に就いていますが、以前には多治見砂防国道事務所の所長を務めています。
 講演では四つ目川災害後の直轄砂防事業の遊砂工の整備など講演をいただきました。また、自助・共助・公助により住民避難が出来て人的被害を食い止めた[茅野市の事例などが紹介されました。
 住民避難に向けての行政の『知らせる努力』、住民の『知る努力』など今後特に取り組むべき事についての方向性を改めて考える機会となりました。
△講師の藤原さん。


△今井一之理事の特別講演




  
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Posted by 大屋誠 at 09:33Comments(0)上松町

2022年08月25日

地域の未来の医療

 24日午後、木曽病院において『第一回木曽医療圏地域医療構想調整会議』が行われました。
 今回の会議は一つ目として“今後の地域医療のあり方”、二つ目として木曽医療圏における各医療機関の役割分担と基本的な方向性”、三つ目として“外来機能の報告”、そして四つ目として“医師の働き方改革”について説明を受けて意見交換されました。
 木曽病院の浜野院長さんから『病床数が論議されるが、深刻な看護師不足から実際に運用している病床数は少ない。この点も検討に入れて議論をすべき』など実状を訴えた意見もありました。
 また、2年後の2024年4月には医師の働き方改革により年960時間(月100時間未満)の上限が設けられます。集中的技能向上水準や地域医療確保暫定特例水準などの医療機関を指定して例外も設けられる様ですが、医師の働き過ぎによって医師が過労で倒れてしまうような事があれば、これは大きな損失になってしまいます。
 医師の働き方改革は病院側の努力だけでは解決しない問題であり、患者さん側の受診についての理解が必要となるものと思います。2年後には地域医療にとって大きな変革の波が押し寄せるものと思います。
 今日の会議は木曽地域に限ったものでしたが、現実は救急医療については伊那中央病院や松本市、塩尻市の病院と連携しており、広域医療圏同士の連携は必須のものとなって来ると思います。
 また木曽地域でも南部の南木曽町では岐阜県中津川市内の医療機関とも連携していく必要があり、木曽地域独自の課題が浮き彫りになっています。
 来年の構想策定が未来の木曽を描く上で重要な役割を果たすことに期待します。
△会議の様子(宮島保健所長さんの挨拶 右隣座長の田澤木曽郡医師会長さん)


△浜野院長他委員さん


  
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Posted by 大屋誠 at 09:43Comments(0)上松町

2022年08月18日

凄いことになって(今朝の雨)

 今朝方、7時過ぎにちょっと出掛けようとしたところ、急に凄い雨が降ってきました。しばらく様子を見ようと15分ぐらい待っていたところ小雨になったので車に乗って出かけてその帰り道に小学校グラウンド横の諏訪神社の階段から流れ落ちる水を見て思わずシャッターを切りました。
△こんな感じで階段が滝のようになっていました。


 幸いにも側溝から溢れ出る事はなく道路に流れることはありませんでしたが、流れていれば沿道沿いの家屋にも流れ込む可能性もあったのかも知れません。
 ほんの20〜30分程度の豪雨でこの様な状況になってしまう事に今更ながら最近の豪雨の特徴を再認識しました。
 因みにこの雨は町公民館の観測で7時の一時間雨量で10ミリだったそうです。今年は東北や北陸が甚大な豪雨被害が出ていますが、その降り方は時間雨量で30ミリを遥かに超えるとの事です。
 これから台風シーズンを迎えますが、日本列島どこに行っても大変な季節を迎えます。いざという時の非常時グッズなど確認しておく必要があります。  
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Posted by 大屋誠 at 16:43Comments(1)プライベート

2022年08月16日

これも3年振り(最後?の成人式)

 15日、3年振りに上松町成人式が行われました。
△式典会場前(ひのきの里総合文化センター)


一昨年は新型コロナで延期、昨年は豪雨災害、そして今年1月には2年分の成人式を計画していたものの再び新型コロナ流行拡大で結局中止となってしまいました。
 35人の新成人を迎えて一堂に会して式典が出来たのは心から嬉しい限りです。久し振りに会うことが出来た皆さんは本当に嬉しそうでした。
△森山公民館長からは寝覚保育園の最後の卒園児だった保育園時代の事などを交えて式辞を述べました。


