2023年10月10日

いざという時のために(総合防災訓練)

 10月1日に令和5年度町総合防災訓練が実施されました。全町への情報伝達訓練と関係機関との連携に加えて今年は4年振りに一部地域の住民の皆さんにも実際に避難していただきました。
△訓練開始前の打合せ
いざという時のために(総合防災訓練)


 役場庁舎が新しくなってからの本格的な訓練となり、町長室横の防災会議室のモニターに映る町内各所の様子を消防委員を始め議員さんにも見ていただきました。
△モニターを見る皆さん
いざという時のために(総合防災訓練)


△防災室では情報が入る度に図面上に地点と状況について落として行きます。
いざという時のために(総合防災訓練)


 町建設協会の皆さんにも加わって頂き、応急復旧などについて調整して対応する訓練が実施されました。
△その様子です。
いざという時のために(総合防災訓練)


 指定避難所となったひのきの里総合文化センターでは、NTTさんにも災害時のいざという時の緊急電話の利用の仕方などのコーナーで分かりやすく説明して頂きました。また、当町で備えてある避難所の簡易テント、ダンボール製のベッドなどが展示され、寝心地など体験して頂きました。
△NTTの緊急時の電話の使い方コーナー
いざという時のために(総合防災訓練)


△B&G財団から寄付して頂いた避難所内でプライバシーに配慮したテント
いざという時のために(総合防災訓練)


 避難訓練の後、ホールにおいて木曽建設事務所の協力により防災講座が開かれました。
△講座の様子です。
いざという時のために(総合防災訓練)


 防災意識を高めるには災害を『我が事』とする事が重要です。上松町の『我が事』は昭和25年の大火だと思いますが、地球規模の気候変動により毎年のように大きな自然災害が発生しています。
 今年は島地区で防災マップの改定作業がありますが、多くの地区は地区防災マップは出来ていません。行政としては一刻も早い非難を呼びかけますが、急激な気象の変化や経験したことのない雨量などは行政の対応だけではカバー出来ないのも現実です。
 住民の皆さんのお互いの呼びかけも避難を行動に移すきっかけにもなります。また危険性の高いリスクのある場所について情報を共有しその場所から一刻も早く離れる行動を共に取れるという事も重要であり住民がお互いに知恵を出し合った防災マップは今後の防災意識を向上していく上では是非とも策定して行って貰いたいと思います。
 また、役場庁内でも連絡体制や情報共有の部分で今後検討する事も浮き彫りになって来た感がありますが、この課題を浮き彫りにする事が訓練の最も大きな目的だと思いますし、その積み重ねが大事だと改めて感じました。



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Posted by 大屋誠 at 08:40│Comments(0)
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