2017年11月17日

二つの水に関する全国大会

昨日は"全国浄化槽市町村協議会通常総会"、本日は、"簡易水道整備促進大会"と二つの『水』に関わる総会、大会が東京であり参加いたしました。

上松を始め木曽、長野県の全ての地域は上流域、水源域に当たります。私たちは森林に育まれた綺麗な水を使わさせていただいております。その水を下流域の皆さんにも使っていただくという循環型の社会づくりが求められています。

私も勉強の為と思って参加しましたが、全国で公共下水も含め、1230万人が浄化槽を利用できていないということや浄化槽が地震に強いという事などを教えて頂きました。
また、し尿のみの単独浄化槽から家庭排水も合わせて行う合併浄化槽への移行を進めているものの、生活上必要性をあまり感じない事からなかなか進まないとの状況の説明もあり、環境を守っていくことの難しさを改めて知りました。

一昨日、町の建設協会の皆さんとの話の中で浄化槽整備を進める上でネックとなっていることへの支援の要望も出ていました。行政としてどのような方法が効果的であるのか研究していく必要があるものと考えます。

また、簡易水道整備については、整備から相当年数が経過してきているものもあることから、改修等の対応も喫緊の課題であり、その整備に向けた予算確保も求められています。

「水」は私たちが生きていく上で必要不可欠なものであり、消防や災害時にも一番に必要となってくるものです。水の有り難みを感じさせてくれる二日間の大会でした。

(全国浄化槽推進市町村協議会の様子)
二つの水に関する全国大会



(第62回簡易水道整備促進全国大会の様子)
二つの水に関する全国大会



  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 21:47│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。