2024年07月02日

明るい社会づくり運動強調月間始まる

 あっという間に2024年も半年が過ぎました。お正月早々の能登半島地震があり、犠牲となられた方や怪我をされた皆さん、そして住む家を失った皆さんにとって本当に切ない、やるせない時間であったと思います。
 改めて心から御冥福とお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早い復旧復興を願うものです。それにしても半年経っても復旧作業が進んでいない感がします。
 東北大震災の時には原発事故があったという事がありましたので進まない事も何となく分かりましたが、能登の場合は地形上や自然条件、そして海岸線が変わってしまうなどの異なる要因があって簡単に比較できないかもしれませんが、このスピード感でやっているとどんどんと人口が減ってしまって復興に向けて、未来に向けての道筋が開けない気がします。
 最近は急速な人口減少、物価高、自然災害など何かと暗い話題が先行している気がしますが、そのような中、7月からは『社会を明るくする運動協調月間』が始まり、初日の7月1日に運動を進めている皆さんが総理大臣のメッセージを伝達しに訪問されました。
 皆さんは保護司として、更生保護会、更生保護女性の会として犯罪や非行に走ってしまった方たちの社会復帰を目指して活動されています。
 この日は5人の方に町長室に訪問いただき国からのメッセージを頂きました。
△伝達の様子
明るい社会づくり運動強調月間始まる


 保護司などの活動の多くは実費旅費以外はボランティアで無償という事をお聞きしましたが、社会環境が大きく変化する中で、年金受給者年齢が引き上げられ、60才過ぎても当たり前のように働かなければならない方が多いという現状からは昔の制度に歪みが出ているのではと思います。
 こうした活動には多くの方の御理解と御協力が必要となり、そのためには地道は普及啓発活動が必要となります。
 先日、こうした活動を熱心にしておられた保護司の方が滋賀県で支援対象の犯人に殺害されるという何とも言い難い事件が発生しました。こうした事により以前にもまして成り手不足に拍車がかかるのではと懸念されます。
 明るい社会をつくるという理念を達成するためにも制度のあり方を国は真剣に考える時期に来ていると思います。

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Posted by 大屋誠 at 10:17│Comments(0)
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