2024年09月16日
秋祭りの風景(諏訪神社例祭 3)
諏訪神社例祭の見ものはやはりお神楽先導によるお神輿の宵祭の渡御と翌日の本祭の還御です。
生まれた子どもが御神輿の下をくぐると元気に育つという事が云われましたが、生まれる子どもが少なくなっているのでそうした風景も失われつつあるのでしょうか?またいつか、そんな風景が多く見られれば良いですね。
ここからは写真で紹介します。道を開く先導でしめ縄を切って行く猿田彦など知っている方は懐かしく見てください。
△お練りの様子



渡御の道中、お囃子をして祭りを盛り上げてくれるのは、だんじり保存会の皆さんです。子どもたちからベテランまで幅広い層の方が懐かしい笛、太鼓を奏でます。
昔はお神楽でお練りする上若連と動く屋台の上でお囃子をする下若連?という組織があって道中が賑わったと亡き父に聞いた事がありますが、残念ながら下若連の屋台は昭和25年の大火で焼失してしまったそうです。
それを形は変えてでも保存し、祭り本番で披露したいと保存会の皆さんが稽古して復活させてくれました。
元々、上松の諏訪神社は長野県の諏訪湖周辺の諏訪大社の由来ではなく、京都にある諏訪神社だそうですのでこうしたお囃子はその名残りかもしれません。
△だんじり囃子保存会の皆さん



町の祭りの古い動画に鳥追い笠を被り三味線持って一軒一軒回って行くのが写っているのがありましたが、どなたかそんな風習があったのか知っている人いたら教えてください。
諏訪神社のお祭りを一部紹介しましたが、本祭りには神楽納めという秘儀?もありますが是非見たい方は来年お越しください。ただし、本祭の翌日まで続きますのでご留意下さい。
ご褒美はカボチャでお粥を作ったカボチャ粥が振る舞われます。
以上、諏訪神社例祭でした。
生まれた子どもが御神輿の下をくぐると元気に育つという事が云われましたが、生まれる子どもが少なくなっているのでそうした風景も失われつつあるのでしょうか?またいつか、そんな風景が多く見られれば良いですね。
ここからは写真で紹介します。道を開く先導でしめ縄を切って行く猿田彦など知っている方は懐かしく見てください。
△お練りの様子



渡御の道中、お囃子をして祭りを盛り上げてくれるのは、だんじり保存会の皆さんです。子どもたちからベテランまで幅広い層の方が懐かしい笛、太鼓を奏でます。
昔はお神楽でお練りする上若連と動く屋台の上でお囃子をする下若連?という組織があって道中が賑わったと亡き父に聞いた事がありますが、残念ながら下若連の屋台は昭和25年の大火で焼失してしまったそうです。
それを形は変えてでも保存し、祭り本番で披露したいと保存会の皆さんが稽古して復活させてくれました。
元々、上松の諏訪神社は長野県の諏訪湖周辺の諏訪大社の由来ではなく、京都にある諏訪神社だそうですのでこうしたお囃子はその名残りかもしれません。
△だんじり囃子保存会の皆さん



町の祭りの古い動画に鳥追い笠を被り三味線持って一軒一軒回って行くのが写っているのがありましたが、どなたかそんな風習があったのか知っている人いたら教えてください。
諏訪神社のお祭りを一部紹介しましたが、本祭りには神楽納めという秘儀?もありますが是非見たい方は来年お越しください。ただし、本祭の翌日まで続きますのでご留意下さい。
ご褒美はカボチャでお粥を作ったカボチャ粥が振る舞われます。
以上、諏訪神社例祭でした。
2024年09月16日
秋祭りの風景(諏訪神社例祭 1)
6日午前8時から諏訪神社例祭の神還しの儀が行われ参列させて頂きました。
拝殿には上若連の他、日頃から町の安全・安心を担って頂いている警察交番、交通安全協会、消防団の皆さんなど100名を超える皆さんが一同に会しての儀式です。
△咳払い一つもない祭事が始まります。

神還しは諏訪神社の大神の使いとして各戸を回るお神楽、獅子を始め、笛、太鼓までお祓いをして分身的な役割を果たすために行われます。
△出番を待つ獅子、近くで見ると、いかつい獅子も可愛い?


△神事の舞として“浦安の舞”が奉納されます。

神還しの後、神社神殿に向かって十二当が奉納されます。
△十二当

この後、神社下にある徳原宮司さんの威徳をしのぶ顕彰碑でも同じ様に奉納され、場所を上町の玉林院のお寺さんを一番最初に各戸を回る悪魔祓い(あくまぱっらい)が始まります。
一番最初にお寺さんというのは、戦国時代に木曽を治めていた木曽氏に由来するもので、お寺を開祖した玉林和尚、上松の地名である“上松蔵人(あげまつくらんど)など歴史から来ていると思います。
上松という地名の場所があったから、上松蔵人と名乗ったのだと思いますが、もっと遡れば地名が付いた当時は松が多かったからなど諸説あるようです。
お祭りはまさに歴史とともに地域に根付いていると感じます。
各戸を回る悪魔祓いは次のブログで紹介します。前後しているかもしれませんが。
拝殿には上若連の他、日頃から町の安全・安心を担って頂いている警察交番、交通安全協会、消防団の皆さんなど100名を超える皆さんが一同に会しての儀式です。
△咳払い一つもない祭事が始まります。

神還しは諏訪神社の大神の使いとして各戸を回るお神楽、獅子を始め、笛、太鼓までお祓いをして分身的な役割を果たすために行われます。
△出番を待つ獅子、近くで見ると、いかつい獅子も可愛い?


