2020年12月23日

地域づくり支援金優良事例発表会

 長野県が主催する“地域発 元気づくり支援金”事業の優良事例発表会が木曽合同庁舎で行われ出席しました。

 席上、長野県知事賞と木曽地域振興局長賞の表彰式があり、知事賞に“木曽学びネットワーク”さんの「木曽地域における学び(合い 会い)創出事業、“振興局長表彰に木曽町日義地域協議会“さんの「祭り文化景観形成事業」がそれぞれ受賞しました。
△表彰式の様子
地域づくり支援金優良事例発表会



 他に”木曽ペイティングス“さんの「夜明けの家」、王滝村役場の「新規就農者の地野菜生産を中核にした就農事業」の計4件の発表でした。
 全て紹介しきれませんが、木曽学びネットワークさんは地域おこし協力隊の皆さんが『観光でも体験でもない「学び」による交流を促すプログラム』を創出するということで、中山間地の生き方を考える講座をイベントとして開催したとの事です。

 日義地域自治協議会の取り組みは、中山道の祭文化を守るため、祭事の際の暗いところに弓張提灯を付けて賑わいを演出する様にしたとの事でした。
△提灯の様子
地域づくり支援金優良事例発表会


△発表者の巾さんは木曾義仲の法被を着て熱く発表されました。
地域づくり支援金優良事例発表会



 木曽ペインティングさんからは5軒の空き家を活用したアートの発表がありましたが、空き家のままとなっていた所を家主さんとの交渉から始めたというエピソードや村内の老舗の酒蔵とコラボしたラベルを作ったという発表がありました。

 王滝村からは人口が720人という木曽でも最も人口が少ない村で農業を辞めて行く人が多いという危機感から最新の機械を取り入れ、村民や都会から来た方に皆んなで習得してその楽しさを感じてもらう体験を通じて地野菜の栽培に取り組んでいるというもので、何と「もう歳だで止める」と言っていた女性の高齢者の方が機械を操作して一番張り切っていますという話もありました。
 皆さん知恵やアイディア、そして何よりも楽しんで取り組んでいるのが印象的でした。

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Posted by 大屋誠 at 16:09│Comments(0)上松町
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