2023年08月24日

お礼とお願いの旅(その3 伊勢市役所 伊勢神宮本廳訪問)

 最終日の24日は早朝の伊勢市役所の鈴木市長への表敬訪問、伊勢神宮神宮本廳を訪問させて頂きました。
 鈴木市長とは6年前にお会いして以来で、その時には大相撲の御嶽海関と伊勢市の隣の志摩市出身の志摩の海の話題で盛り上がった事を思い出しました。現在はご当地の伊勢市出身の朝玉勢(あさぎょくせい)が十両に上がったという事で庁舎の掲示板にありました。
 前回の第六十二回伊勢神宮式年遷宮御杣始祭の折には伊勢市からも多くの方をお迎えした経緯もあり、そろそろ20年が経ち、現在、地元の熱意を伝えてきているので御理解頂きたいと話をさがせて頂きました。
△鈴木市長さんと


 また、伊勢神宮さんとも深い歴史の繋がりのある松尾観音寺の木造(こつくり)住職さんの案内でお寺をお詣りさせて頂きました。
 約1300年の由緒ある厄落としのお寺さんで、昔、伊勢神宮が維持するのに大変な時期にはこのお寺さんが助力したとの事です。伊勢神宮も神仏混交の歴史があったことは初めて知りました。
 またお寺さんには、平成18年にお堂の床板を直した時にその板に龍の顔が現れクッキリと浮き出てきたと不可思議な事があったとの事です。このお寺には奈良時代の行基上人と龍の繋がりの話が伝えられており、その縁がなんとも不思議です。
△これが龍の顔です。写真で見ると分かりにくかもしれませんが、実物は木目が描いたように浮かび出てました。マスコミにも取り上げられたそうですが、見えた方には御利益があるかもしれません。


 紀州那智勝浦町から伊勢市まで訪ねた今回の出張でしたが、様々なご縁で繋がっているのを感じました。  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 18:37Comments(0)上松町

2023年08月24日

お礼とお願いの旅(その2 伊勢市)

 23日に昨年度連携協定を結んだNOTEさんが伊勢市で進めている民家を活用した宿泊施設整備について、地元のNPO“伊勢河崎町づくり衆”の皆さんや一緒に事業に関わる皆さんとお会いして現地視察、そして意見交換をさせて頂きました。
 河崎町は伊勢市に流れる勢田川に沿って商人の町として江戸時代には東西の往来で栄え、大きな蔵と商家が残っています。
△このような町並みです。




△所々に旧い蔵などを改良した洒落たお店もありました。


 伊勢の皆さんは木曽に対して思い入れがひとしおで、展示物の中には伊勢神宮式年遷宮の際に使った法被も展示されており、初めてお会いしたのにとても親しくお話をして頂きました。
 河崎町の取組みは、勢田川が昭和49年に氾濫した際の復興から始まったとの事で、右岸側が護岸により旧い町並みが取り壊され、新しく整備されていく中で、左岸側の河崎町の多くは商家が並ぶものとして往時のそのまま残ったとのです。
 旧いものを残して活用しようとNPO“伊勢河崎町づくり衆”を発足させて取組んできたとの事で、今回、空き民家を活用して宿泊施設の整備を計画しているとの事でNOTEさんが加わり、特定会社を立ち上げて進めるとのことで、これから始めようとする当町にとっても、とても参考になる貴重な機会をいただきました。
 意見交換の中で、河崎町ではお祭りイベントがあり、多くの方が訪れるとの事をお聞きし、伊勢との縁で出来れば、何らかの交流が出来ればなどのお話しをさせて頂きました。
 また参加して頂いた方の中に当町の方を個人的な繋がりで知っている人がいるなどの話もあり、不思議な縁も感じました。
 以前の総合計画では伊勢市でアンテナショップを立ち上げるなどがあったものの具体的なとっかかりも無く終わってしまっていましたが、こんな縁を大事にしていきたいとお互いに温かい交流の機会を頂きました。
△河崎町商人館で展示されていた式年遷宮関係の資料




