2024年11月15日

全国から砂防事業推進を願う(治水砂防促進大会)

 11日からの災害復旧大会に始まった上京しての大会も最後の全国治水砂防促進大会を14日に迎えました。
 前日の『治水大会』と『治水砂防促進大会』名前も似ており、災害対策や事前防災を求める大会です。
 違いは治水大会は河川関係、治水砂防促進大会は砂防関係の団体で構成されています。
 私の町は河川は木曽川があり、砂防では木曽南部直轄事業で砂防もあり、双方に加入して加入しています。両方とも長野県の市町村長自らの出席は全国で一番多いです。
 それぞれの団体には歴史はありますが、河川も砂防も長野県内では大きな関心事という事だと思います。
 大会前に特別講演として京都大学防災研究所の中北英一教授による『災害環境における気候変動影響予測と適応に向けて』の講演を拝聴しました。
 地球温暖化の影響が出だしており、『総雨量は、将来、現時点でと比較して、更に4.4〜19.8%増加する』との話しは今よりも増えるってどんな風になると想像も出来ません。また今までの常識が通じないとの話もありました。
 中北先生のお話では台風、梅雨、ゲリラ豪雨の三つについて、台風の発生数、到来の数は減るだろうがスーパー台風の危険性は高まる日本周辺の台風の進路は東側にずれるとのこと、梅雨については海面水温の上昇により7月上旬に100mm以上の割合は、集中豪雨の生起回数が増えるとのことでした。またゲリラ豪雨は海面水温の上昇により下層水蒸気が増えて強度も頻度も増えるとの予想でした。
 様々な環境評価をした上での先生の発表でしたが、大変な時代に我々が暮らさなければならないようです。災害は、正しく理解していざという時にどのように動くかその行動が大事と改めて感じた上京の出張でした。
△中北教授特別公演
全国から砂防事業推進を願う(治水砂防促進大会)


△森山会長挨拶
全国から砂防事業推進を願う(治水砂防促進大会)


△会場一杯の参加者
全国から砂防事業推進を願う(治水砂防促進大会)


 大会後は国土交通省、財務省、国会議員への提言要望活動です。
△手分けしての要望活動に。横断歩道渡るのも大変です。
全国から砂防事業推進を願う(治水砂防促進大会)





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Posted by 大屋誠 at 09:32│Comments(0)
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