2024年10月06日

いざという時に備えて(総合防災訓練)

 9月29日、上松町総合防災訓練が行われました。全国の訓練は関東大震災が起きた9月1日の「全国防災の日」に行われる自治体が多いと思われますが、当町では直ぐに諏訪神社例祭があることから、日程をずらしての訓練となりました。
 当日は当町に震度6強を記録する大地震が起き、全町住民に避難命令が出た事を想定しての訓練で、住民の第一避難所への避難、近隣住民の呼びかけなどの行動を通じた防災意識の涵養を主に行いました。
△地震が起きた事を報告し、対策本部の立ち上げを指示


 この日は約1200人の皆さんに避難訓練に参加をして頂きましたが、高齢化により年々訓練とはいえ歩いて避難所に来るのも大変です。しかしながら、実際の時は時間との争いもあることから、その大変さも感じていただくのも大切な事です。
 住民の避難の様子は対策本部で訓練していましたので私自身は撮影は出来ませんでしたが、訓練途中で避難所の様子がチャットライブでメールとともにエイゾが職員から送られて来るので様子はタイムリーに把握出来ました。
 また、水道、道路などのインフラの復旧対応として町建設協会の皆さんにご協力頂きました。
△協力企業との協力連携・調整の訓練をする協会役員


 新しい手法を取り入れた訓練は、これから伝達方法や情報の取りまとめなどについて検証していく必要があると思います。
 住民避難訓練が終わり、私から防災無線を通じて直接今回の訓練の目的とお礼を兼ねて挨拶しましたが、首長自身からマイクを取って口調の分かりやすい話し方、速さなども含め、これも一つの訓練の一環です。
 避難訓練後、場所を公民館、社会体育館に移して避難所の設営、NTTの非常用電話の使い方、今の非常食紹介などに加え、木曽建設事務所の協力による講演会が行われました。
△ダンボールベッド。私が乗っても大丈夫


△非常食紹介


 公民館で行われた防災講演会には職員も含め約50人の方が受講しました。


 最後は反省会を行いました。当町での災害は令和3年8月に土石流災害で民家が全壊するということが有りましたが、大規模なものは起こっていません。だからこそ、有事の場合の備えについて備えて行かなければならないものと改めて思いました。
△反省会の様子




  
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Posted by 大屋誠 at 11:38Comments(0)

2024年10月06日

いざという時に備えて(総合防災訓練)

 9月29日、上松町総合防災訓練が行われました。全国の訓練は関東大震災が起きた9月1日の「全国防災の日」に行われる自治体が多いと思われますが、当町では直ぐに諏訪神社例祭があることから、日程をずらしての訓練となりました。
 当日は当町に震度6強を記録する大地震が起き、全町住民に避難命令が出た事を想定しての訓練で、住民の第一避難所への避難、近隣住民の呼びかけなどの行動を通じた防災意識の涵養を主に行いました。
△地震が起きた事を報告し、対策本部の立ち上げを指示


 この日は約1200人の皆さんに避難訓練に参加をして頂きましたが、高齢化により年々訓練とはいえ歩いて避難所に来るのも大変です。しかしながら、実際の時は時間との争いもあることから、その大変さも感じていただくのも大切な事です。
 住民の避難の様子は対策本部で訓練していましたので私自身は撮影は出来ませんでしたが、訓練途中で避難所の様子がチャットライブでメールとともにエイゾが職員から送られて来るので様子はタイムリーに把握出来ました。
 また、水道、道路などのインフラの復旧対応として町建設協会の皆さんにご協力頂きました。
△協力企業との協力連携・調整の訓練をする協会役員