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 18:01Comments(0)上松町

2023年08月06日

夏の交通安全

 5日午後、赤沢自然休養林において毎年この季節に実施している交通指導所を開設し、来訪者に交通安全を呼びかけました。
 下界は33度を超える気温でしたが、赤沢は気温はさほど変わらないですが、時折り吹く風は心地よく感じます。赤沢で川遊びをしている子どもたちを見ていた大人も童心に帰って一緒になって冷たい水を全身に浴びていました。
 入場者数は新型コロナ前に徐々に戻りつつあるとの事ですが、もう少し入ってくれればと最盛期の様を知っている方が言っていました。
 その原因は『あまりに暑いので?』、『他の所に行っている?』などと聞くと「一番大きいのはガソリン代の高騰が原因ではないか」とお聞きしました。バスの入り込み台数は減っているようですが、乗降客数を見ると新型コロナ以前くらいの感じで乗っていました。
 早く多くの方に来場頂き以前のように赤沢の自然を楽しんで頂きたいと思います。
△交通指導所の様子です。今年も交通安全協会、木曽警察署、消防団、町内金融機関関係者など多くの方にご協力頂きました。
 暑い中本当に有難うございました。



   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 18:12Comments(0)上松町

2023年07月17日

上松の伝統の夏祭り(大宮神社例大祭)

 夏の3連休の真ん中の16日、上松の夏を彩る“大宮神社例大祭本祭式”が執り行われ、4年振りのご案内を頂き参列しました。
 大宮神社の氏子は寝覚、見帰地区の皆さんですが、古くから東小川、西小川地区の神社とも縁があり、多くの関係者の皆様が参列します。新型コロナ感染症拡大を受け、この3年間は神事のみで普段は神楽お練りなどもある賑やかなお祭りで氏子の皆さんも寂しがっていたとお聞きしました。
△神事(供物を神前に供えます)


△浦安の舞


△湯立て神事


△楽屋の皆さんの笛、太鼓が境内に厳かに響きます。


 この日は小学生も10人ほど参列して賑やかな本祭式となりました。この子たちもいつか祭りに参加するのでしょうか?嬉しそうに親御さんなど大人の中に混じってお参りしていましたのが何とも微笑ましい光景でした。
 大宮神社は吉野地区に行く前に参詣道がありますが、中腹にある本殿までの急坂は本当に息絶え絶えに休みながら上がって行きました。4年振りという事ですが、この急な山道を登れる事が無事一年過ごせた証と思えば良いんでしょう!
△帰りに坂道を撮影しましたが、途中で御神酒を頂いた脚が笑う感覚が襲いました。



 
  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 09:02Comments(0)上松町

2023年06月27日

人権擁護委員感謝状伝達

 27日、3期9年の長きに亘り人権擁護委員を務めて頂いた栄町の梅本弘さんが退任するに当たり法務大臣からの感謝状が贈呈されました。
 人権擁護委員は法務大臣の委嘱により人権についてその思想の普及啓発や身近な相談相手として活動されています。
 梅本さんは地域でのイベントでの普及啓発や高齢者施設での相談など積極的に取り組んで頂きました。
 私からお礼の言葉として『人権というものは眼には見えないが、イジメや虐待、差別など表に出て一旦問題となると社会に大きな影響を与える。だからこそ普段の活動が重要であり、長年の御功労に感謝します』と述べさせて頂きました。
△長野地方法務局木曽支局長から感謝状伝達


△皆さんと一緒に記念写真


 梅本さんには“上松町いじめ問題対策協議会”会長にも就任頂き活動していただきました。まだ交通安全協会の活動にも参加していただいており、今後の益々ご健康で、ご活躍されますことを祈念申し上げてお礼とさせて頂きます。

  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 16:15Comments(0)上松町

2023年06月04日

台風一過の行事(その3 上松小学校創立150周年記念運動会)

 3日に予定されていた行事のうち一つだけ順延されたのが上松小学校の運動会でしたが、4日初夏の心地よい風が吹く中で開催されました。
 今年は上松小学校が創立150周年を迎えたことから、『創立150周年記念運動会』と称しての運動会となりました。
 私は挨拶の中で『今までの練習を活かし、より速く、より高く、より強く、そして自分の表現で楽しんで欲しい』、『皆さん、先生方、おうちの方、地域の皆さんと共に創った楽しい運動会としていきましょう』と話させて頂きました。
 以下その一コマを紹介させて頂きます。
△子どもたちは、5つのチームに分かれて運動会に参加しました。テントは早朝から保護者の皆さんが協力して設営したそうです。


