2024年07月30日

名古屋の暑い大相撲

 26日、新装なった中日ビルに移転した長野県名古屋事務所に来年の御神木祭のPRも兼ねて表敬訪問しました。
 この日の名古屋は晴れてはいたももの、少し曇りがかっており、例年のような蒸し暑さは感じませんでした。とは云っても冷房の効いた特急とビル内ばかり渡り歩いていたので感じなかっただけかもしれません。
 新装なった中日ビルは地下鉄栄駅から直通で行くことが出来る便利な所にあり、ホテル、オフィス街、商業テナントが入った名古屋・栄のランドマークの建物で4月23日に開業しました。
 5階に全国観光物産センターがあり、長野県を始め17道県(一部共同あり)のテナントが出されています。
 この日は、来年予定されている御神木祭の宣伝目的にポスター持参で来訪しましたが、応対してくれた土屋所長さんは既にその事を存じており、出来る限りの応援をして行きたいと快諾を頂きました。
 施設内には公共スペースに100インチの大型モニターも有償ではあるが入居している県には特別価格で提供できるという事や事務所前の少し空いたスペースではイベントが出来るのでぜひ活用して欲しいとの事でした。
 名古屋事務所訪問を終え、大相撲名古屋場所が行われているドルフィンアリーナに御嶽海関の応援に駆け付けました。この日は後援会の応援ツアーの一人として参加しました。
 名古屋城に着くと直ぐに御嶽海関が迎えてくれました。名古屋市の“水の応援大使”に就任しているので等身大のパネルが出ていました
△これがそうです。


 暑い陽射しを浴びて入場していくと櫓と風になびく幟が迎えてくれました。
△櫓




△幟。偶然にもこの日取組みのある若元春関の幟が横にありました。


 後援会ツアーは今回皆さんが現地集合という事で、私の隣は坂城町出身のIさんという方で現在は京都にお住まいの方でした。80歳を超えているとお聞きしましたが、とてもお若く見えて名古屋と大阪場所には必ずというほど応援に行くというくらいのファンだそうです。個人でも幟を揚げ、御嶽海関とツーショットの写真を見せてくれました。
 こうした本当に熱心な皆さんに応援してもらっている関取は幸せです。
 しかしながら、この日まで7番負けてしまっており、負け越しに俵に足が掛かった状況です。応援した時に負けるのは関取と同様に悔しい思いが募ります。
 でも、私が応援に駆け付けて来た時は記憶では全て勝っている?ので期待が膨らみます。
 『御嶽海〜!突き押し一本〜!』これがいつも私が最後の仕切りで発する言葉ですが、館内の声援の中でも聞こえるものなのかと御嶽海関に聞いたところ「え〜ハッキリ聞こえます」と話したことがあります。
 成長著しい若手有望株の若元春関ですが、今場所は調子の波に乗れずにいるので充分に勝機はあるものと思って緊張の立ち合いを迎えました。
 少し御嶽海関は遅れたものの両者土俵上で譲りません。その時後援会の皆さんから「押せ〜押せ〜」、「退くな〜絶対引くな〜」と物凄い声援です。
 圧を受けて我慢出来なくなった若元春関が一方的に押し出された御嶽海関の力強い相撲が光った一番でした。
 後援会の皆さんで喜びを分かち合えるのはこうしたツアーの一つの楽しみです。
 翌日の土曜日に残念ながら敗れて負け越しが決定しましたが、千秋楽に勝って負け越しながら最小の差でとなりました。
 名古屋場所が行われたドルフィンアリーナも取り壊されるため、これで最後の大相撲開催が終わりました。来年からはほぼ横に建設中のIGアリーナ2移るそうです。
 勝利の余韻に浸りながら帰る途中に新しいアリーナの屋根部分が見えてました。来年は新しい施設で活躍する御嶽海関の姿を見ることに期待したいと思います。
△屋根部分が見えます。




  
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Posted by 大屋誠 at 09:32Comments(0)

2024年07月26日

子どもたち熱い夏を迎える(少年相撲大会)

 25日、明日から小学校は夏休みを迎える一学期の最後の日に恒例の少年相撲大会が小学校横の相撲場で開催されました。
 思い思いの四股名をそれぞれがつけての大会です。保育園生も一緒になり、周囲には保護者の方やご家庭の方が観戦する中で、いつもは静かな場所ですが賑やかな雰囲気に包まれました。
△牧野園長先生と一緒に四股を踏んで準備体操をする園児


