2024年06月16日

駒ヶ岳の山開き(駒ヶ岳開山式)

 15日快晴の中、駒ヶ岳開山式が滑川の横にある登山道Aルート入口で行われました。
 式には国有林を管理する木曽森林管理署、山岳会、遭難対策協議会、警察、山小屋関係者など地元関係者に加え、登山道開設以来、木曽駒ヶ岳を信仰する愛知県犬山市の乾山講(けんざんこう)の代表者など関係者が一堂に会しての式となりました。
 例年ならば梅雨時の雨を心配しての開山式ですが、暑い日差しが降り注ぎ、林の中では少し早い夏ゼミが鳴く中での式典でした。
 挨拶の中で、「古には人を寄せつけない畏敬の念で見られていた『お山』も、信仰の山と変わり、そして今では誰もが登れる親しまれる山となって来た歴史がある。」
 「駒ヶ岳は県立公園から国定公園に変わり、近年では絶滅したと言われたライチョウの復活の向けたプロジェクトが順調に進んでおり、親子で歩いている姿を来訪者に見せてくれるなど魅力に溢れた駒ヶ岳となっており、来訪者を楽しませてくれる所になって欲しい。」と述べさせていただきました。
 また、「一たび事故が起こると命に関わる事になる。もしそうしたことが起きた時には遭難対策協議会、警察関係者の皆さんには大変お世話になりますが、是非とも事故が無いようにお願いしたい」と挨拶させて頂きました。
△式の様子 玉ぐし奉奠 木曽森林管理署長、上松交番所長
駒ヶ岳の山開き(駒ヶ岳開山式)


駒ヶ岳の山開き(駒ヶ岳開山式)


 今年こそは登りたいと思って早7年が過ぎてしまいました。木曽森林管理署長から「今年から高山植物保護管理協議会の活動を再開したいと挨拶がありました。駒ヶ岳はそに名前に由来にもある『駒草』が自生しています。いつまでも可憐な花を見せて欲しいと思います。
△駒草





 

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Posted by 大屋誠 at 10:34│Comments(0)
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