2025年01月22日

第17回全国B&Gサミット

 1月22日東京日本橋にあるベルサール日本橋において第17全国B&Gサミットが開催され参加しました。
 毎年この時期に行われて来たサミットですが、従前からプールや舟艇活動等を行う海洋センター事業を通じて青少年健全育成に貢献して来ましたが、加えて近年は災害拠点の整備や子ども第三の居場所づくり事業に力を注いでいます。
 上松町も従来のプールに加え、防災拠点整備と子ども第三の居場所づくりにお力添えをいただいています。今年度はプールの濾過機の修繕で約3000万円弱の支援をいただいており、老朽化する機械の更新ができる予定です。
△サミット会場の様子


 会場には全国から市町村長本人が出席が379人、教育長などを始め約700人以上が参加したサミットでした。
 冒頭でこの正月に起きた青森県平川市須々田教育長からB&G防災拠点整備をした周辺自治体からの支援の報告がありました。
△報告の様子


 特別基調講演では日本財団笹川洋平会長から『日本の将来は危ないか?』という表題で講演を頂きました。
△笹川会長の講演


 笹川会長さん85歳という事ですが、演壇まで走って登壇する姿はとても若いと拝見しました。
 サミットでは会長に岐阜県大野市の石山市長、副会長には熊本県南関町佐藤町長、長野県白馬村丸山村長を選出し、『ミクロとマクロの視点からみる公共施設の在り方』という表題で事例発表がありました。
 ミクロとは海洋センターの中身に着目して『個』(利用者、地域性、高齢者・障がい者・子ども)に焦点を当てているか、また公共施設が人々に公共施設が貢献できるか、どのような影響を与えているかについて宮城県加美町石山町長さんから発表がありました。
 またマクロとは地域全体から見た海洋センターのポジションに着目し、社会全体全体や政策、総合計画からの観点から海洋センターが果たす広範な役割や長期的な持続可能性を追求する観点から北海道大樹町黒川町長から事例発表がありました。
 また、財団に自治体から派遣されて来ている職員の紹介があり、経験をこれから生かして行きたいと決意を述べておりました。
△職員の挨拶


 最期に能登半島地震被災地支援事業(B&Gフレンドシッププロジェクト)の中間報告があり、サミット共同宣言(案)を採択して幕を閉じました。  
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Posted by 大屋誠 at 16:35Comments(0)