2019年01月07日

無火災・無災害への誓い新たに(消防団出初式)

6日の日曜日、ひのきの里総合文化センターにおいて上松町消防団出初式が多くのご来賓をお迎えして挙行されました。
出初式の由来は江戸時代にまで遡るということですが、「喧嘩と火事は江戸の華」と伝えられるように昔の江戸の町では頻繁に大火事が起こっておりました。とりわけ、明暦3年に起こった大火は「明暦の大火」と云われ、万治と改められた二年後に「定火消」といわれる我が国で初めての消防組織が出来たきっかけとなったと伝えられています。
火事を扱った浄瑠璃などで「八百屋お七」があります。恋する人を思うばかりに火をつけてしまうという大罪を犯してしまうものです。
この「お七」の芸題を扱った獅子狂言は上松祭りの芸習いで必ず一番真っ先に演じられます。これも当町が幾度となく火災に遭って来たことから、娘の気持ちを思ってそれを鎮めるために伝えられてきたのではないのかと、勝手な検証のしようもない仮説を立てました。
本年が無火災・無災害であることを参列者一同で祈願し、厳かな雰囲気の中で式典が無事終了いたしました。
消防団員の皆さんのこの一年のご健康とご多幸を祈念いたします。
△式典の様子です。「消防団員心得」を読み上げる古瀬団長
無火災・無災害への誓い新たに(消防団出初式)


△各種表彰が受賞者に渡されます。
無火災・無災害への誓い新たに(消防団出初式)


△市中行進を前に機械器具点検を行います。
無火災・無災害への誓い新たに(消防団出初式)


△市中行進(分列行進ともいいます)
無火災・無災害への誓い新たに(消防団出初式)






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Posted by 大屋誠 at 14:38│Comments(0)
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