2021年10月26日
災害発生時の連携協定の輪拡がる
25日、国有林等所在市町村有志協議会が木曽森林管理署で行われました。毎年、この時期にこの会議は開催されていますが、コロナ禍の影響で管理署とそれぞれの町村の間で行われている「林政懇談会」が中止となったため国有林事業についての懇談は貴重な機会となりました。
会議終了後、「山地災害発生時等の連携に関する協定調印式」が行われました。上松町の森林面積は全体面積の95%を占め、その内の約7割が国有林です。
町内の国有林を管理する木曽森林管理署は、山地の基本的な情報や災害時の対応などのノウハウを有しており、今回の協定締結はそれを民有林(町有林も含む)においての森林火災や山地災害が発生又はそれが危惧される場合に対応する目的で調印されました。
当町で起こりうる災害として考えられるのは山林火災或いは本年8月各所で起きた土砂崩落の様なものが考えられます。しかしながら、山の状況などは下から見てもなかなか分かりにくいもので、森林管理署が行うヘリ調査への町職員の同乗やそのデータの情報共有などが協定に盛り込まれました。
また、8月豪雨の王滝村で起きた道路崩落の災害の様に孤立した集落に続く国有林専用道路の活用、森林管理署が有する緊急物資の提供、災害発生時における災害廃棄物の仮置き場の提供など、今までは発生した後に調整していた事がこの協定の下に円滑に進むことが期待されます。
△調停式の様子です。


当町では災害時において町建設協会、豊明市や武豊町との相互支援協定などいくつもの協定が締結されており、こうした協定を生かしていざというときに備えていくことが求められています。
会議終了後、「山地災害発生時等の連携に関する協定調印式」が行われました。上松町の森林面積は全体面積の95%を占め、その内の約7割が国有林です。
町内の国有林を管理する木曽森林管理署は、山地の基本的な情報や災害時の対応などのノウハウを有しており、今回の協定締結はそれを民有林(町有林も含む)においての森林火災や山地災害が発生又はそれが危惧される場合に対応する目的で調印されました。
当町で起こりうる災害として考えられるのは山林火災或いは本年8月各所で起きた土砂崩落の様なものが考えられます。しかしながら、山の状況などは下から見てもなかなか分かりにくいもので、森林管理署が行うヘリ調査への町職員の同乗やそのデータの情報共有などが協定に盛り込まれました。
また、8月豪雨の王滝村で起きた道路崩落の災害の様に孤立した集落に続く国有林専用道路の活用、森林管理署が有する緊急物資の提供、災害発生時における災害廃棄物の仮置き場の提供など、今までは発生した後に調整していた事がこの協定の下に円滑に進むことが期待されます。
△調停式の様子です。


当町では災害時において町建設協会、豊明市や武豊町との相互支援協定などいくつもの協定が締結されており、こうした協定を生かしていざというときに備えていくことが求められています。