△開会式の様子


 私から挨拶として『勝って嬉しい人〜?』、『負けて悔しい人〜?』と問いかけるとほとんどの子供たちが両方手を挙げていました。
 相撲の世界の言葉として『負けて覚える相撲かな』という言葉を紹介し、例え今日は負けたとしても何度も何度も稽古して実力を付けて行くという事と話し、負けても、最後の礼までをして終わるまでが相撲ですと可愛い力士たちに激励をしました。
 取組みが始まる前に6年生が土俵に上がり相撲の勝負が終わった後の礼をして下がるまでの所作のお手本を示してくれました。
△その様子です。


 この日は会議がすぐに有り、取組みは見られませんでしたが、皆さん怪我も無く無事大会が終わったとの事です。
 今日からは待ちに待った夏休みです。休み明けには元気に学校に出て来て下さい。  
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Posted by 大屋誠 at 10:42Comments(0)

2024年07月25日

木曽建設事務所現地調査

 この梅雨明けの時期に毎年行われている木曽建設事務所の現地調査が25日行われました。県で管理している河川、道路等については住民からの地区要望もあり毎年多くの要望をして来ているところです。
 県が施工する事業であっても地元との交渉や地権者との用地交渉などに当たっては町が状況を把握しながら県と調整して進めなければなりません。
 昨日の調査に当たっては、道路、河川、砂防などの39箇所を要望を致しました。そのうち緊急度を要する3箇所の現地調査と県工事が進んでいる砂防堰堤新設工事を視察しました。
 担当者から事業の必要性や土地所有者の状況を聞いていただき、疑問な事や施工するとすればどのような方法が良いかなど具体的な事も挙げて現地で話し合われました。
△上瀬木地区の十王沢の護岸工と立木伐採についての説明を受ける建設事務所職員の皆さん。


△二つ目の現場は正島地区の急傾斜地の施設新設と立木伐採


△三つ目は下河原地籍の木曽川右岸の護岸工事の新設要望


△最後に寝覚地区田代沢で進められている砂防堰堤工事の現場です。


 田代沢の砂防堰堤については、6、7年くらい前の現地調査時に要望したものが実現したものです。住家の直ぐ上には巨石が積み上がるようになっており、大雨で崩れた場合、住民の生命を脅かす危険があります。今年度中には完成という事でホッとしました。
 田代沢の下には樹齢500年を超える桂の木がありますが、これは田代沢の近くの大宮神社から流れて来たとの言い伝えがあります。
 昔の人はそうした災害の記憶を後世に残すためにそうした事を伝えたいとの思いからメッセージを残したとしても不思議ではありません。
 帰庁してから全体の講評を頂きましたが、田代沢の砂防堰堤工事について中学校の直ぐ近くにあるということから防災教育の一環として是非生徒に見ていただきたいとの話しがありました。
 今回は39箇所全てを調査する事は出来ませんでしたが、県の担当者の方には折に触れて現場に足を運んでいただいておりますので今後ともよろしくお願いします。
 

  
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Posted by 大屋誠 at 11:44Comments(0)

2024年07月20日

いたたまれない気持ち(昔の同僚の事故)

 いたたまれない気持ちとは『その場に止どまることが出来ないような気持ち』との意味ですが、一昨日、木曽町黒川渡で起きた看護師を目指す女性がダムに車ごと転落した事故が起こりました。
 また、それを助けようとした看護学校の職員が飛び込み行方不明になるという事件が起こりました。 
 学生さんは車の中で心肺停止の状態で発見され、その後、残念ながら死亡が確認されました。また、救助しようとした男性職員は行方不明になっていましたが、昨日、午後3時少し前に県警のヘリにより発見されその後本人と確認されました。
 将来の看護師を目指していた学生が亡くなってしまった事に加え、それを助けようとした正義感と身をも振り返らず飛び込んだ男性職員の余りにも悲しい結末を迎えた出来事となりました。
 男性職員の情報で一報が入った時に『64歳』との事で、私と年齢も近いので県職員OBで私も知っている人なのかと一抹の不安がよぎりました。
 そうした悪い予感は的中するもので、昔、木曽地方事務所の出納係に勤務していた時に木曽建設事務所に勤務していたA君だと分かりました。当時の出納係は合庁内の会計審査を全てやっていたので彼と毎日のように顔を合わせていました。
 いつもニコニコして明るい笑顔が素敵な冗談も好きで誰にも好かれる男性でした。今でもその姿が浮かんできます。
 定年後、まさか今回のような悲劇に巻き込まれるとは。木曽から約2時間かかる松本市から毎日通っていたとの事で、本人も、朝いつものように見送ったご家族にとってもあまりにも突然の事でお慰めする言葉が見つかりません。
 一昨日、昨日と木曽町消防団、警察、広域消防署で捜索がつづけられましたが、昨日の午前中で発見されることなく捜索救助活動は終了しましたが、県警ヘリが上空からの活動を継続している中での発見でした。
 A君は松本空港管理事務所長も務めていたので、もしかしたら知っている隊員の方もいたかもしれません。
 昔、上松町においてもこれと似た事件がありました。児童養護施設の子どもと先生が木曽川に遊びに来ていて、子どもが溺れ、それを助けようとした女性職員が飛び込み行方不明となり、その後発見されましたが残念ながら二人とも助かりませんでした。
 今回も本当に『いたたまれない』ことが起きてしまいました。
 今回の捜索活動にご尽力頂きました皆様に友人の一人として心から感謝し厚くお礼申し上げます。
 お二人のご冥福とご遺族の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。
△捜索範囲が当町の桟地区までとの事でしたので、下流の鬼渕鉄橋の上から木曽川を臨みましたが滔々とした木曽川の流れしか見えませんでした。


