2023年04月06日

桜咲く入学式(上松小入学式)

 4月6日上松小学校入学式が行われ新しく29名の児童が入学しました。
 桜の開花も記録的に早い今年は山の“こぶし”も咲くなど一斉に春を迎えた感があります。入学式のため小学校の昇降口に行くと既に保護者に連れられた新入生たちが国旗の前で記念写真を撮っていました。
 そこには町交通安全協会の皆さんと警察の交番所長さんが交通安全を呼びかけてリボンを新入生に付けていました。
△安協の皆さん


△こんなリボンです。


 春の交通安全運動が昨日から始まりました。後ろから見ているとランドセルから手や足が出ている感じが何ともほほえましいですね。
△新入生を待つ式場


△新入生入場です。二人で手を取り合って先生の先導で入場して来た29人を在校生やご来賓、保護者が拍手で迎えます。


△植原教育長の教育委員会告辞、校長先生の式辞を聞いていて撮影するのを肝心の校長式辞の風景を忘れていました。


 新入生に私から二つの事をお願いしました。一つは自分で起きることが出来る事、もう一つは朝起きて家の人に「おはよう」と挨拶ができ、外に出たら友だちや会った人に同じように挨拶をして下さい。と伝えました。二つ目の挨拶は校長先生の式辞と被ってしまいましたが。
 保護者の皆さんには朝の『おはよう』の挨拶は子どもの健康のバロメーターという事で毎日子どもさんと交わして欲しいとお願いしました。
△対面後、保育園で覚えてきた『一年生になったら』を新入生で歌いました。


 新一年生は後ろを向いたり、隣にイタズラもせず緊張する中、式典を終えました。半世紀以上の私の記憶では悪ふざけなど何かやっていたんじゃないかと思い出を辿ったのですが、あまりにも時が経ちすぎて思い出せませんでした。
 上松小学校は今年で創立150周年の歴史を刻みました。今年の入学生は150回目の新入学生という事になります。
 皆んな元気で楽しい小学校生活を送ってください。初めて聞く在校生の大きな声で歌う校歌を聞いて少しビックリした顔が印象的でした。次の行事まで直ぐに校歌も覚えると思います。
△一年生退場





  
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Posted by 大屋誠 at 11:41Comments(0)上松町

2023年04月06日

新しいお友だち(保育園入園式)

 上松保育園入園式が5日午前に行われました。お父さん、お母さんに手を引かれて式場に入場して来ました。
 新しくお友だちとして入って来た入園生はこの日は12名だそうです。「この日」と書いたのは後日入園するお友だちもいるからです。
△担当の先生を先頭に入場です。(写真は年長さんです)


 牧野園長先生は3月末で定年退職されましたが、再任用で再び現場をお願いすることになりました。
△牧野園長先生の言葉


 牧野先生から恒例のぬいぐるみのお友だちの紹介があり、新入園生はお父さん、お母さんの手を握ったり、抱かれたりしながら聴いていました。
 明日からは当分の間はご家庭で別れるのが辛い毎朝の儀式が待ってるのではないかと思いますが、それも子供たちの成長の証だと思います。でも辛くて不安なのはお父さん、お母さん、おうちの皆さんかもしれません。
  
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Posted by 大屋誠 at 07:39Comments(0)上松町

2023年04月03日

新年度スタート

 令和5年度は4月1、2日が土に曜日となったため4月3日がスタートの日となりました。
 駐車場横の桜の木がスタートを祝うように満開に咲いていました。
△新庁舎建設の折に植栽されていた桜の多くを切らざるを得ず、そのうち残った4本の桜が今年も咲いてくれました。


 恒例の『町民憲章』を職員全員で読み上げ、4名の新規採用職員の自己紹介などを行いました。
 昇格した職員、異動した職員もおり、緊張した面持ちで始業式に臨んでいました。
△新規採用の職員


  
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Posted by 大屋誠 at 16:28Comments(0)上松町

2023年04月03日

消防団編成式

 春の訪れというよりも初夏の雰囲気という方が合ってる4月2日の日曜日に小学校校庭において消防団編成式が行われました。
 今年、新たに入団した方は7名、退団した方は一般団員が7名、機能別団員7名で総員148名での編成となりました。
△通常点検のため団員が整列します。


 新入団員に澤木良太郎団長から辞令が交付され、真新しい筋目の着いた消防の法被を着た団員から初々しくも力強く頼もしい宣誓がありました。消防団活動は規律と団結力が求められますが、早く先輩たちの指導の下地域の安全・安心を支える一員としての活躍が期待されます。
  
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Posted by 大屋誠 at 14:29Comments(0)上松町

2023年04月03日

年度末退職者を送る。

 年度末の3月31日は毎年恒例ですが、退職者への辞令交付で年度を締めくくりました。今年の退職者は5名、内定年退職者は2名、勧奨による退職2名、自己都合による者1人です。
 勤続年数は42年から4年と様々ですが、新庁舎建設、災害復旧、未満児保育希望者の受入、新型コロナ対応、町制100周年記念事業など町の発展に尽くして頂いた皆さんには感謝の言葉しかありません。
△退職の挨拶をする皆さん


