2019年07月26日

熱闘、上小相撲場

町主催の少年相撲大会が第39回を迎え諏訪神社境内横の相撲場で98人が参加して開催されました。
この相撲場は、大相撲で活躍する関脇御嶽海関も小学校の時に相撲を取ったことでも知られています。保育園児、小学生、そして今年は中学生の取組みも一番あり盛り上がった大会となりました。
園児の相撲は「礼」に始まり、そんきょの姿勢などに戸惑いながら微笑ましい取組みでした。また、小学生の取組みは相撲クラブで稽古している子どももおり、学年が上がるにつれて次第に迫力あるものとなっていきました。
何番か行司や審判から物言いがつき、「取り直し!」、「「取り直し!」と土俵周りから大相撲のような声援も出ていました。
とりわけ、中学生の古瀬くんと下野くんの一番は始めの取組みが同体で取り直しとなり、次の一番もどちらが勝ってもおかしくない熱戦を先輩の古瀬くんが意地を見せて勝利しました。
二人は先日のブログでもお知らせした通り新潟県で開催される北信越大会に出場の予定です。二人とも小柄ですが人一倍ガッツとファイト、そして冷静さを持つ若者ですので、北信越の強豪相手に熱戦を繰り広げてくれるものと思います。

△可愛い園児からの取組みから始まりましたが、整列させるまでが大変ですね。



△小学校低学年の取組み、普段仲のいい友達もこの日はライバル。仲良く押したり引いたり。



△さすが、中学相撲部低い立ち合いからぶつかります。一番は取り直し、二番目でようやく決着


物言いが付き、審判団が集まって協議







  
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Posted by 大屋誠 at 10:22Comments(0)上松町

2019年07月25日

環境省、国会議員へ要望

24日上京して環境省、県関係選出の衆参国会議員に循環型社会形成推進交付金の予算確保に向けた活動を平林松川村長始め各地の広域連合関係者、県環境部の高田環境部長などで行いました。
木曽広域連合を代表して昨年4月に完成した新焼却炉が順調に稼働している状況や住民に循環型社会の教育の場にもなっていると環境省山本局長にお礼を申し上げるとともに、現在進んでいる旧南部クリーンセンターの場所を活用したストックヤード建設に向けて更なるご理解をいただきたい旨お願いしました。

△山本局長に要望書を手交する平林松川村長さんです。



その後、国会議員会館を訪問し、要望書を持参して支援をお願いしましたが、その折、参議院議員会館で廊下にブルーシートが引かれ引越しの準備が進んでいました。引退する人、惜しくも今回の選挙で敗れてしまった現職など様々ですが、当選時にはレッドカーペットで迎えられ、終わりはブルーーシートなのかと感慨深いものがありました。
  
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Posted by 大屋誠 at 14:11Comments(0)上松町

2019年07月23日

地域の願いを込めて(木曽南部木曽川右岸道路整備)

22日の午後、木曽南部木曽川右岸道路整備促進期成同盟会総会が開催され出席しました。
木曽川右岸道路の整備は、生活道路として、また、いざという時の緊急道路としての利用が期待されており、国道19号線を補完する道路として一刻も早い整備が望まれています。
年号もこの5月には令和と変わりましたが、奇しくもこの事業が始まったのは平成元年の「林道台ケ峰線」開設からで、実にここまで31年の歳月を要しており、まさに地元の悲願といってもいい事業です。
これまで県が推進してきていますが、山間を縫って走ることからトンネル、橋梁も多く厳しい県財政の中にあっても関係者のご尽力により、着実に進んで来ています。
工事箇所は対岸からトンネル坑や橋などが垣間見えますが、全線が整備された時に今と反対側でどの様な景色を見せてくれるか楽しみです。
岐阜県境との繋がりについては、まだ調整が必要とのことですが、リニア新幹線が中津川に新駅が出来るとアクセスとしての利用による観光振興に大いに期待を寄せるところです。
上松から南進しながらの整備をしていますが、完成した区間から徐々に供用が開始されるとの事です。当町関係では現在、上松登玉から大桑村和村3.6kmで工事が行われています。

△総会の様子、貴舟会長(大桑村長)の挨拶です。



  
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Posted by 大屋誠 at 16:01Comments(0)上松町

2019年07月22日

ツバメ旅立ち近い

今年もツバメが当町を訪れ民家などの軒先に巣を作り、孵化したヒナにセッセと餌を与える毎年の光景を見るようになりました。
ツバメは何処にでも巣をかけるのでは無いと云われています。人の出入りのある所を選んで巣を作る習性があると云われており、家の中に巣をかけた時には福が来ると家の人に喜ばれて守られたとの事です。これは、人間が天敵となるヘビやネコなどから守ってくれるからなど諸説あるそうです。
確かに空き家の所には巣をかけていない様です。通勤途中の店舗の玄関横に巣を見つけましたが、ヒナが大きくなり過ぎて、一羽が落ちてしまったとの事、確かに四羽のヒナが狭い巣に溢れんばかりに身を乗り出していましたが、その下を見ると一羽のヒナが落ちて鳴いていました。
元々はもう一羽いたそうですが、ネコに襲われたそうです。家の人が追い払ったそうですが、野生の世界での生存は厳しいものがあります。元気に育って欲しいものです。ツバメは害虫となる虫を食べてくれる益鳥として知られていますが、これからヒナが大きなり、何千キロの旅に出ます。
上松で生まれたツバメがたくましく生き、来年も元気に訪れて欲しいものと思いました。

