2023年02月13日

伊勢への道

 8日、ひのきの里文化センターで第六十三回伊勢神宮式年遷宮の招致に向けて『伊勢神宮御神木祭木曽奉賛会』の臨時総会が開催されました。
 前回第六十二回は平成17年6月3日に赤沢自然休養林から“御神木”が伊勢神宮に納められました。式年遷宮は20年に一度神宮本殿の他、内宮、下宮で祀られている宮社125の全部の建替えをします。
 またそこに飾られている宝飾物等も新しいものに変えられます。我が国に伝えられて来た伝統的工芸品の粋を集めて来たもので、20年に一度とは棟梁や師匠が若い人にそうした技能を伝えるギリギリの時間だと昔お聞きしました。
 そんな国民的行事で神宮で行われる最初の行事『山口祭』の次に行われるのが、『御杣始祭』で杣頭が樹齢300年を超えるヒノキを伐る(寝かせる)のがこの行事です。
 持統天皇の時代の延喜式(約1300年前)に定められ行われて来た伊勢神宮で最も重要な神聖な式年遷宮ですが、戦国時代の百年間は行われなかったそうです。これを復活したのは、宗教と縁があまり無いような雰囲気のある織田信長さんです。
 4年前に斧入れ式が当町で行われましたが、昔は伊勢の近くでやっていた時代もあり、正式に決定するのはこれからです。
 奉賛会の山田会長から「これを機に木曽地域を挙げて伝えられて来た歴史・文化を発信できたら」と抱負を語っていました。
 新しい役員体制と活動計画、予算が決定してこれから本格的に招致活動をしてまいりますので、宜しくお願いします。
△臨時総会の様子
伊勢への道


△斧入れ式の様子
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Posted by 大屋誠 at 09:29│Comments(0)上松町
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