 私は式辞で「今は町外に出ている人に“出来れば、出来れば帰って来てともに町づくりを一緒にやりましょう!」と呼びかけました。
△新成人を代表して実行委員の清水泰輝さんが決意を述べました。


 進行は全て上松中学校の生徒がやってくれました。中学生も近い将来祝ってもらう立場になります。
△進行の様子


△新成人の皆さん。私語もなく静かに式典が進みます。


△写真撮影は保護者?の皆さんも多くカメラ片手に来られていました。


 冒頭の表題で『最後』と記しましたが、祝う事を止めるのでは無く来年からは『二十歳を祝う会』への変更を検討しています。
△式典には先日の花火大会でも出演していただいた“檜流太鼓”の皆さんも華を添えて頂きました。




 新成人の中に太鼓をやる人もいて飛び入りでの参加となりました。

  
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Posted by 大屋誠 at 08:09Comments(0)上松町

2022年08月14日

3年振りの上松の夏

 13日町政施行百周年記念花火大会が行われました。新型コロナの影響や豪雨災害の影響で昨年一昨年と中止となっていた待ちに待った花火大会です。
 新型コロナが第七波を迎える中での判断、それが終わったと思ったら予期もせぬ突然の台風発生など実現する判断にも難しいものがありましたが、幸い台風の進路は木曽地域は西側に入ったので『開催は可能』と判断しての開催でした。
 開催に当たっては屋外のイベント開催の基準以下の来場者予定人数である事、来場者へ感染対策のマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保を呼びかけるなど配慮しながら、そして企業や事業者さん、一般住民の方など多くの寄付を頂いた方の気持ちを大切にしたいと言うことを総合的に判断しての開催でした。
△花火師さんは早朝から準備をしていました。




△交通規制には上松交番、交通安全協会、役場職員が当たりました。また、打上げ場所の台が峰線には消防団の皆様が警戒に当たっていただきました。


△夜店の準備も進んでいました。店によっては花火の打ち上がる前に完売してしまった所もあった様です。








△オープニングを飾る『檜流太鼓』の迫力ある太鼓。檜流太鼓は町制70周年を記念して結成され、以降30年に亘り町の各種イベントで出演して頂いています。今日は東京からメンバーの友人の応援の方も来て頂き腹に響く和太鼓の素晴らしさを披露して頂きました。






 ステージの前側に居ましたが、迫力に押され後方に思わず退避しました。
△秋の諏訪神社例大祭で披露される『だんじり囃子』も保存会の皆さんに披露して頂きました。




 花火が打ち上がる頃には小雨も上がり夏の夜空にしては少し心地良い天気の中で打ち上げられました。




 町の100年を支えていただいた先人に感謝とともにお礼をし、次の100年へ向けて町民の皆さんとともにその決意を新たにする花火大会となりました。
 開催に当たって関わっていただいた商工会の皆さん、夜店に出店頂いた皆さん、そしてご協力頂いた関係各団体の皆さんに心から厚く御礼申し上げます。

 追加)
 ひのきの里総合文化センター音楽室でマイナンバーカードの申請も受け付けていました。呼びかけに応じて申請して頂いた方もいました。ご協力有難うございました。




   
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Posted by 大屋誠 at 17:20Comments(0)上松町

2022年08月12日

交通安全の願いを込めて(赤沢交通指導所)

 11日の『山の日』、赤沢自然休養林において「赤沢交通指導所」が開設されました。この指導所は毎年8月の第一週の土曜日に行われていますが、今年は知事選があったためこの日に移動しての交通安全を呼びかけました。
 今年は野村さんが作成したひのき製の観音像と福祉施設で作ったクッキーを観光客の皆さんに配り、安全運転を呼びかけました。
△お贈りしたひのき製観音像とクッキー


△交通指導所には町交通安全協会の皆さん他、木曽警察署から木暮署長さん他木曽署の皆さん、消防団幹部、金融機関の支店長さんなど関係者の皆さん約40人の方が参加しました。
△木曽署のマスコット『見守りブラザーズ』も交通安全を呼びかけました。


△一台一台を停車して頂き配布品を贈ります。木暮署長さんも安全運転を呼びかけています。




 やはり赤沢は風が通ると涼しくて気持ちいい空気が流れていました。止められた皆さんはちょっとビックリしていたようですが、贈られたものを見て喜んでいただきました。
 この行事が始まって30年が経つそうですが、これからも続くことを願っています。


