2023年05月03日

上松の春がやって来た(その3 駒ヶ岳神社例祭)

 3日、県無形文化財にも指定されている東里にある駒ヶ岳神社の里宮において例祭が執り行われました。 この神社に伝わる代々神楽は13座舞われて奉納されますが、古式ゆかしい衣装に身を纏い、鉾や扇、太刀を持って勇壮に、そして厳かな雰囲気で一見の価値はあります。
 この神楽連は一子相伝(東里の限られた家の跡取り)で伝えられて来ていますが、後継者にもやはり苦労している様です。
△山道には『馬神』と記された碑がありますが本来は銅製の馬があったとの事ですが、戦時下の供出で今は姿はありません。




△神楽奉納の前に神前にお供物を奉じます。




△いよいよ神楽が始まりました。


△アマチュアカメラマンがシャッターチャンスを狙っています。お目当ては飛び跳ねる天狗の舞とも云われる『四神五返拝』でしょうか。


△個人的に好きなのはこの『御神入舞』です。道具は使わず装束の袖を持って神職が舞います。


 古式ゆかしい神楽が残っている上松っていいなあと思もうのはこんな時でしょうか。いつまでも残して欲しい伝統的なお祭りの一コマでした。
追加
△病気平癒幸神舞




 この一年が平穏であります様に祈念して舞います。
追加その2


 神楽連の太鼓も熱を帯びます。






  
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Posted by 大屋誠 at 10:16Comments(0)