 これから暑い季節がやって来ます。水の事故は繰り返さないことを祈るばかりです。
   
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Posted by 大屋誠 at 08:14Comments(0)プライベート

2024年07月19日

木曽病院・医師会・町村交流会

 16日、木曽病院において木曽病院・木曽医師会・町村交流会があり出席しました。
 年に一度こうした木曽地域の地域医療をめぐる現状について話し合う機会を設けていますが、最近の状況は以前にも増して医師不足が深刻化しています。
 医師不足により診療科の常勤医師がいなくなる、木曽病院、医師会の医師が高齢化している現状があり直ぐにでも医療崩壊につながる可能性があります。
 対応策について浜野院長さんはとにかく長野県だけでなく、県外も視野に入れた確保も検討していく時期にあると述べておられました。
 また、若手医師の方からは「自分の仕事の都合で診療時間以外に来る方がいる」、「夜のタクシーがない時間帯に来ると今日だけは入院させて欲しいと訴える方がいる」という現場の声が挙がりました。
△意見を言う医師


 行政側からは「移住定住を進めるにも医療の体制が整っていないと難しい」、「地域公共交通の新しいシステムを振興局と一緒にやっている」、「伊那中央病院に繋がる361号線の姥神延伸を推進するよう国、県に働きかけている」ことなど、行政として進めている現状について述べました。
 また、私から医療現場の声を住民の皆さんに木曽病院の現状について理解して、時間外の診療を減らすなど診療に協力してもらう事について病院、広域連合などで実例を挙げて訴える努力をして行く必要があると述べさせていただきました。
   
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Posted by 大屋誠 at 10:33Comments(0)

2024年07月16日

大宮様の夏祭り

 3連休中日の14日、寝覚、見帰地区のお祭りである大宮神社例祭の本祭式にお招きを頂き参列しました。
△大宮神社は上松中学校を吉野地区に上がって行く途中に参詣道があります。


 見た目は急な坂ではありませんが、毎年登るのが暑い夏ですので汗が噴き出て来ます。歩いて行くと鳥居が見えるとホッとします。
 大宮神社は、町内では駒ヶ岳神社に次ぐ古い社として伝えられおり、春に行われる若宮神社と深い縁があると言われています。そのため駒ヶ岳神社のある東里、東奥地区、更には若宮神社のある西小川地区の皆さんも来賓として招かれます。
 大宮神楽連は戦中、戦後と一次中断した時はありましたが、昭和24年に地元の皆さんの熱意により復活して今年で75年を迎えました。
△神事を迎える準備をする若連の皆さん


 毎年のように神事が行われますが、今年の浦安の舞は新人さんが務めました。
△湯立の舞、浦安の舞




 浦安の舞を奉納した皆さんは始まる前はちょっとだけ緊張していたようですが、立派に大役を果たしました。
 社殿には照明がほとんどないので暗い中で御神楽の白張提灯の灯が幻想的です。
 この日は雨でしたので社殿の中に神楽を入れていました。
△獅子神楽奉納


 浦安の舞も獅子神楽を奉納した若連の方も若い人で大変頼もしく嬉しく思いました。こうしてまた大宮神社の伝統と歴史にまた一年加わりました。
 この日は時折り強い雨もありましたが、幸い御神楽が出る頃には雨は止んでいました。社殿を出た所で他に祀られている祠に向けて本祭が無事終える事が出来た御礼の獅子神楽が奉納されていました。
△外での獅子神楽