 新しい手法を取り入れた訓練は、これから伝達方法や情報の取りまとめなどについて検証していく必要があると思います。
 住民避難訓練が終わり、私から防災無線を通じて直接今回の訓練の目的とお礼を兼ねて挨拶しましたが、首長自身からマイクを取って口調の分かりやすい話し方、速さなども含め、これも一つの訓練の一環です。
 避難訓練後、場所を公民館、社会体育館に移して避難所の設営、NTTの非常用電話の使い方、今の非常食紹介などに加え、木曽建設事務所の協力による講演会が行われました。
△ダンボールベッド。私が乗っても大丈夫


△非常食紹介


 公民館で行われた防災講演会には職員も含め約50人の方が受講しました。


 最後は反省会を行いました。当町での災害は令和3年8月に土石流災害で民家が全壊するということが有りましたが、大規模なものは起こっていません。だからこそ、有事の場合の備えについて備えて行かなければならないものと改めて思いました。
△反省会の様子




 ご協力頂きました県等の関係機関、企業団体の皆様、そして町民の皆様に改めて感謝申し上げます。

  
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Posted by 大屋誠 at 11:38Comments(0)

2024年10月05日

実りの秋祭り その2(八幡宮 拾伍夜祭)

 28日夜、上町地区にある八幡宮において上若連拾伍夜祭が行われ、お招きをいただきましたので参列しました。
 このお祭りは八幡宮のお祭りとして先にブログで紹介した諏訪神社例祭から毎年一ヶ月以内に行われています。
 この祭りで一年間祭りを中心的な役割を果たして来た“年長頭(ねんちょうがしら)、年長中老委員の皆さんが交代する総会が行われました。
 拾伍夜祭は、別に中老、大老のお祭りとも云われており、昔は地歌舞伎で熟練した芸を披露するお祭りでしたが、今年は行いませんでした。
 歌舞伎を行うためにはカツラや着物(キラ)などに経費もかかることからやむ無く隔年、数年おきの開催となっています。
 今年は獅子神楽の奉納だけ行いましたが、来年は二十年に一度の伊勢神宮式年遷宮遷宮の御神木祭が行われる予定で準備が進められておりますので是非そうした芸も披露してもらいたものです。
 総会で新しい体制が整い、来年の祭典に向けてスタートする事になりました。
△神事の後、獅子神楽奉納






△獅子狂言“八百屋お七”




  
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Posted by 大屋誠 at 11:57Comments(0)

2024年10月05日

実りの秋祭り その1(吉野熊野神社)

 心配された台風災害の影響も当町ではほとんどなく、秋の実りを祝う秋祭りのシーズンがやって来ました。
 一方では、能登半島においては豪雨により復興が進みつつあった地域で再度大きな被害が起き、13人の方が亡くなり、その他にも行方不明の方がいます。正月に起きた大震災に続き、数十年に一回の豪雨災害に見舞われた皆さんにお慰めする言葉が見つかりません。
 解決してくれるのは『時間』だけなのかと虚しさも感じますが、記憶はやがて薄れて行くかもしれませんが、災害を忘れず私たちにできることがあるのか今一度考え、声を挙げて支援する事が求められていると思います。
 そのような中、例年の如く吉野熊野神社の例祭が地元の皆さんが参列してできた事は有難い事だと身に染みて思います。
 吉野地区は国の砂防直轄事業が行われている滑川のすぐ近くにあり、災害についても関心が高い地域であり、昔から町の中でも特に農業が盛んな地域です。
 その様な地域柄からお祭りを大事にしています。
△神事




 古い御社であり、熊野神社の御祭神は国造りの神話のある“イザナギ”、“イザナミ”命の両神であり、伊勢神宮に祀られる天照大御神の父母と云われています。
 拝殿には今から173年前の嘉永4年と記載のある額が飾られていました。
△天の岩戸伝説の様子を描いた額。木版に描かれた色彩は時を感じさせますが、古の吉野の人々の文化の高さを見る思いがします。


 吉野の里の皆さんのご健康、ご活躍と地区のご隆昌を願う厳粛なお祭りとなりました。
  
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Posted by 大屋誠 at 10:05Comments(0)上松町