2020年10月14日

吉野小水力発電建設工事地鎮祭

 14日、県営中山間総合整備事業で計画されていた吉野地区の小水力発電施設建設工事の地鎮祭が行われ参列しました。
 この事業は平成25年に採択された県営中山間総合整備事業の一環の特認事業として進められるものですが、一昨年、町議会でのクリーンエネルギーに係る質問に対して建設を急ぐ事を表明し、施工主となる県地域振興局と地元吉野地区の皆さんと調整して進め今日の地鎮祭を迎えました。
 秋晴れの中、駒ヶ岳を仰ぐ吉野地区の祭場では地鎮祭の主催者である協栄電気興業上田会長さん、発注主の木曽地域振興局中坪局長さん、そして地元吉野区の木下区長さんなど約30名近い方が参列されました。
△地鎮祭の祭場


△神事


△中坪局長さんの挨拶風景


 小水力発電は自然再生可能エネルギーとして、地球温暖化対策で太陽光発電、風力発電等と並んで注目されています。完成後は発電により得られた電力による収益は地元の農業振興施設の維持管理費に充当します。
 吉野地区は東野地区から通じる「木曽古道」があり、また、縄文式土器が発掘されていることからそれ以前にも人が住んでいた地区でもあり、歴史を刻む新しい施設の建設が進むことになります。
 木曽駒ヶ岳を源とする滑川からの取水になりますが、遠隔操作で取入れ口のゲートは開閉するそうです。携帯電話でも操作が出来るようになるとの事で今から完成が楽しみです。
 持続可能な地域として、そして上松の未来を創る事業として無事竣工する事を祈念する地鎮祭となりました。
 吉野地区の皆さんには工事中の車両の往来や出来上がった後にも共有林の利用などご理解とご協力をお願いします。
 
  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:32Comments(0)上松町

2020年10月11日

台風一過(赤沢自然休養林セラピー調査を訪ねて)

 当初の通過コースで行くと心配された台風14号でしたが、当町は全くと言っていいくらいに雨風とも無く過ぎ去って行きました。
 ただ伊豆半島や三宅島などでは特別警報が出されるなど、今なお警戒が必要ですが何事もなく過ぎ去ってくれれば良いと思います。
 さて、昨日は台風の影響により臨時閉園した赤沢自然休養林ですが、今日は秋空の下、晴れわたる空が山の端端まで続く天気に恵まれました。
 上松の企業さんに協力頂き今月行なっている森林浴・セラピーの実証実験が行われると聞いてお邪魔しました。
 私が着いた頃には既に集合され、男性二人、女性三人計五人の方が集まって、ストレス度をチェックする唾液アミラーゼの検査をしていました。
△集まって測定器を見ている皆さん(顔は写っていませんが)


私も昔やったことはありますが久し振りにとやってみました。
△結果


63で、『だいぶあるある』でした。同じく被験した男性が“前日のお酒も関係する?」と聞いたところ、観光協会のM事務局長が「ある場合もあります」と言っていたので、取り敢えずそれで納得し、それで園内を散策しました。
 セラピストのHさんのガイドで案内が始まりました。途中で『瞑想タイム』も予定されているとの事で約2時間の予定だそうです。
△ストレッチ体操をし、散策スタートです。ネズコとヒノキの合体木で案内役の説明を聞く皆さんです。






 秋の気配は深くなっていましたが、台風の影響もほとんどなく、葉は“マルハノキ”始め色づいていました。
 園内の様子です。来週末がもっと色付いて綺麗な紅葉楽しむことが出来そうです。
△散策路




△途中、少し増水した赤沢を元気に泳ぐ掌サイズのタナビラ(アマゴ)が迎えてくれました。


*見えた人には良い事があるかもしれません。



  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:18Comments(0)上松町

2020年10月08日

温かく見守られて(出産祝い訪問)

