2021年05月12日
蜘蛛の糸とワラにもすがる
芥川龍之介の代表的な小説に「蜘蛛の糸」があります。
このあらすじはお釈迦様が蓮池の周りを歩いていると、池の下の地獄の世界にある男が苦しんでいる姿を見ました。この男は生前は悪い事ばかりしていたが、一つだけ小さな蜘蛛を助けたという良い行いをお釈迦様が思い出し、地獄に蜘蛛の糸を垂らして助けようとしました。
この男はその糸を掴んで天国に行こうとすると、地獄にいた人が我も我もと続いて細い蜘蛛の糸に群がって来ました。「この糸は私のだ」と男は群がって来た人々を落とそうとした時に糸はプツンと切れてしまい彼は落ちてしまいました。お釈迦様はそれを見て寂しそうに池をあとにしました。というお話です。
「溺れる者藁をも掴む」ということわざもあります。これは本当に苦しんでいる時に普段は何でもないことや気にも留めない事にすがりたいという事を表したものです。
「蜘蛛の糸」も「ワラにもすがる」も現在のコロナワクチン接種で似た様な状況が出て来ています。ワクチン接種といえば、インフルエンザも毎年行っています。上松町では高齢者の方に助成していますが、約7割が接種を受けています。
今回、コロナワクチンの接種率を予想した時に担当者は同じ様な率で当初考えていましたが、私は今回はもっと上がるのではと話した事があります。事実、当町でも受付が始まり接種希望者は対象者の9割に上がったそうです。既往症の関係で医師から止められている方もいるので相当数の方が希望した事になります。
こうした予想シミュレーションを国では当然に行ったと思いますが、想定以上であったのかもしれません。
それにしても蜘蛛の糸、藁はワクチンであると思いますが、最近、それにつけ込んだ詐欺につながる様な電話が掛かって来ているとのことです。
人の弱みにつけ込み、個人情報を聞き出し、その後に詐欺となる卑劣な犯罪に巻き込まれないように気を付けたいものです。
△文中とは関係ありませんが、蜘蛛の糸ならぬ優勝を手繰り寄せるように御嶽海調子良いので幟を紹介します。

このあらすじはお釈迦様が蓮池の周りを歩いていると、池の下の地獄の世界にある男が苦しんでいる姿を見ました。この男は生前は悪い事ばかりしていたが、一つだけ小さな蜘蛛を助けたという良い行いをお釈迦様が思い出し、地獄に蜘蛛の糸を垂らして助けようとしました。
この男はその糸を掴んで天国に行こうとすると、地獄にいた人が我も我もと続いて細い蜘蛛の糸に群がって来ました。「この糸は私のだ」と男は群がって来た人々を落とそうとした時に糸はプツンと切れてしまい彼は落ちてしまいました。お釈迦様はそれを見て寂しそうに池をあとにしました。というお話です。
「溺れる者藁をも掴む」ということわざもあります。これは本当に苦しんでいる時に普段は何でもないことや気にも留めない事にすがりたいという事を表したものです。
「蜘蛛の糸」も「ワラにもすがる」も現在のコロナワクチン接種で似た様な状況が出て来ています。ワクチン接種といえば、インフルエンザも毎年行っています。上松町では高齢者の方に助成していますが、約7割が接種を受けています。
今回、コロナワクチンの接種率を予想した時に担当者は同じ様な率で当初考えていましたが、私は今回はもっと上がるのではと話した事があります。事実、当町でも受付が始まり接種希望者は対象者の9割に上がったそうです。既往症の関係で医師から止められている方もいるので相当数の方が希望した事になります。
こうした予想シミュレーションを国では当然に行ったと思いますが、想定以上であったのかもしれません。
それにしても蜘蛛の糸、藁はワクチンであると思いますが、最近、それにつけ込んだ詐欺につながる様な電話が掛かって来ているとのことです。
人の弱みにつけ込み、個人情報を聞き出し、その後に詐欺となる卑劣な犯罪に巻き込まれないように気を付けたいものです。
△文中とは関係ありませんが、蜘蛛の糸ならぬ優勝を手繰り寄せるように御嶽海調子良いので幟を紹介します。

Posted by 大屋誠 at
13:50
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