2023年09月01日
砂防を学ぶ(その2 長野県治水砂防協会総会・講演会)
8月29日長野市において長野県治水砂防協会第85回通常総会・講演会が開催され出席しました。
総会においては令和4年度事業報告及び会計報告が承認され、令和5年度事業計画として砂防事業等に関する調査研究、普及・啓発・広報、国等に対する要望活動の実施などを決定し、国土強靭化加速化対策を計画的に推進する事、住民が災害を我が事として捉え、緊急時において迅速かつ主体的に避難できるようきめ細かな情報発信やハザードマップ、地区防災計画策定の作成などのソフト対策を推進するための財政支援を強化することなどを盛り込んだ決議を採択決議いたしましました。
任期満了に伴い、役員の改選が行われ現役員全員の留任が了承されました。
また、総会において協議会発展のため尽くしていただいた3名の方に功労者表彰が行われ、木祖村の唐澤前村長さんが表彰されました。当日は都合により欠席でしたが誠に御目出度うございました。
△総会で挨拶する藤澤会長(生坂村長)

総会後、国土交通省草野砂防部長さんから『「いのち」と「くらし」と「みどり」を守る砂防』、全国治水砂防協会大野理事長さんから『砂防をめぐる諸問題』と題して講演をいただきました。
草野部長さんからは直近の10年間はそれ以前の10年と比べると約1.2倍に増えている事、令和5年の土砂災害が830件(7月31現在)している現状と被災地の状況について説明がありました。
日頃の備えで被害を逃れた事例として令和3年9月に発生した茅野市の事例などが紹介されました。
△草野部長さんの講演

大野理事長さんからは国土強靭化の最近の動きなどのお話に加えて、平成30年7月豪雨における犠牲者の分析をしたところ、避難に『行動あり』の方が多く犠牲者が出てしまったという広島県の状況の話があり、改めて早期の避難の重要性を感じるとともに、その多くが「避難途中」かつ車関係で犠牲となったと聞くと私の持っている避難命令の責任の重さや難しさ具体的な指示などの難しさを痛感しました。
△大野理事長さんの講演

総会においては令和4年度事業報告及び会計報告が承認され、令和5年度事業計画として砂防事業等に関する調査研究、普及・啓発・広報、国等に対する要望活動の実施などを決定し、国土強靭化加速化対策を計画的に推進する事、住民が災害を我が事として捉え、緊急時において迅速かつ主体的に避難できるようきめ細かな情報発信やハザードマップ、地区防災計画策定の作成などのソフト対策を推進するための財政支援を強化することなどを盛り込んだ決議を採択決議いたしましました。
任期満了に伴い、役員の改選が行われ現役員全員の留任が了承されました。
また、総会において協議会発展のため尽くしていただいた3名の方に功労者表彰が行われ、木祖村の唐澤前村長さんが表彰されました。当日は都合により欠席でしたが誠に御目出度うございました。
△総会で挨拶する藤澤会長(生坂村長)

総会後、国土交通省草野砂防部長さんから『「いのち」と「くらし」と「みどり」を守る砂防』、全国治水砂防協会大野理事長さんから『砂防をめぐる諸問題』と題して講演をいただきました。
草野部長さんからは直近の10年間はそれ以前の10年と比べると約1.2倍に増えている事、令和5年の土砂災害が830件(7月31現在)している現状と被災地の状況について説明がありました。
日頃の備えで被害を逃れた事例として令和3年9月に発生した茅野市の事例などが紹介されました。
△草野部長さんの講演

大野理事長さんからは国土強靭化の最近の動きなどのお話に加えて、平成30年7月豪雨における犠牲者の分析をしたところ、避難に『行動あり』の方が多く犠牲者が出てしまったという広島県の状況の話があり、改めて早期の避難の重要性を感じるとともに、その多くが「避難途中」かつ車関係で犠牲となったと聞くと私の持っている避難命令の責任の重さや難しさ具体的な指示などの難しさを痛感しました。
△大野理事長さんの講演

Posted by 大屋誠 at 09:12│Comments(0)