 今日は久し振りに今年産まれた赤ちゃんの出産のお祝いにご自宅を訪問させていただきました。玄関でご挨拶して入ると赤ちゃんのお兄ちゃんが出迎えてくれました。お兄ちゃんはとても元気よく走り回って、若いひいお婆ちゃんに時折りたしなめられていましたが、世代を繋ぐ温かい雰囲気がとても伝わって来る一コマでした。
 赤ちゃんのMちゃんも、大きなクリクリとした眼で周りを見る仕草を見せ、私や同行した保健師に抱かれても泣き声も上げず(ホッとしましたが)、何か言いたげに抱かれていました。
 上松町特有の大屋根の古い農家の家ですが、リフォームをして家の中は近代的なキッチンがあるなど都会の人から見たら羨ましい部屋の中で、最近の周りの様子や鳥獣害の事、子育てについて困っている事などお聞きすることができました。
 鳥獣害の話では、熊の出没は無いとの事でしたが、「サルが最近は賢くなってあまり騒がず、静かに来ていつの間にか後ろに来ている」など、ひいお婆ちゃんから興味深いお話をお聞きしました。
 ご自宅は、駒ヶ岳を望むとても自然豊かな環境にあり、小さな二人がこれから元気よく育って欲しいと願う訪問となりました。
△いつの日か我が子を抱く日が来ることを夢見て若い保健師がずっと抱いていました。



△紅葉のような手と言いますが本当ですね。



 
   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:42Comments(0)上松町

2020年10月07日

木曽チャンネルを観て

 先日、4日の日曜日、プライベートのやる事やって何気なくテレビのチャンネルのボタンを押していたら木曽町の“水無神社例大祭“の様子が映っていました。
 そういえば今年の夏は他町村のお祭りと同様にこの例大祭も神事のみとなったと聞きましたが、画面には古いもので30年位前の様子と人が映し出されていました。
 顔を見ると見覚えのある方や今でも全然変わらない方もおり、「あの頃は◯◯さん、若かったよな」と懐かしく観させて頂きました。そして祭りの様子も現在と全く変わらない形で伝えられていることに感慨深いものがありました。
 そういえば、我が町で神楽や獅子舞が出るその一年の締めくくりとなる荻原、立町、倉本地区の「鹿島・神明神社」のお祭りが今週予定だった事を思い出しましたが、やはりご多分にもれず神事のみで挙行するとの事で残念です。
 やはり木曽にはそれぞれの地区に伝えられて来た笛や太鼓などの祭囃子が風景にも溶け込んでいるんでしょうか。今年は何度も言っていますが、来年こそは“悪魔“(コロナ)を払って楽しい祭りを迎えられれば良いですね。
△来年一番早く獅子神楽が奉納される若宮神社の様子です。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 09:57Comments(0)プライベート

2020年10月06日

頑張ってます!!(地域おこし協力隊活動報告会)

 話題が遡りますが先週金曜日の2日に地域おこし協力隊の活動報告会が行われました。今回は木工部のみの報告会でしたが、今取り組んでいることやこれからのものづくりに向けての若い人たちの熱のこもった報告会となりました。
 始めに旭町にある杉本建設さんから借りている“Kinotoko 旭町“工場を見ました。使われていなかった工場にあった機械を整備し、杉本さんが家業を辞めてからそのままとなっていた資材の片付けなど自分達の手で行ったなど始めの数ヶ月は大変であったとの事でした。
 こうした苦労があるから余計に自分たちが作り上げて来た工房を誇りに思い、自然と愛着が湧いてくるものと思います。
 現在は、将来の起業に向け自身の技能を磨き、隊員同士で話しながら商品開発を行っています。その結果、ふるさと納税の返礼品のラインナップも少しづつ増えてきています。その中で売れ筋を探っていくのも一つの楽しみです。
 田方地区の“Kinotoko“では、作品を撮影するスタジオが2階に出来、「協力隊だけでなく一般の木工職人さんにも使って欲しい、また、そこが町民の皆さんが気軽に寄っていただける場所になれば」と仕掛け人の小林隊員は熱く語っていました。
 隊員には、新庁舎完成の折に記念品として贈呈する木製ボールペンの作成をお願いしており、現在制作中です。桜の材を使ったものですが、これは新庁舎建設の折に伐採した桜の木を使ったもので予定しています。
 また、隊員は、移転改築が進む児童養護施設「ねざめ学園」で使われるテーブルの作製も依頼されており毎日忙しい日々を送っています。
 是非、若い人たちが創った作品をふるさと納税を活用してお試しいただければと思います。
△旭町工房の様子です。