△元気に鳴くヒナ


  
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Posted by 大屋誠 at 12:05Comments(0)プライベート

2019年07月22日

7月のオクトーバーフェスト

大相撲の御嶽海関のこの7月名古屋場所は9勝6敗という成績で21日に幕を閉じました。
昨年の優勝があっただけにご当地場所としての連続優勝に本人も期していたものがあったと思いますし、周囲もそうした期待があっただけに勝ち越したものの少し心残りがあった場所となったのではないでしょうか。
21日、次への場所に期待を込めて激励に行きました。

△千秋楽に志摩の海関を押出しで破り、勝ち越しに一つ勝ち星を上乗せしたものの少し悔しい感じの御嶽海関挨拶です。



また、場所前に体調を崩した出羽海親方も元気な姿を見せてくれ、ホッとしました。

その激励の前に名古屋のメイン通りの久屋大通りでオクトーバーフェストが開催されているという事で見に行くことにしました。例年の名古屋ですと尋常でない蒸し暑さを感じますが、この日は少しだけ蒸し暑さを感じる程度で時折、風が少し心地よく吹いていました。
オクトーバーとは英語で10月の事ですが、ドイツのミュンヘンで9月の終わりから10月の時期にビール祭りを“オクトーバーフェスト"と称して世界的規模のイベントを行っています。名古屋では毎年この時期に行われるイベントとなっている様です。
私も10年以上前になりますが、ドイツに行った時にその会場を視察した事があります。地下鉄で会場に着いた時に初めて目に入った光景は6〜7人くらいの警察官がマシンガンを手に一人の男性をうつ伏せにさせて構えていました。現地を案内していただいた方に聞くと、「オクトーバーフェストにはヨーロッパ中のスリがここに集まる」との事、「パスポートなどスラれない様に注意して下さいね」と言われた私はずっとポケットの中に手を入れていた事を思い出しました。
実際、会場の中を歩いているとそれらしき人が、時代劇で見たシーンの様に酔っ払った様に次々と当たってる人がいました。案内してくれた彼が小声で「彼はスリだから気を付けて」と言ってくれました。
そんな事を思い出し、ビールを楽しんでいる名古屋の風景を見て同じオクトーバーフェストでも日本の治安は良いのだなと我が国の良さを改めて知ることが出来ました。

△各ブースにはドイツなどヨーロッパの地ビールがありました。修道院で伝えられて来た黒ビールというものが有りましたので撮らせて頂きました。





  
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Posted by 大屋誠 at 11:39Comments(0)御嶽海

2019年07月19日

梅雨明け待てない

梅雨明けが待ち遠しいのか、はたまた少し暑い日が恋しいのか役場前に飾った花にカラスアゲハが舞っていました。

△アゲハが雨の中休みの中飛んでいました。



台風5号の直撃はなさそうですが、刺激を受けた梅雨明け前の梅雨前線が活発化する事が心配です。予報では例年より遅く来週に梅雨明けがずれ込むとの事ですが、昨年は6月月に明けたという事を考えれば、天気の神様が帳じりを合わせているんでしょうか?
チョウチョウもそんな天気に誘われて出てきたと思いますが、そういえば今年はセミの声が聞こえない気がします。  
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Posted by 大屋誠 at 13:42Comments(0)プライベート

2019年07月19日

中学生力士の健闘を祈る

全国中学校体育大会北信越大会の相撲の部団体に出場する上松中学校の選手の皆さんが出場報告で表敬訪問してくれました。
先日行われた県大会で見事3位となり、出場を決めたものです。顧問の永井先生に引率されて町長室に案内されましたが少し恥ずかしいのかはにかんだ様子が上松の少年といった感じで清々しく感じました。
私が小学校から知っている小柄ながらもガッツ溢れる相撲を取るS君など、逞しい五人の姿を見てきっと相手が大きくても怯まない素晴らしい相撲を取ってくれるものと確信しました。
本大会は、来月8、9日に新潟県見附市で行われるとのことですが、それまで稽古を重ねて怪我なく持てる力を存分に発揮してもらいたいと思います。

△選手の皆さんと記念写真


  
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Posted by 大屋誠 at 13:25Comments(0)上松町

