2019年08月15日

上松の夏2019(その3)

この17〜18日に奈良県で開催される全国中学校相撲選手権大会に長野県代表として出場する当町出身の佐々木英人(えいと)さんが表敬訪問してくれました。
7月7日に行われた県総合体育大会において木曽町中チームとして団体戦に出場し見事優勝して全国への切符を手に入れました。佐々木くんは小学校一年から相撲を始めたとの事で、木曽町中相撲部でまだ二年生ながら大将を務めます。相撲部には三年生がおらず、一年生の双子の林くん兄弟とチームを組むという参加チームの中でもフレッシュな部です。
先日、8日に行われた中部日本選抜大会では北陸や愛知などの強豪を下し、見事に準優勝を果たしました。
昔もそうでしたが、最近の北陸勢は遠藤関など大相撲力士の活躍もあり、実力は相当に持っていると思いますが、そのライバルを倒しての結果ですから凄いものです。
佐々木くんの持ち味は身長170cmという相撲を取るライバルと比べて決して大きいとは言えない身体ではあるものの、頭から鋭く当たっての押し相撲と聞きました。中学生とはいえ大きな身体のライバルに向かって行くには稽古の積み重ねがしっかりとしているからだと話していて思いました。
明日からは近畿地方に近づいてくる台風に向かって行くことになりますが、長野県代表として活躍することを誓ってくれました。

△佐々木くんに激励金を贈呈しました。



△小林ゆうゆうクラブ会長さんとともに健闘を誓ってくれました。


  
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Posted by 大屋誠 at 10:31Comments(0)上松町

2019年08月15日

上松の夏2019(その2)

14日、お盆恒例の上松町親睦野球大会が下河原運動場で開催されました。今年は中学生の少年野球クラブも含め10チームが参加して熱戦が繰り広げられました。
この大会は昭和26年に地区対抗野球として第一回大会開催以来、68年目という歴史を積み重ねてきています。昭和26年というと、その前年、昭和25年に当町にとって未曾有の大火に見舞われるという出来事がありました。その一年後に開催した意味は大火からの復興を願って開催されたとの事です。
以前は、20チーム以上の参加もあり二日間に亘って、小学校、中学校、そして下河原グランドA・Bと4面を使ってやった時期もありましたが、現在では強行日程ですが、1日で計9試合を行います。
私もかつては住んでいた地区で出場し、決勝まで進み、最終回で10球近く粘り、サヨナラヒットを打ったという私の球史人生の中で最高の瞬間の記憶が今でも蘇って来ます。
開会式の後の始球式では『直球で行くか!』、『得意(?)のスライダーで行くか』など悩みましたが、それよりも届くかどうかの心配の方が大事でした。
そんな心配もありましたが、無事にキャッチャーのミットにストライクが入り、「まだ現役で出来る」という声や「骨折らんように」という声もありましたが、どうも後者の方が優勢のようです。でも、振り返ってよく考えると打者空振りしてくれませんでしたが何か訳があったのでしょうか?
試合結果を後でお聞きしますと、引き分けジャンケンが二試合あり、決勝戦の第1ブロックと第6ブロックの試合も2対6で第6ブロックの優勝という事でしたが、途中までは一点を争う好ゲームだったとの事でした。
試合に参加した皆さんの中に帰省者もおり、終了後はそれぞれの地区で美酒(中学生を除き)を頂いたものと思います。
また、来年会いましょう!
なお、私の地区は参加していないのでオファーがあれば参加します!?コーチャーズボックスで立っているだけですが。

△開会式の様子です。選手宣誓は第6ブロックのKさんです。毎年この大会を楽しみにしているとの事です。





△始球式です。



△Aコート少年チーム対見帰・小野チームの一戦です。0対0でジャンケンの結果、見帰・小野チームが勝利。少年も頑張りました。



△Bコート寝覚・吉野対東里チームです。甲子園にに出場した選手や高校野球経験者もいますが、和やかな雰囲気の中試合は進みます。この試合も一点差の熱戦で寝覚・吉野が3対2で勝利したとの事です。




  
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Posted by 大屋誠 at 09:22Comments(0)上松町

2019年08月15日

上松の夏2019(その1)

13日、旧暦のお盆を迎える中“第51回ひのきの里夏祭り”が開催されました。心配された台風10号の速度が遅くなり、影響が全くない中での開催となり準備した皆さんホッと一安心。
昨年までは、夏祭りのイベントの中で木馬(きんま)引き大会も一緒にやっていましたが、近年の異常な暑さから大会は秋の開催へと移行し、夏祭り自体も天候が安定し、更に帰省される方も多く楽しんでと期待を込めて8月13日に移して初めての開催となりました。
8月に入って相次ぐ台風の発生でやきもきしましたが、皆さんの熱い思いが通じたのか一時雷雨があったものの、却ってその雨が昼の猛暑を忘れさせてくれるものとなり夕方から多くの来場者にお越し頂き賑わい楽しんでいただきました。
今回は町の商工会関係者や町にゆかりのある方に様々な屋台を出していただき、手づくり感のある祭りとなりました。
中学生の吹奏楽のオープニングで始まり、地元企業に協賛いただいた餅投げ、下伊那下條村から“カッセイカマン”が来て頂いてのショー、そして太鼓演奏は南木曽町から「神楽組」の皆さんも駆けつけて上松檜流太鼓との迫力ある競演など多くの皆さんが楽しんでいました。
また、警察の協力によるパトカーや白バイの乗車体験もあり、地域の持つ魅力や力を集めたお祭りとなりました。
祭りを見た数人の方から「多くの人が来て良かった」、「去年より若い層の人が多かった」、「知らない人も沢山いたな」などの声が寄せられました。久しぶりに会った友達や遠くから帰省された皆さんの声が町を元気にさせてくれるものと改めて感じました。
これから出店関係者や皆さんの声を聞いて実行委員会で総括をしなければなりませんが、忙しい中でご協力を頂いた出演、出店して頂いた皆さん、警備をして頂いた警察、安協・消防団の皆さん、計画準備から始まり当日の運営をした実行委員会の商工会、観光協会の皆さん、役場職員他多くの関係された皆様に心から感謝したいと思います。

△ オープニングは上松中学校の皆さんによる吹奏楽で幕開けです。時折、風が吹いて譜面が飛んでしまうというハプニング有りましたが、アンコールにも応えてくれました。



△皆さんお待ちかねの餅投げ、怪我する方もなく無事に終わりました。中には袋やポケットに入らないくらい拾った人もいたのでは。



△地元戦士の草わけ、下條村からカッセイカマンが登場、クイズに負けると上松が下條村になるという悪の軍団が来ましたが、参加者が答えてくれて見事に撃退。暑い中本当にお疲れ様でした。ピンクの人は上松の人って誰?





△檜流太鼓と南木曽町神楽組の競演、進行を任されたS君は高校3年で「これが最後かも」と言ってましたが来年も次もお願いします。アンコール無しという振りでしたが観客席から声が上がって結局アンコールとなりました。最後は打上げられた花火とのコラボでした。





△夜店の風景



△木曽踊、生声でずっと保存会の皆さんが歌っていました。ドイツから帰省された方も輪に入って頂きました。




  
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Posted by 大屋誠 at 07:28Comments(0)上松町