△小林隊員から説明を受ける職員です。


△田方Kinotoko の2階にある撮影ギャラリーです。光の微妙な当たり方で木製品の感じが変化します。




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 13:59Comments(0)上松町

2020年10月03日

今日は楽しい運動会(保育園)

 3日土曜日、上松保育園の運動会があり子供たちの元気な姿を見て久し振りに心が晴れやかな気持ちになりました。
 今年の運動会は、未満児は参加せず年少さんから年長さんまでの園児のみの参加となりました。
 また、来賓や保護者以外のご家族、地域の皆さんは招待しない、また、応援も大きな声で応援しないなどコロナ禍の影響で様々な制約がある中での開催でしたが、園児たちの元気な笑顔や頑張っている姿はそんなことも吹き飛ばしてくれるようでした。
△牧野園長先生の挨拶。皆んな揃って聞いていました。


△開会の園児の挨拶。年長さんの代表が元気に挨拶できました。


△赤白白熱の玉入れ競争、紅組が2個の差で勝ちました。お片付け競争も赤白ともしっかりと出来ました。




△年少組さんのかけっこ。元気に駆け抜けました。


△年中さんのダンス「ゆめいっぱいのふうせんを飛ばそう」です。皆んなうまくふうせんの中に隠れました。




△年長さんのかけっこ、最後の運動会で3組に分かれた園児が抜きつ抜かれつの大接戦でした。勝ち負けに関係無く皆んなで喜んでいました。


△終わりの言葉




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:15Comments(0)上松町

2020年10月02日

県建設事務所・多治見砂防事務所への事業要望

 10月に入り、昨夜は浮かぶような“中秋の名月”を久し振りに見上げることができました。
△中秋の名月(写真下手ですみません。我が家近くで)



 9月は非常に大型で強い台風10号の襲来も心配されました。また当初の予想ルートでは直撃の恐れがあった台風12号も西側の太平洋側にそれ、これもまたホッとしました。
 こうした災害に備えて河川や急傾斜地、直轄砂防地など国や県が管理している箇所について事業要望を毎年行っております。
 30日に県建設事務所、1日には多治見砂防国道事務所と二日間連続で現地説明も含めて要望活動をしました。例年ですと7月くらいに予定しているものですが、今年の豪雨災害の影響でこの時期となりました。
 県の木曽建設事務所は木曽川や小河川、県道、急傾斜地などを管理しています。県道改良、7月豪雨で小河川が氾濫した河川の状況などを説明して早期の着工をお願いしました。
 また、木曽川の護岸については諸原地区の状況を説明し、右岸側に残っている未整備区間の整備を特に要望をしました。
 県には道路改良5箇所、河川護岸等13箇所、砂防7箇所、他に維持管理で10箇所の計35箇所について要望しました。
 回答は後日となりますが、地元から寄せられている要望はしっかりと伝えることが出来ました。
△県への要望活動の様子です。






翌1日、多治見砂防国道事務所と事業調整会議が行われました。一部の職員の皆さんはweb会議での参加で行いました。意外とスムーズに進んだ感がありましたが、国ではコロナ感染症流行で会議の形態もほとんどがこうしたものとなって来ていると植野所長さんからお聞きしました。
 会議後、東奥地区の十王沢上流部で国によって行われている砂防ダムで中央部のコンクリートを壊して鋼製の管を入れて流木を捕捉するスリット型に入れ替える工事が行われている現場を視察しました。
△コンクリートをダイヤモンドが着いたワイヤーで切る作業が行われていました。「いわば糸鋸で切るようなものです」と担当課長さんから説明を受けました。





参考)スリット型砂防施設


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:59Comments(0)上松町