 帰りの道の下り坂は御神酒を頂いたのでより慎重に歩き、いわゆる『足にくる』状態でしたが無事降ることができました。
 
  
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Posted by 大屋誠 at 09:13Comments(0)

2024年07月12日

木曽南部の道、砂防の願い

 8日、ひのきの里総合文化センターで『木曽南部木曽川右岸道路整備推進期成同盟会』並びに『木曽南部直轄砂防推進協議会』の総会が行われました。
 昨年までは別々の日に行われましたが、両会の構成団体が大桑村、南木曽町、そして上松町の3町村と同じで日程的に別々に出来なかったことから今年は同日の午後に連続して行うことになりました。
△会議の様子


  
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Posted by 大屋誠 at 15:07Comments(0)上松町

2024年07月12日

木曽南部の道、砂防の願い

 8日、ひのきの里総合文化センターで『木曽南部木曽川右岸道路整備推進期成同盟会』並びに『木曽南部直轄砂防推進協議会』の総会が行われました。
 昨年までは別々の日に行われましたが、両会の構成団体が大桑村、南木曽町、そして上松町の3町村と同じで日程的に別々に出来なかったことから今年は同日の午後に連続して行うことになりました。
 木曽川右岸道路は木曽町三岳から南木曽町田立までの総延長45kmが計画され、現在28kmが供用されています。
 現在は南木曽町十二兼においてトンネル掘削工事が行われており、木曽川の左岸から木曽川に資材等運搬用の仮橋を造って対岸の山の中腹を大桑村野尻方面と南木曽町柿其方面の両方向に向かって掘削するという大工事です。
△事業概況を説明する木曽建設事務所池田整備・建設課長さん


 この他、右岸道路は現在大桑村で一部国道19号を利用するため右岸側から左岸に渡る新和村橋の建設が進んでいます。
 また、この日は飯田国道事務所の中川所長さんから『国道19号の現状と課題の整理』と題して講演を頂きました。
△中川所長さんの講演


 中川所長さんからは交通状況についてお話があり、国道19号の使われ方について1日の交通量は約7千台から1万4千台の交通量があり、そのうち大型車が約20〜30%を占め、南北移動の主要幹線軸として機能していることなど具体的な事をお聞きしました。
 また交通事故発生状況についても触れ、4年で7件の事故が上松のバイパス付近で起きており、管内では一番多いそうです。
 道路に続いて直轄砂防の総会もありましたが、長時間に亘りご来賓、参加者の皆様本当にお疲れ様でした。
 
  
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Posted by 大屋誠 at 15:07Comments(0)

2024年07月07日

防災を学ぶ

 今日は七夕です。公民館研究集会が公民館で開催された約40人の人に集まっていただき講座が行われました。
△開会の挨拶をする森山館長


 今日の講座は『災害に備える公民館活動』と題して県生涯学習推進センターの公民館支援専門員の中田安子さんの講義に続き、同センターの主任指導主事中島章さんがワークショップ手法により『公民館として取り組んだ方が良いこと』についてグループワークを行いました。
 中田さんの話の中で、今までの災害を通じてトイレの問題が高齢者や障がい者にとって大きな支障を生じるという経験に基づいた話は参考になりました。
 グループワークは限られた時間でしたが、多くの意見が出て違う視点からの意見もあり、今後の訓練などの参考になりました。
△グループワークの様子






 皆さん初めて会う方がほとんどと思いましたが、和やかな雰囲気で真剣に話し合いが出来ました。感謝申し上げます。
△結果を発表する皆さん


 この結果をしっかりと今後、地域づくり、災害対策に生かして参りたいと思います。
  
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Posted by 大屋誠 at 11:46Comments(0)上松町

2024年07月07日

木曽森林管理署との林政懇談会

 4日午後、木曽森林管理署において署と町の課題などを話し合い、円滑な連携を図るため林政懇談会が行われました。
△会議の様子。挨拶しているのは私で右横が郷原署長さんです。


 来年に迫っている伊勢神宮式年遷宮御杣始祭に向けて赤沢自然休養林の沿道の整備の進め方、併用林道整備などのハード的なものや出没情報が多く寄せられている熊対策の情報共有などについて話し合われました。
 特にテーマを決めず、ざっくばらんな話し合いでしたので和やかな雰囲気の会議でした。
 先のクマもそうですが、シカが急増しているとの事で対策を進めて行く必要があると思いました。
   
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Posted by 大屋誠 at 10:41Comments(0)