 5人のうち3人は再任用或いは会計年度職員として引き続き町の仕事を担っていただきます。今まで培ってきた経験と知識を活かして後輩たちを導いて欲しいと思います。
△玄関ホールで後輩職員に拍手で見送られる皆さんです。


 定年が昨年12月に条例改正があり、65歳まで令和13年度までに段階的に引き上げられる事になったため、60歳での定年はこれが最後となります。

  
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Posted by 大屋誠 at 09:52Comments(0)上松町

2023年03月23日

旅立ちの時(その2 上松小学校卒業式)

 22日、上松小学校の卒業式が行われました。
 「小学校の卒業式としては遅くない?」と思われる方もいると思いますが、本当は先週15日に予定をしていたのですが、卒業生の学年にインフルエンザの集団感染が発生し、学年閉鎖となったために延期されて22日の式典挙行となりました。
 今年度の卒業生は男子21名、女子12名の計33名です。
 延期されたため送る在校生の出席は無しで卒業生、保護者、教職員に加え3年振りに招待された来賓という式典でした。
 私から校歌の一小節から「・・強く歩んだ旅人の耐えぬく心を受けついで 火にも風にも風にも打ち負けず 学びの道にいそしもう」を引用して皆さんは校歌のとおりの小学校生活を送り、苦しい中で“命の大切さ”、「人を思いやる心」を人として一番大事なことを学んだと挨拶しました。
 中学校入学後には学びにクラブ活動に頑張って欲しいとエールを送りました。
 入学した頃はランドセルが歩いている様な感じでしたが、この日式場を後にして行く子どもたちは、学生服を着た成長した若者の姿がありました。
△昇降口には国旗が掲揚され、友だち、保護者と一緒に記念撮影しているいつもの卒業式の風景がありました。




△開式を待ちます。


△川上校長先生から卒業証書が渡されます。


△在校生は ビデオレターで参加しました。


△退場する児童、苦しい時を乗り越えた先には沢山の嬉しいことがあります。





   
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Posted by 大屋誠 at 11:06Comments(0)上松町

2023年03月22日

旅立ちの時(その1 上松中学校卒業式)

 令和4年度上松中学校卒業式が行われ、3年振りに参列することが出来ました。今年の卒業生は男子16名、女子13名、計29名です。
 昨年度までは来賓も招待出来なかった状況で送り出す側としては言葉もかけられず大変寂しいものでしたが、ようやく3年前と同じ様に式典が挙行できました。
△担任の先生に先導され拍手の中入場しました。


△秋山校長先生から卒業証書が授与されました。秋山校長先生にとっても最後の卒業式です。


 私からお祝いの言葉として、「この3年間、学習にクラブ活動に大きな制約がある中で乗り越えて来た。皆さんは人の命、思いやる心という大事な事を学んだ。いつかは自分の子どもたちに笑って話せる時が必ず来る。」という事を話しました。
 加えて“種の起源”を提唱したダーウインの言葉で有名な「強いもの、賢いものが生き残るものでは無い。変化が出来るものが生き残る。」という言葉を引用してそういう時代に私たちは生きて来たと話しました。
 また、上松を誇りに思い、上松を愛して欲しい。ここを出て行く人もいるかと思うが、いつの日か出来れば必ず戻って魅力ある地域づくりを一緒にやって欲しいと呼びかけました。
 秋山校長先生以下教職員の皆様には、ただでさえ多感な時期の若者を難しい問題が山積する中で育てて頂いた事に町民を代表して心から御礼申し上げました。
 最後に『卒業生の未来に光あれ‼︎」とお祝いの言葉を結ばさせて頂きました。
△今日を最後に旅立つ若者たち


△校歌を刻んだ碑が今日も生徒を見守ります。




  
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Posted by 大屋誠 at 17:28Comments(0)上松町

2023年03月09日

未来に繋げる地域公共交通

 昨日のJRの交通対策要望に続き、今日は『上松町地域公共交通活性化協議会』が開催されました。
 この協議会は高齢者や学生など移動するのに制約を受ける方たちの大きな手段であるコミュニティバスの運行について利用者、交通事業関係者、行政機関等がそれぞれの立場で参画して構成されています。
 本日の会議では「上松町地域交通の再整備にかかる基本方針」(案)が示され、町の将来的な人口や利用実態などを数値的なもので説明され、一部運行区間についてデマンドタクシーへの転換が必要とされ、令和五年度において実証運行をする基本方針が了承されました。
 その後、具体的な実証運行案の説明があり、7月から行う事やそれに向けての住民説明会の開催など今後の予定について協議されてこれを了承しました。
 試験運行に当たっては様々な課題が出てくるものと思いますが、町民の皆様には、ご理解とご協力をお願いします。
△協議会の様子。