2019年07月19日

長野県南部国道連絡会総会開催

17日、木曽町文化交流センターにおいて長野県南部国道連絡会総会が開催されました。
この会は長野県南部における国道の整備促進、適正な維持管理への協力道路に関する知識の普及、道路愛護心の涵養・啓蒙を図ることを目的として沿線の関係市町村により構成されています。
木曽関係では木曽川、奈良井川と並行して南北に走る国道19号線、伊那から木曽町を経て岐阜高山に繋がる国道361号線、飯田と南木曽を繋ぐ国道256号線の3路線があります。それを含めて伊那、飯田下伊那の国道8路線の改良等について要望活動を行なっています。
国道の管理は基本的には国道事務所が行いますが、いわゆる3桁の国道については県の管理で県が工事を施工します。
国の工事で木曽に関係してくる工事としては、国道19号の塩尻市宗賀から贄川の桜沢改良工事はすでに着工して進捗しています。また、雨量通行規制区間のある木祖村藪原地区で新たに測量、地籍調査などが始まるとのことです。
県の256号、361号関係では南木曽町幸助(梨の木沢橋)工事を始め、11箇所において落石防護柵設置、歩道設置の工事が予定されているとのことでした。
今年度、国道に関しては上松町関係のものはありませんが、安全な道づくりを通じて安心な生活が営め、また、多くの観光客に来訪して頂くことが出来るものと思います。周辺の整備についても地域が一体となった整備を進めていく必要があります。

△会長の原木曽町町長の挨拶です。



△要望書を国会議員(今日は代理の方)に手交しました。


  
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Posted by 大屋誠 at 12:11Comments(0)

2019年07月12日

車窓より見る風景

長野市に出張で行く途中、ふと車窓から山が見えた。

△窓越しなので鮮明には写って無いかもしれませんが。



松食い虫に侵された赤松が枝と幹のみを残して立ち枯れていた。松食い虫の被害は以前から問題視されており、被害木を切り倒し焼却するという方法や薬剤により、病原となる線虫(マツノザイセンチュウ)を介在するマツノマダラカミキリを駆除する事を中心とした対策がされてきた。
しかしながら、荒れてしまった光景を見るとそれよりもずっと早く原因となるカミキリムシが増えたということだろうと思う。
ついこの間までは松茸の産地として知られたところも被害に遭っており、先祖から受け継いできた財産が消えてしまうと同時に景観も損なってしまっている。
何故、最近このような被害が急増したのかというと、地球温暖化が影響しているという研究発表を聞いたことがある。マツノマダラカミキリは一定以上の標高以上での生息は難しいとの事で、それは標高ではなく気温との関係だとのことでした。
何れにしても一度失った自然を元の姿に戻すということの難しさを実感させてくれる風景でした。
  
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Posted by 大屋誠 at 12:21Comments(0)プライベート

2019年07月07日

世界一明るい視覚障害者から伝えたいこと

6日午後、第35回上松町公民館研究集会が開催され、「世界一明るい視覚障害者」と自称する成沢俊輔さんの講演を聴く機会がありました。
実は成沢さんの講演は昨年予定していましたが、台風接近の為中止となり今年改めてお越し頂きました。

△久保寺館長開会のことば



成沢さんは先天性の難病により20代前半で視力を失ってしまいました。大学は7年間在籍し、現在は経営コンサルティング会社を経営しており、自らの体験や得た情報を元に全国各地から講演依頼が殺到しているとの事で私自身講演を大変楽しみにしていました。
彼は「私は早口で喋るので承知して欲しい」という断りを入れながら、その後、1時間半、マシンガントークの様に話しますが、しっかりとした口調で熱く語る姿に参加者は引き込まれました。当たり前ですが、彼はノー原稿です。

△成沢俊輔さんの講演風景



講演の内容を詳らかにお伝え出来ないのが本当に残念ですが、私の心に残った言葉を少しお伝えすると、「アフリカで年輩の方が亡くなると、図書館が一つ無くなったと云います。その方が持っていた知識や経験に尊敬の念を込めているからです。」という話、そして「多様性を大事にしているユニークな学校としてアメリカでキャンパスを持たずオンラインの講義のみで行なっているミネルバ大学という学校があり、現在ではハーバード大学よりも入学するのが難しく、学習方法も学生自身が世界の各地を回って学ぶスタイルである」という紹介に続き、日本の海士町の高校生を外に募集する中から地域づくりに繋げ、「ないものはない」というキャッチコピーで頑張っている事例の紹介もありました。
また、東京の麹町中学校の取組み"宿題なし、担任なし、運動会のリレーなし“の取組み、日本で1400人在籍する一番大きい幼稚園かきのみ保育園で起きている事など教育の世界で起きている事を紹介されました。
また、少年刑務所から出所してきた青年の受入れなど実体験に基づいた話もありました。
成沢さんは「私は講演は嫌い」「今日は皆さんに夢を与えに来たのではない、皆さんの見識を変えに来た」という成沢節ともいうべきものがあり、最後に「私は『大丈夫』と云える人を増やしたい」というメッセージ、「“うつ“や”引きこもり“などで自殺する人を救いたい」という熱い語りで締めくくりました。
今の世界が何かというと国家間でも個人レベルでも、様々な面で自分の主張する物や事に固執する傾向がどんどん強くなっている気がします。そんな中で成沢さんの言葉が心に響いた講演でした。

△講演後の言葉を交わし、握手する会では参加者の皆さんの多くが列をなして並んでいました。




  
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Posted by 大屋誠 at 09:32Comments(0)上松町