  
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Posted by 大屋誠 at 12:49Comments(0)上松町

2022年08月09日

県現地調査(木曽建設事務所)

 8日、木曽建設事務所の現地調査が行われました。これは毎年県が管轄する河川や道路、砂防など町から整備箇所を要望し県と調整するために行われています。
 例年は秋頃に開催していますが、今年は早い時期となりました。直ぐに次年度の県予算編成となりますのでちょうど良い時期だと思います。
 整備要望として40箇所の候補地を挙げ、今回はそのうち4箇所の現場を調査していただきました。また、現在進んでいる島地区のクランク解消に係る道路改良について予定には入っていませんでしたが説明を受けました。
 今回の調査現場の中には地区要望の箇所もあり、何れも早く着工して頂きたいのは山々ですが、他町村も多くの同様の箇所を抱えているので優先順位を上げて頂くように担当者の説明も熱を帯びます。
△冒頭の会、日頃の行いが良いのか急に雨が降って来て軒先借りて。何処から出て来たのかネコも熱心に説明に聞き入っていました。




△上瀬木地区千畳敷沢の土石により河床が上がってしまった現場


△上瀬木の砂防堰堤新設要望箇所


△下河原の木曽寮建設予定地東の木曽川護岸要望箇所




  
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Posted by 大屋誠 at 08:57Comments(0)上松町

2022年08月04日

新しいテントサウナの活用

 今日、B&Gプール横で災害時におけるテントサウナの活用について検討するため、設営訓練を実施しました。
 昨年8月の災害発生時においてちょうど旧盆の最中の暑い時期という事もあり、身体を清潔にできる手立てが求められました。その時にはB&Gプールのシャワー施設を利用する事が出来ましたが、今回はその教訓を生かして『テントサウナ』が活用できないかと地域おこし協力隊員が発案しての設営訓練となりました。
 B&G財団から支援を受けて防災拠点整備のソフト事業を使って整備されたテントサウナを利用しての訓練です。このような試みは当町が初めてと財団から派遣された西村さんにお聞きしました。
 被災地ではよく自衛隊派遣の中で風呂を利用しますが、正直どうしても使うのにためらう方もいると思います。その点このテントサウナはそうした事にも対応できるアイディアだと思います。
 テントの設営は5分くらいで出来、他に煙突の組立て、サウナ用の石を敷き詰めるなど設営も含めても20分程度で出来ました。一番苦戦したのは火着けで若い皆さんは家にストーブや囲炉裏で火を扱う経験が少ないので当たり前ですかね。
 あいにくの雨の中での訓練でしたが、段々と煙が立ち上がって来て、テント内に入った皆さんは直ぐに「熱い、熱い」と気持ち良さそうに出て来ては何度も入っていきました。
△テントサウナの設営。あっという間にできます。


△沐浴用のプール。ヒノキ玉が浮かんでいます。


△テントサウナで火照った身体をヒノキ玉を集めて癒やします。



△テントに煙突を付けます。


△蒸気を発生するための手桶と柄杓は
必須です。


△ひのき精香さんの水(ひのきエキス入り)を凍らせた氷を入れます。


△何か楽園に行った気分にさせるハンモックと椅子も用意されました。


△テントサウナの中の様子です。


△美味しそうにエネルギー補給です。私も入りたかったのですが、用意して来なかった(残念‼︎)ので雨の中肌寒い状況でしたが皆さんは熱いと言って気持ちよさそうでした。








  
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Posted by 大屋誠 at 18:33Comments(1)

2022年08月04日

反核 平和のリレー

 7月13日に松本市を出発した「反核 平和のリレー」が今日上松に到着しました。あいにくの雨模様のためトーチによるリレーは中止となってしまいましたが、その心はしっかりと繋ぐ事ができました。
 要請書をいただき挨拶の中で「戦争が終わって77年経つが、我が国の平和は幾多の犠牲となられた皆さんのおかげである」「ウクライナへのロシアの侵攻により世界の平和が危うくなっている中で、防衛力増強などの話も出ているが、武器を持てばそれ以上の武器を構えることになる。そうしたことだけでは解決しない事をしっかりと議論していく必要がある。」と述べさせていただきました。
△実行委員会の皆さんが横断幕を掲げての活動です。


  
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Posted by 大屋誠 at 17:40Comments(0)上松町