2024年01月14日

無病息災を祈って

 13日、地区の“どんど焼き”があり参加しました。どんど焼きは地区によっては“どんどん焼き”、“三九郎”と呼び名は違うものの全国で行われている旧正月行事です。
 以前は1月15日が『成人の日』の祝日であったので、その朝や夜にやっているなど様々です。夜にやる旧正月行事といえば野沢温泉村の火祭りが有名ですが、今まで目の当たりにした事がないので一度は見てみたいものです。
 厄男と社殿に見立てた正月飾りを守ろうとする男たちの勇壮な祭りは見ている人も楽しそうです。
 こうした旧正月の行事は仏教伝来よりも古い歴史を有しており、道祖神も含め日本古来の宗教観に基づくものと聞いたことがありますが、医療が発達していなかった昔の人もこうした行事で無病息災を祈ったのでしょう。
 こうしたことは“旧い”と一概に一言で片付けるのもどうかと思います。私の周りにも火傷を治す不思議な力を持った呪術師のような人がいたのも私がその患者の一人であるのでそれも事実です。
 『不思議』とは千、万、億、兆などの数字での仏教の数量を計る単位の一つの言い表しですが、人間の力では測りきれないものの『不可思議』を略したものであると言われています。
 正月の精霊信仰ともいうべき行事の数々は神道や仏教や他の宗教とは違い、形式や形としてのものはありませんが、原始から続く我が国独自の不思議な行事として受け継がれてきています。
△私の地区の行事の様子。宮司さんのお祓いの下一年の地区の安寧を祈りました。
無病息災を祈って


△地区の一番小さなアイドルも参加
無病息災を祈って


 住民も少なくなり正月飾りも少なくなってきましたが、持ち寄った飾りを焚き上げ、風邪をひかない様にダンゴお餅を頂き、皆んなで御神酒を頂戴しました。
△おき火の様子
無病息災を祈って




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Posted by 大屋誠 at 10:52│Comments(0)プライベート
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