   
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Posted by 大屋誠 at 15:35Comments(0)上松町

2023年03月09日

進むリニア新幹線名古屋駅工事

 8日、木曽地域交通網対策協議会としてJR東海への要望に合わせてリニア新幹線の名古屋駅計画と現状をお聞きする機会を頂きました。
 リニア新幹線は『超電気浮上式』という物で車輌本体を浮き上がらせて磁石の原理で時速505キロメートルという高速走行を実現し、品川から名古屋間を40分、同じく大阪間を67分で結ぶ計画で進んでいるとの事です。
 東京と関西の285.6kmを7兆円という経費をかけて結ぶ国家プロジェクトで、旧くなってきた東海道新幹線を補完するとともに、予想されている東南海トラフによる地震が起きた際の人の流れや物流を確保する目的で現在進んでいるとの基本的な事などをお聞きしました。
△JR職員の説明の様子


 リニアの計画は1990年2月に国から地質調査するように始まったそうで、既に33年が経過しています。走行区間のほとんどがトンネル区間で長野県内52.9kmのうち48.5kmがトンネルだそうです。
 現在工事が進んでいる名古屋駅は在来線と新幹線が南北に並行して14線が走っていますが、それに対してリニアは東西に走り直交する形で駅ができるそうです。狭い空間での工事や高さが制限されるために市の中心部である現在の駅の下で掘削する事は大変な工事であることが分かりました。
 また地層も説明者が曰く『ミルフィーユ』の様な幾層もの軟弱な地盤があるとの事でした。JRセントラルタワーズから望む景色は下から見るのとでは違って工事の進捗がよく分かるものでした。
△上から見た風景。新幹線もジオラマの様に可愛く見えました。


 新駅は全体で900mで、内450mが実際のホーム部分になるそうです。土地の取得は西側は全て終わり、東側も約90%が終了しているそうです。
 完成は東京ー名古屋間が2027年を目標にしていましたが、一部に未調整区間もあり見通しが難しいとの事でした。
 その後、JR東海太閤ビルに場所を移して『通勤通学の利便性の向上』、『乗継時間の待ち時間の解消』、『利用者の利便性向上』、『観光誘致、復興支援』について要望活動を実施いたしました。
 また、協議会には塩尻市も参加しており、百瀬市長さんからも運行について要望されました。
△要望書提出


 私からは昨年11月の町制100周年式典当日に合わせてJRが実施した“さわやかウオーキング”において臨時列車や臨時停車して頂き賑わいを出して頂いた事に御礼を申し上げるとともに、現在、駅ホームの2,3番線に草が生え枯れ草が生い茂っているので、観光客など駅利用者をお迎えする「町の顔」として整備して欲しいと要望しました。  
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Posted by 大屋誠 at 15:03Comments(0)上松町

2023年03月03日

企業版ふるさと納税感謝

 3日、町が進めている『木工とデジタルと木曽の森をつなぐ持続可能な町づくり』を推進するために高額のご寄付を頂いた東武トップツアーズ株式会社に対して感謝状を贈呈させて頂きました。
 東武トップツアーズ中部統括部長の所真司部長さん、伊那支店の経田寛支店長さんに今回の縁を繋いで頂いた企業版ふるさと納税マッチングサポートの利重和彦部長さんをお迎えしての感謝状贈呈式となりました。
 自己紹介の後、今回の寄付に当たっての経過の話がマッチングサポートの利重部長さんからありました。東武トップツアーズさんから持続可能な地域づくりを進める自治体を支援したいがという推薦の依頼があり、かねてから町コーディネーターの小林信彦さんから聞いていた話を覚えておりマッチングして今回の高額の寄付に至ったとの事でした。
 マッチングサポートさんは全国から70の自治体から企業版ふるさと納税の登録があり、実績は2億2千万円を超えるとの事で、その中の一つとして上松町が選ばれたとの事でした。また、カーボンニュートラルを目的とする事業としては初めての事という紹介がありました。
 東武トップツアーズさんは総合旅行業を事業としており、新型コロナの影響で事業経営も厳しい折にも関わらずこうした御寄付を頂いた事に心から感謝申し上げます。
 懇談の中で森林浴発祥の地として観光に力を入れている事、2年後には伊勢神宮の御神木祭がある事などで、これをご縁にして頂いて旅行企画などご提案頂いたり、それを町や観光協会としても支援したりするなどお互いwin-winの関係になればなど話が弾みました。
△贈呈式の様子


△所統括部長さんとの記念写真


△皆さんで記念写真


 企業版ふるさと納税は経済の見通しが不透明な中ではありますが、持続可能な地域づくりに理解がある企業さんがいる事は事業を推進するに当たって勇気づけられました。
 今回の御寄付を貴重な財源として事業を進めて参りますので、今後ともよろしくお願いします。
   
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Posted by 大屋誠 at 13:49Comments(0)上松町