2019年08月22日
人と人を繋ぐ民生児童委員
来たる11月末に任期切れとなる民生児童委員の推薦会が21日開催されました。民生児童委員は、民生委員法で定められた“民生委員”と児童福祉法に定められた“児童委員”の二つの職を合わせたもので、国が任命する特別職の非常勤公務員です。
しかしながら、その職に対して活動に応じた活動費は支給されるものの、日給等は支給されないボランティアとなっています。概ね75歳以下の方で福祉に理解が深い方などにお願いしていますが、住民の高齢化が年々進み、年金支給年齢も引き上げられる中で、元気な方は現役として働いている方が多くなっているという背景もありお願いするのも難しくなって来ています。
民生委員というと私が小さい頃は経済的に苦しい方への支援、生活保護について相談するとかそうしたイメージがあった様な気がします。また、児童委員も非行などの問題があった件について対応するというイメージがありました。
しかしながら、ひとり親世帯の増加や家庭内での虐待、暴力など家庭環境に大きな問題を抱えるケースもあり、また、人口が少なくなる中で高齢者の一人或いは二人世帯が増え、地域でのコミュニティを維持していくのも難しいなど社会環境の変化もあり、扱う事案は難しい案件も多くなって来ています。
加えて、個人情報についての扱いが厳格になって来ています。
こうした状況の中、民生児童委員の皆さんは地区住民と町福祉行政との間の橋渡しをして繋いで頂いていますが、住民の皆さんの中には昔の生活保護などのイメージを持っているとの話も会議の中でありました。行政と違う立場で同じ地域に住む同じ住民の一人として悩んでいたり、困ったりした事があれば絶対に秘密は守られますので、相談して頂きたいと思います。
今回、推薦された皆さんは12月から活動しますが宜しくお願いします。
△推薦委員の委嘱状を交付しました。

しかしながら、その職に対して活動に応じた活動費は支給されるものの、日給等は支給されないボランティアとなっています。概ね75歳以下の方で福祉に理解が深い方などにお願いしていますが、住民の高齢化が年々進み、年金支給年齢も引き上げられる中で、元気な方は現役として働いている方が多くなっているという背景もありお願いするのも難しくなって来ています。
民生委員というと私が小さい頃は経済的に苦しい方への支援、生活保護について相談するとかそうしたイメージがあった様な気がします。また、児童委員も非行などの問題があった件について対応するというイメージがありました。
しかしながら、ひとり親世帯の増加や家庭内での虐待、暴力など家庭環境に大きな問題を抱えるケースもあり、また、人口が少なくなる中で高齢者の一人或いは二人世帯が増え、地域でのコミュニティを維持していくのも難しいなど社会環境の変化もあり、扱う事案は難しい案件も多くなって来ています。
加えて、個人情報についての扱いが厳格になって来ています。
こうした状況の中、民生児童委員の皆さんは地区住民と町福祉行政との間の橋渡しをして繋いで頂いていますが、住民の皆さんの中には昔の生活保護などのイメージを持っているとの話も会議の中でありました。行政と違う立場で同じ地域に住む同じ住民の一人として悩んでいたり、困ったりした事があれば絶対に秘密は守られますので、相談して頂きたいと思います。
今回、推薦された皆さんは12月から活動しますが宜しくお願いします。
△推薦委員の委嘱状を交付しました。
