2024年08月25日

お祭りの稽古始まる

 9月6、7日にかけて行われる諏訪神社例祭に向けて稽古が始まりました。
 例祭の前日には獅子狂言、歌舞伎を奉納する『芸習い(げいざらい)』が行われるため、それに向けた稽古であり、お祭りの時に各戸を回ってお祓いをする“拾弐当(じゅうにとう)の稽古でもあります。
 私もこれを継承する“上若連”に18才の時に加入しましたので、かれこれ半世紀の年月を数えます。昔、若い頃に“稽古”の事を『練習』と何気なく使ったところ、先輩から「練習じゃ無い、稽古だ!!」とたしなめられた事を懐かしく思い出します。
 確かに単に所作的なことを覚える技術的な事では無く、心が入る芸能を先輩から伝えて行くことだと肝に銘じました。
 昨年は、新型コロナから脱して久し振りに芸習いが出来ると思っていましたが、10日程前に新型コロナの集団感染もあり、泣く泣く中止となりました。
 5年振りの芸習いとなりますが、若い衆の今年にかける思いが伝わってくる稽古でした。
△稽古の様子1、獅子舞


△稽古の様子2、歌舞伎の白浪五人男


  
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Posted by 大屋誠 at 12:11Comments(0)プライベート

2024年08月25日

若い力に期待(愛知学院大学合同ゼミ)

 20日はインターンシップの他に愛知学院大学の学生さんが当町をフィールドとして地域の観光面、地域づくりに提言する合同ゼミの発表が行われました。
△発表する皆さんです。


 この合同ゼミは町政施行100年の年に愛知学院大学さんと連携協定を締結したことを機に始まりました。
 このゼミは当町の隣の大桑村出身の森下英治副学長さんがおられ、その縁で連携協定を結びこの合同ゼミ開催に至っています。森下先生は総合政策学部で学生さんを教えておられ、何回も当町を訪れて頂いています。
△森下先生


 この日は3、4年生の計11人から上松の将来について提言いただきました。短い時間でしたので充分に伝えられなかった部分もあったのかもしれませんが、発表の後参加した職員からも感想や現状についての説明もあり、それぞれにとって有意義な機会になったものと思います。
 総合政策学部は政策の提言、企画立案をする若きジェネラルクリエーターを養成する学部だそうですが、生きたフィールドとして当町を活用して頂くのは交流人口を増やす意味でも重要な取り組みと思います。
 来年も続く取組みと思いますのでこれを縁に若い人が上松に関心を持って頂ければ幸いです。
 翌日、赤沢自然休養林で新しい事業として進めている“テントサウナ”も体験したとの事で『気持ちが良かった〜』と感想を述べていました。
 4年生はもうすぐ卒業を控えていますので暑い名古屋の夏を乗り越え夢に向かって頑張って欲しいと思います。
△発表の一コマ




  
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Posted by 大屋誠 at 11:47Comments(0)上松町