△各チーム代表者が選手宣誓


△1、2年の表現


△3,4年生に表現。ヨサコイソーラン


△5,6年生の組み体操「つなぐ150年の思いをのせて」




△多くのおうちの方、地域の皆さんが来場されました。



△フィナーレは恒例の「木曽踊り」を保護者、地域の皆さんと一緒に


△今年の運動会の目標『協力して、なかよしの花を咲かそう」








  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:00Comments(0)上松町

2023年05月29日

赤沢森林浴大会

 28日新緑、深緑が眩しい赤沢自然休養林において春の『森林浴大会』が春の大会としては四年ぶりに開催されました。
 もうそろそろ赤沢自然休養林に白い可憐な花が咲く“オオヤマレンゲ”はどうかなと思い見ましたが、蕾の状態で1〜2週間後が見頃になると思いました。
△ツボミのオオヤマレンゲとヤマツツジ


△開会を待つ参加者


 この日は奥千本など普段のコースでは見られないプレミアムなコース見学もあり皆さん楽しみにしていました。
△信州大学OBや現役学生も参加。背中の5人です。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 08:22Comments(0)上松町

2023年05月08日

GW最終日から翌朝の出来事

 GW最終日は一日中雨の予報どおりにずっと雨降りでした。この時期の雨は植物の成長を促す慈雨なら良いのですが、GW明けを迎えた7〜8日早朝の雨は災害警報級のものでした。
 木曽川の水位も上昇して昔から『危ない』と伝えられて来た“蛙岩(かわずいわ)”も顔がやっと見え隠れるする状況でした。
△蛙岩の様子


 昨日から警戒に当たっていたダム関係者の皆さん、職員の皆さん本当にお疲れ様でした。あと少し水位が上がっていたら住民避難を呼びかける事態になったかもしれません。
今年もこれからが出水期です。気を引き締めながら緊急時に備えなければなりません。








  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 13:39Comments(0)上松町

2023年04月29日

上松の春がやって来た(その1 若宮神社例祭)

 29日早朝に西小川にある若宮神社例祭にお招きがあり参列しました。上松では獅子狂言が伝えられている神社がありますが、この若宮神社には町の無形文化財に指定されている『葛の葉』が伝えられています。
 獅子狂言のルーツは三河との伝承との説がありますが、この『葛の葉』の獅子狂言はいくつか残っているところがあるとの事ですが、獅子が口に筆を咥えて普通文字、裏文字、裏逆さ文字などで障子に書くのは当町だけのようです。
 昨日は「芸習い」という今までの稽古を氏子に披露する場があり見させて頂きました。3年間はこの「芸習い」もできなかったのですが子供たちが披露するという事で氏子の皆さんも本当に楽しみにしてしていました。
△芸習いの一コマ




 今年は中学生も参加してくれたと古老たちも大変喜んでいました。
 午前6時に地元のコミュニティセンターを出発して約30分かけて北野地区の山中にある若宮神社を目指します。
△若宮神社に続く山道からようやく御神楽が到着しました。


△神遷し


 上松のお祭りはこの若宮様のお祭りから始まります。今年一年が里の皆さんが平穏で豊かな実のなる一年になります事を祈念しつつ玉串を奉奠させて頂きました。







  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 17:15Comments(0)上松町

2023年04月12日

上松技専入校式

 3年ぶりの行事の再開ラッシュが続いています。これも待ちに待った上松技術専門校の入校式が12日行われ地元町長としてお祝いをさせて頂きました。
 今年の入校生は木工科10人,木材造形科14人の計24人で、南は九州長崎、四国高知から北は関東茨城、千葉まで全国から上松の地に木工を学ぶために入校されました。
△小林校長先生の式辞


 年齢は18歳から61歳までと親子ほど歳の離れた皆さんが一緒に学びます。
 技術専門校は職業訓練を主管する公共職業安定所やロクロ、漆器などの地場産業の木工関係者、実習を支援してくれる森林管理署など多くの方に支えられています。
 中学校や高校と違い制服なども無く思い思いの服装で式に参加するのも訓練校ならでは風景です。
△こんな感じです。


△入校生を代表して酒井信賢さんが宣誓をしました。


△起立して宣誓


 この3年間は感染対策として体育館を実習に使うなど、実習訓練にも大きな影響が出て先輩たちは本当に大変な中での実習となりましたが、新入校生の皆さんには上松の地の自然や町のイベントなどにも積極的に参加して楽しんで頂ければと思います。

   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:13Comments(0)上松町