2018年05月20日

上松の春祭り(その4 大山祇神社、五社神社例祭)

19日の土曜日、町内にある大山祇神社神社、五社神社の二つの神社で例祭が執り行われました。
大山祇神社は、愛媛県今治市の大三島に本社がある神社です。町での歴史的には比較的新しく正島地区の現在の地に鎮座したのは、昭和初期だそうです。
大山祇神社は通称で"山ノ神"と呼ばれていて、私もそうですが、地域のほとんどの人はそう呼んでいたと思います。
その名のとおり昔は山の作業の安全を祈願するために祀られたと聞きました。国有林で働く当時の営林署職員は、お祭りの日は山に入らず無礼講でお酒を飲み、木曽節を歌ったり、木曽踊りを踊ったりと楽しく過ごした事が当時の様子を伝える公民館の動画史料に残っています。楽しみの少なかった時代でまたお酒なども貴重であった事からこの祭りを楽しんだ事と思います。
現在は敷地に隣接する上松電子(株)様により捧持されていますが、この春に死去された故小島鐐次郎氏(コジマプレス元会長)が地元で大事に祀られて来た神社を大切にしなければならないという地域の発展を願っての事です。祭りにあたって改めて故人に感謝し、ご冥福をお祈り致しました。

▽大山祇神社神事等の様子





次に本日二つ目の五社神社の例祭の様子をお伝えします。五社神社は、観音区、宮前区そして南栄、北栄区の氏子の皆さんで祀られています。五社の名前のとおり、皇大神宮、熱田神宮、三嶋大社、御嶽神社そして水天宮の五祭神を祀っています。
地区では夜店などの準備をしますが、水天宮が祀られていますので、当日の雨が心配という事もあります。昨日は朝方は比較的強く雨が降っていましたが、それも早朝には晴れあがり、五月晴れの中で執り行われました。今年は水天宮様もお浄めの雨となったようです。

▽お祭には上若連が神楽、獅子舞で盛り上げてくれました。(拾弐当、八百屋お七が奉納されました)








  
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Posted by 大屋誠 at 10:57Comments(0)上松町