2022年02月18日

涙を流す時

 北京冬季オリンピックの閉会式が20日に迫る中、選手やコーチ、時には家族、地域の方々が涙にくれるシーンがあります。
 4年間の苦しかった厳しい練習の集大成が本番で発揮できた人、ちょっとしたつまづきで本領を発揮出来なかった人など様々です。
 その中で女子フィギュアスケートのロシア15歳の少女はなんとも言えない後味の悪さを残してしまったと思います。ドーピング問題の歴史は古くて今も残る新しい問題です。
 また、スキージャンプ混合団体の高梨選手の失格問題も大きな話題となりました。私もテレビで見ていて次のジャンパーが飛んだ後の順位が出て何か表示が誤ったのかと錯覚したほどです。
 その時に泣き崩れる彼女を優しく抱く同僚の選手や他国の選手の姿があった様子が高め合ってきたお互いの心情を知るだけにしか分からないものだと思います。
 今更、私が何と言っても結果が変わるわけではないし、既に専門家が様々な観点から言っているので割愛しますが、運不運はまさに天のみぞ知るところです。
 でも、ドーピングだけはそうした類とは違い許してはいけません。確か誤って飲んでもアウトと聞きました。故意とならば余計にだめです。今回その対象になったのが15歳となれば彼女の健康が余計に心配です。
 私も花粉症やアレルギーなどがあり、年齢相応の薬を服用していますが、途中で勝手に止めるといけない、医師の指示どおりに服用をと言われて忠実に守っています。あまり関係ないですが。
 今更ながらオリンピックに出るわけないので良いですが、選手たちはそうした事がないように相当厳しい管理下に置かれるとの話が報道されていました。
 若い人たちが夢を追うことは感動を呼び、その美しい笑顔と涙は合いますが、こうした形での涙は二度と起こして欲しくありません。しっかりとした究明を願うとともに、再度彼女が笑顔で表舞台に立てる事ができる日を願っています。
△カーリングが好きな猫です。



   
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Posted by 大屋誠 at 16:36Comments(0)プライベート