△神事の舞として“浦安の舞”が奉納されます。

神還しの後、神社神殿に向かって十二当が奉納されます。
△十二当

この後、神社下にある徳原宮司さんの威徳をしのぶ顕彰碑でも同じ様に奉納され、場所を上町の玉林院のお寺さんを一番最初に各戸を回る悪魔祓い(あくまぱっらい)が始まります。
一番最初にお寺さんというのは、戦国時代に木曽を治めていた木曽氏に由来するもので、お寺を開祖した玉林和尚、上松の地名である“上松蔵人(あげまつくらんど)など歴史から来ていると思います。
上松という地名の場所があったから、上松蔵人と名乗ったのだと思いますが、もっと遡れば地名が付いた当時は松が多かったからなど諸説あるようです。
お祭りはまさに歴史とともに地域に根付いていると感じます。
各戸を回る悪魔祓いは次のブログで紹介します。前後しているかもしれませんが。
2024年09月16日
秋祭りの風景(諏訪神社例祭 2)
神還しの後、氏子の各戸を回る十二当へと上若連(かみわかれん)の若い衆が向かいます。若い衆とは云っても、昔の若い衆を表すピンクのタスキを付けている人は数えるほどです。
私は大老の赤いタスキで、初めて付けた時は『こんな歳じゃない』と多少抵抗があったものの今では板に付いてしまった感があります。
昨年はお祭り直前に若連に新型コロナが出てしまったため、獅子が家の中に入って舞うことが出来ず、玄関口でのお祓いでしたが、今年は家の中で[
舞うのか、玄関口で舞うのか家主さんに確認して悪魔祓いをさせて頂きましたが。
家の中で特にお祓うのは神棚、仏壇、床の間ですが、二階のある家では二段くらい昇ってお祓いをします。
△悪魔払い、十二当の様子
photo:4:center]
お小休みの場所では十二当の他にも獅子狂言をします。昔は個人宅でのもてなしが殆どでしたが、今は地区でもてなしてくれる事も多くなってきました。
△獅子狂言の“八百屋お七”を披露

私の部では介護老人ホームを回りましたが、入所されている方、職員さん全員で温かくお迎え頂きました。
△皆さんの前で

中には同じ地区にいた顔なじみの方もおられました。昔を懐かしんだのか涙ぐむ人もおられましたがこういう時にお祭りって良いよねと思う瞬間ですね。
△このように笛、太鼓で回ります。

宵祭の一日が終わりました。これから大神様を遷御する神楽先導お練りが始まります。
△今日の予定の全戸を巡った確認して、最後に切りの獅子を舞います。

神楽先導お練りは次のブログで紹介します。
私は大老の赤いタスキで、初めて付けた時は『こんな歳じゃない』と多少抵抗があったものの今では板に付いてしまった感があります。
昨年はお祭り直前に若連に新型コロナが出てしまったため、獅子が家の中に入って舞うことが出来ず、玄関口でのお祓いでしたが、今年は家の中で[
舞うのか、玄関口で舞うのか家主さんに確認して悪魔祓いをさせて頂きましたが。
家の中で特にお祓うのは神棚、仏壇、床の間ですが、二階のある家では二段くらい昇ってお祓いをします。
△悪魔払い、十二当の様子
photo:4:center]
お小休みの場所では十二当の他にも獅子狂言をします。昔は個人宅でのもてなしが殆どでしたが、今は地区でもてなしてくれる事も多くなってきました。
△獅子狂言の“八百屋お七”を披露

私の部では介護老人ホームを回りましたが、入所されている方、職員さん全員で温かくお迎え頂きました。
△皆さんの前で

中には同じ地区にいた顔なじみの方もおられました。昔を懐かしんだのか涙ぐむ人もおられましたがこういう時にお祭りって良いよねと思う瞬間ですね。
△このように笛、太鼓で回ります。

宵祭の一日が終わりました。これから大神様を遷御する神楽先導お練りが始まります。
△今日の予定の全戸を巡った確認して、最後に切りの獅子を舞います。

神楽先導お練りは次のブログで紹介します。
2024年09月16日
道路等公共施設の県要望活動
5日、県への要望活動を県庁を訪問し行いました。毎年予算策定が始まる前のこの時期に行っています。
△新田建設部長さんに要望書を提出。代表して向井南木曽町長から手交しました。

各町村長からそれぞれの要望を伝えましたが、当町からは県道上松御岳線改良の早期完成、国道19号木曽川右岸道路アクセス道路の整備について特に要望しました。
この日は、隣接する中津川市も含めた南部の道路関係の県際道路整備の要望もあり、慌ただしい要望活動の一日でした。
△新田建設部長さんに要望書を提出。代表して向井南木曽町長から手交しました。

各町村長からそれぞれの要望を伝えましたが、当町からは県道上松御岳線改良の早期完成、国道19号木曽川右岸道路アクセス道路の整備について特に要望しました。
この日は、隣接する中津川市も含めた南部の道路関係の県際道路整備の要望もあり、慌ただしい要望活動の一日でした。