2020年10月02日

県建設事務所・多治見砂防事務所への事業要望

 10月に入り、昨夜は浮かぶような“中秋の名月”を久し振りに見上げることができました。
△中秋の名月(写真下手ですみません。我が家近くで)



 9月は非常に大型で強い台風10号の襲来も心配されました。また当初の予想ルートでは直撃の恐れがあった台風12号も西側の太平洋側にそれ、これもまたホッとしました。
 こうした災害に備えて河川や急傾斜地、直轄砂防地など国や県が管理している箇所について事業要望を毎年行っております。
 30日に県建設事務所、1日には多治見砂防国道事務所と二日間連続で現地説明も含めて要望活動をしました。例年ですと7月くらいに予定しているものですが、今年の豪雨災害の影響でこの時期となりました。
 県の木曽建設事務所は木曽川や小河川、県道、急傾斜地などを管理しています。県道改良、7月豪雨で小河川が氾濫した河川の状況などを説明して早期の着工をお願いしました。
 また、木曽川の護岸については諸原地区の状況を説明し、右岸側に残っている未整備区間の整備を特に要望をしました。
 県には道路改良5箇所、河川護岸等13箇所、砂防7箇所、他に維持管理で10箇所の計35箇所について要望しました。
 回答は後日となりますが、地元から寄せられている要望はしっかりと伝えることが出来ました。
△県への要望活動の様子です。






翌1日、多治見砂防国道事務所と事業調整会議が行われました。一部の職員の皆さんはweb会議での参加で行いました。意外とスムーズに進んだ感がありましたが、国ではコロナ感染症流行で会議の形態もほとんどがこうしたものとなって来ていると植野所長さんからお聞きしました。
 会議後、東奥地区の十王沢上流部で国によって行われている砂防ダムで中央部のコンクリートを壊して鋼製の管を入れて流木を捕捉するスリット型に入れ替える工事が行われている現場を視察しました。
△コンクリートをダイヤモンドが着いたワイヤーで切る作業が行われていました。「いわば糸鋸で切るようなものです」と担当課長さんから説明を受けました。





参考)スリット型砂防施設


  
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Posted by 大屋誠 at 11:59Comments(0)上松町