2023年02月13日

B&G防災拠点設置協定及び機材お披露目

 2月10日大雪警報が出る中、B&G財団と足掛け3年に亘って準備して来た防災拠点設置等の協定調定とそれに係る配備された機材のお披露目式が行われました。
 B&G財団の主催で菅原理事長さんから「地域の発展なくしてB&Gの発展なし」、「何故上松に配備したかというと、上松がとても好きだからです」という挨拶がありました。また今回配備した機材は災害の時だけでなく普通の時でもどんどん活用して欲しいとのことでした。
 私からお礼の挨拶として「これだけの機材を揃えるのは財政の厳しい町村にとって本当にありがたい事」、「子どもの第三の居場所づくりもこの春には完成する運びで重ね重ねお礼します」と申し上げました。
 この日は大雪という中で、早速に道路の除雪に活躍していました。
 これからは業務上はもちろんですが、地区での活動、更には周辺町村で災害等発生した時などで活用していただけたらと思います。
△挨拶する菅原悟志理事長さん


△配備された機材








 ボート、テントサウナ、ドローン、更に発電機などいざという時に役立つものばかりです。また倉庫自体も作成して頂きました。加えてオペレーターの研修費用も支援していただきました。  
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Posted by 大屋誠 at 09:52Comments(0)上松町

2023年02月13日

伊勢への道

 8日、ひのきの里文化センターで第六十三回伊勢神宮式年遷宮の招致に向けて『伊勢神宮御神木祭木曽奉賛会』の臨時総会が開催されました。
 前回第六十二回は平成17年6月3日に赤沢自然休養林から“御神木”が伊勢神宮に納められました。式年遷宮は20年に一度神宮本殿の他、内宮、下宮で祀られている宮社125の全部の建替えをします。
 またそこに飾られている宝飾物等も新しいものに変えられます。我が国に伝えられて来た伝統的工芸品の粋を集めて来たもので、20年に一度とは棟梁や師匠が若い人にそうした技能を伝えるギリギリの時間だと昔お聞きしました。
 そんな国民的行事で神宮で行われる最初の行事『山口祭』の次に行われるのが、『御杣始祭』で杣頭が樹齢300年を超えるヒノキを伐る(寝かせる)のがこの行事です。
 持統天皇の時代の延喜式(約1300年前)に定められ行われて来た伊勢神宮で最も重要な神聖な式年遷宮ですが、戦国時代の百年間は行われなかったそうです。これを復活したのは、宗教と縁があまり無いような雰囲気のある織田信長さんです。
 4年前に斧入れ式が当町で行われましたが、昔は伊勢の近くでやっていた時代もあり、正式に決定するのはこれからです。
 奉賛会の山田会長から「これを機に木曽地域を挙げて伝えられて来た歴史・文化を発信できたら」と抱負を語っていました。
 新しい役員体制と活動計画、予算が決定してこれから本格的に招致活動をしてまいりますので、宜しくお願いします。
△臨時総会の様子


△斧入れ式の様子







   
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Posted by 大屋誠 at 09:29Comments(0)上松町

2023年02月01日

NOTE、KANSOテクノスさんと連携協定締結

 31日、全国で民家を活用した事業を展開している(株)NOTEさんと町内に事業所がある(株)KANSOさんと町の間で包括連携協定締結が締結されました。
 昨年の愛知学院大学や第一生命さんなどと包括連携協定締結を提携して来ましたが、3者による協定は初めてです。
 NOTEさんは全国で空き民家などを活用して民泊事業などを31カ所で展開しており、そのノウハウは大変貴重で古民家の活用を検討している当町にとっても大変ありがたい話です。
 今回の包括連携協定の話はKANSOテクノスさんが仲介していただいたものですが、持続可能な地域づくりなど、これから求められる地域を共に創っていこうというで、具体的な動きはこれからです。
 連携協定の目的は、①歴史的資源等を活用した観光振興及び経済の活性化に関すること、②観光資源等を活用した街並み整備に関すること、③脱炭素化及びデジタルトランスフォーメーション(DX)に関すること、④上記事業に係る人材育成及び情報発信に関すること、その他上記の目的に資する地域の活性化に関する事、です。
 NOTEさんは古民家等の再生について、近いところでは山梨県小菅村や兵庫県丹波篠山で民泊事業などを展開しており、昨年職員が出向いて現場を視察いたしました。体験的なストーリーを交えながら事業展開をしていることは、インバウンドも含めた今後の観光の目指す方向であろうと思います。
 また、KANSOさんは当町において小水力発電事業を進めており、自然再生エネルギーやDXの専門的知識を有し、資格のある人材が豊富であることから、そのようなところで事業を進めるに当たって支援して頂けることに期待するものです。
 今回の協定に加え、他の包括連携協定締結した大学や企業等と得意の分野で複層的に地域づくりを進めていく事ができればと思います。
△調印式の様子です。






左からNOTE藤原岳史社長、私、大石富彦KANSOテクノス社長さんです。  
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Posted by 大屋誠 at 09:10Comments(0)上松町